『密室る・とじる(ガリレオ第2シーズン6話)のあらすじ、ネタバレです。つり橋から転落して死亡した女性の死に対して、山歩きのイベントに参加した岸谷がイベントの主催者である女性研究者を疑います。
あらすじ
野木裕子という女性研究員が主催する山歩きイベントに参加した岸谷美砂は、参加者の一人がつり橋から転落死するという事件に遭遇します。死亡したのは篠田真希という女性で、野木の同僚でした。彼女はペンションに到着後、ずっと部屋で休んでおり、夕食時、心配した野木が彼女の部屋を訪ねますが、応答はありませんでした。野木は岸谷ともにベランダへとまわり、室内の様子を確認しますが、部屋は暗く窓には鍵がかけられていました。その翌日、死体がペンション近くの川で発見されます。警察は飛び降り自殺と判断しますが、岸谷は、野木が入浴時に浴室から抜け出し犯行に及んだと考え、他殺を疑います。

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登場人物
湯川と岸谷、その他準レギュラー(栗林、太田川など)以外の登場人物です。
- 野木祐子
企業の研究員。山歩きイベントの主催者 - 篠田真希
被害者。野木の同僚で、同じく研究員 - 藤村伸一
ペンションのオーナー
事件のまとめ
篠田の死の真相が謎です。野木が犯人であるならば、その手口が不明です。
夕食時、野木が篠田の部屋を訪れたときドアには鍵がかかっていました。これを岸谷も確認しています。そして、窓も施錠されていました。このとき、野木は篠田が部屋の中にいると言っています。つまり、篠田はまだ生きていたと考えられます。この一時間ほどあとに、オーナーが篠田の部屋の窓が開いていることに気付き、室内に誰もいないことを確認します。このことから、篠田が死んだのは、野木と岸谷が窓を確認し、その後、オーナーが開け放たれた窓に気付くまでの間と考えられます。
この犯行時刻に、野木や岸谷は入浴し、一人になっていました。
岸谷が野木を疑う科学的根拠というのは、岸谷が入浴した際、体に付着した気泡です。その日、一番風呂は野木でした。そして、風呂上りに野木は「湯舟で寝そうになった」と発言しています。ところが、岸谷が入浴すると、体に気泡が着きました。気泡は湯舟に最初に使った人物にしか付着しません。そのため、野木は湯舟に浸かっていないということになります。
伏線
事件の真相を暴くヒントです。
野木が入浴時に犯行に及んだとして、それが時間的に可能なのかどうかを湯川は検証しています。野木が風呂場にいたとされる時間は約20分です。しかし、この20分間で、ペンションからつり橋に向かって、再びペンションに戻ってくることは不可能でした。
ネタバレ
岸谷がみた窓の鍵はホログラムでつくられていました。実際、窓は施錠されておらず、部屋の中には誰もいませんでした。このとき既に被害者は死亡しており、犯人は野木です。動機は仕事上の嫉妬でした。
犯人の野木は予め鍵が施錠されている状態のホログラムフィルムを用意していました。このフィルムを窓ガラスに貼り、懐中電灯の光を当てて再生することで、鍵がかかっているように見せていました。
ガラスに貼ったシールは、入浴時、風呂場から抜け出し回収しています。このとき、部屋の窓を開け放ち、スリッパを回収することで、被害者が窓から出て行ったと関係者に思わせました。
結末
トリックを暴いた岸谷は野木を追い詰め、自供させます。その後、湯川は美人とかわいいは根本的に違うものだといって、岸谷を追い詰めます。
感想
「密室る(とじる)」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「ガリレオの苦悩」に収録されている「密室る」をもとにしたドラマとなっています。
被害者が生きているようにみせるために密室を作るというエピソードでした。

