「謎の狙撃者殺人事件・前編後編」のあらすじと真相です。アニメオリジナルのこのエピソードでは、力士の優勝パーティーで代議士が狙撃されます。
あらすじ
毛利小五郎、蘭、コナンは力士の優勝パーティーに参加していた。小五郎は探偵料代わりに祝賀会のパーティー券を押し付けられたため、なんとか元を取ろうと必死だった。そんな小五郎に田中幸子という若くて綺麗な女性が声を掛けてくる。
幸子は石本誠二の秘書で、石本は石本精機のCEOだった。石本は脅迫状を受け取っており、その相談のため、幸子は小五郎に声を掛けたという。
貴様は生きている価値のない人間だ
必ず俺が殺してやる
石本のボディーガードを小五郎が引き受けた頃、コナンは会場で怪しいサングラスの男をみかける。すると、会場の照明が落ち、代議士の高田正雄にスポットライトが当たる。高田代議士はパフォーマンスのため、秘書の先導によってあちこち歩き回り、通りすがりに石本と挨拶を交わした。その時、銃声が会場に響き、弾丸は石本の肩をかすめて高田に命中。高田は命を落としてしまう…。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
登場人物
コナン、蘭、小五郎、目暮警部、高木刑事以外には、下記のキャラが登場します。
- 石本誠二(いしもと・せいじ)
石本精機のCEO・代表取締役 - 田中幸子(たなか・ゆきこ)
石本の秘書 - 高田正雄(たかだ・まさお)
被害者。衆議院議員 - 新倉常章(にいくら・つねあき)
高田の秘書。名刺を受け取った際に何かを落としている - 平岡志郎(ひらおか・しろう)
ピラニアの平岡。パーティー会場にいたサングラスの男。狙撃事件後に階段から転落して死んでしまう - 柴田健一(しばた・けんいち)
事件後にパーティー会場で田中と話していた男性。後編で幸子の恋人だと判明する。柴田の父親は石本の企業が原因で自殺に追い込まれている
真相(ネタバレ注意)
真犯人は秘書の新倉です。平岡が石本を狙って狙撃したところ、弾がそれて高田代議士に命中してしまったと考えられていましたが、犯人のねらいは高田の殺害でした。
犯人の新倉は高田を殺すために、平岡を仲間に引き込み、石本に脅迫状を送っています。狙撃事件後に平岡を事故にみせかけて殺したのも新倉です。
トリック
新倉はピンスポットライトに拳銃を貼り付け、遠隔操作で発砲しています。ピンスポットライトは高田代議士の動きに合わせて動いていたため、弾さえ発射できれば代議士に命中します。
新倉は拳銃の引き金に糸をつけ、モーターで糸を巻き取ることで引き金を引いています。モーターのON/OFFは小型の発信機で行なっており、ボタンを押せば銃弾が発射される仕組みです。
共犯者の平岡はスポットライトに貼り付けた銃やモーターなどを回収する役割だったため、銃撃が起きたときコナンに目撃されています。
事件後、平岡が銃などを隠したため、新倉は凶器を見つけ出すことができませんでした。そこで、小型発信機を平岡の社長の部屋に隠して、平岡に罪をきせようとします。
決定的な証拠
平岡は名刺を受け取ったときに、発信機を落としています。このとき乾電池が落下の衝撃で外れてしまったため、素手で乾電池を触っています。仮に石本社長の発信機だとしたら、新倉の指紋が電池に付着しているのはおかしいです。
結末
毛利小五郎の恋は儚くも散る…とおもったら、美人が人探しのために毛利探偵事務所を訪ねてくる。小五郎はたちまち元気になり「人探しだろうが、荒らさしだろうが、おちゃのこさいさい、お茶漬けサラサラ」と意味不明なことを言う。
感想と考察
ピラニアの平岡が捨て駒でしかなかったです。遠隔操作で拳銃を発砲したのに、事件後すぐに拳銃を回収しに行ったら意味ない気がします。ということで平岡は罪をなすりつけられて死ぬ運命にあったようです。

