ミステリー小説(推理小説)で読書感想文を書く時の注意点や書き方などをご紹介します。映画化もされた『かがみの孤城』なんかは読書感想文に向いていると思います。
推理小説で感想文を書く場合、謎解きを楽しみながら書くというのが面白いかもしれません。ここでは、動機に注目する書き方も紹介しています。

謎解きを楽しみながら書く
小説に書かれている謎について自分なりに推理する感想文です。全部読み切る前に「犯人は誰だと思ったのか」「その理由は何か」などをまとめておく必要があります。そして、最後まで読んだあとに、答え合わせをします。間違っていも問題はありません。
おさえておきたい項目
以下の三点をまとめておくと感想文が書きやすくなります。
- 謎
小説でえがかれて最も重要な謎をみつけましょう。謎は「犯人は誰か」というのが多いです。その他、どうやって殺したのか、なぜ殺したのか、なども謎になっている場合が多いです - ヒント
小説には、真相につながるヒントが隠されています。指紋などの証拠、事件に巻き込まれた人達の証言などがヒントになります。ただし、犯人がわざと残した証拠があったり、嘘をついている人がいるかもしれません。
このヒントを使って、謎について推理します。『凶器にAさんの指紋があったから、犯人はAさん』のように、ヒントを利用します - 真相
犯人や手口、動機などです。通常は最後に明らかになります。自分の推理と答え合わせをして、間違っていたところなどを明らかにします
動機に注目して書く
殺人事件の場合、動機というのは、言い換えると、人を殺した理由です。盗難の場合は物を盗んだ理由、放火の場合は火をつけた理由です。
罪を犯すというのは、とても異常なことです。しかし、それは、もしかしたら、自分もそうしないといけない時がくるかもしれません。そんな風に考えて、動機について、自分の思ったことを感想文にします。
例
小説の中で、犯人が自分の大切な人を奪われたから、その人を奪った人物を殺したとします。動機は大切な人を奪われたからです。
もしも自分が、両親や恋人など、大切な人を殺されたら自分はどうするか?というの考え、感想文にするというのが一例です。
下記のページで世界で最も売れた推理小説として有名な『そして誰もいなくなった』の感想文をご紹介しています。
注意点
推理小説で読書感想文を書いても大丈夫かどうか確認した方がいいかもしれません。せっかく書いたのにやり直しになってしまったら、悲しいからです。
推理小説は娯楽性の高い小説です。そのため、読書感想文の対象としては、ミステリーのようなエンタメ小説よりも、教科書に載っていそうな小説の方が先生などに好まれる場合もあります。もしも、推理小説で読書感想文を書いてはいけないと思うのであれば、他の作品を選んだ方がいいと思います。
推理小説で描かれているのは、殺人、盗難などの犯罪です。海外では犯罪小説と呼ばれたりします。読書感想文は自分の体験や考えを書くのが普通です。犯罪はそうそう起きる者ではなく、積極的に巻き込まれたいものでもないので、経験が乏しく共感するのが難しいです。というわけで、むしろ推理小説の読書感想文は難しくなったりします。
以上のような事情があり、やはり、ミステリーは犯罪をテーマにしている場合がほとんどです。小中高生が犯罪の感想を書いている状況を好ましく思わない大人もいると思いますので、やっぱり、推理小説で問題ないのか確認した方がいいと思います。

