『演技る・えんじる(ガリレオ第2シーズン8話)』のあらすじ、ネタバレです。とある劇団の代表が自宅のマンションで何者かに殺害されます。第一発見者は劇団の女優で、彼女には完璧なアリバイがありました。
あらすじ
人気劇団の代表:駒田良介が自宅で何者かに殺害されます。駒田からの無言電話を不審に思った劇団の女優:神原敦子と衣装係の安部が、駒田のマンションを訪ね死体を発見しました。現場は密室状態だったため、警察は合鍵を持っていた神原を疑います。しかし、犯行推定時刻は神原と阿部が被害者から電話を受けた19時30分頃で、この時、神原は安部と一緒にいたため、完璧なアリバイが成立していました。
岸谷から事件の相談を受けた湯川はアリバイトリックを見抜き、その方法を実演してみせます。
トリックを見破った岸谷は神原を問い詰めますが、神原は19時頃に駒田の家へ行ったが留守だったと供述します。実際、被害者の携帯から、自宅からは撮影することができない花火の写真が見つかります。写真の撮影日時が19時10分頃だったことから、神原が駒田の家を訪ねたとき駒田は留守だったことが証明されます。

©ガリレオ
登場人物
湯川と岸谷、その他準レギュラー(栗林など)以外の登場人物です。
- 駒田良介
被害者。劇団の代表 - 神原敦子
女優。実は被害者と付き合っていた - 安部由美子
劇団の衣装係
事件のまとめ
駒田殺害の犯人は神原です。しかし、どのようにして、花火の写真を用意したのかは不明です。
駒田の部屋では、北側の窓から花火が見えました。部屋には南側にも大きな窓があり、月は見えましたが、花火は見えませんでした。しかし、駒田の携帯に残されていた写真には、月と花火が同時に撮影されていました。この写真は、トリックを使わない限り、駒田の部屋から撮影することはできません。
そのため、警察は花火が南側にみえる場所から撮影されたと考え、該当する場所は、マンションから離れていました。
電話のトリックは、犯行後、被害者の携帯電話を持ち出し、その電話で、自身と安部に電話をして、被害者からかかってきたようにみせていました。死体発見時、被害者の携帯をそれとなく死体のそばに置いておけば、被害者からの電話であることがもっともらしくなります。
伏線
写真のトリックを解くヒントです。湯川は被害者の部屋の窓を調べています。これはホコリやチリの付着具合を確かめているようです。どうやら、テレビにはホコリなどがほとんど付着していないようです。
ネタバレ
神原は南の窓に映り込んだ花火を撮影していました。つまり、被害者の部屋から撮影した写真ということになります。
犯人は南の窓に花火を映り込ませるため、鏡を利用しています。部屋に大きな鏡はありませんでしたが、実は、鏡面フィルムを貼ったテレビが鏡になっていました。犯行後、犯人はこのフィルムをはがして処分し、証拠を隠蔽しています。しかしながら、テレビにホコリなどがほとんど付着していないという証拠を残していました。
結末
罪は演技にいかせると話し反省する様子をみせない神原に、湯川は自己満足という言葉を贈ります。
感想
「演技る(えんじる)」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「虚像の道化師ガリレオ7」に収録されている「演技る」をもとにしたドラマとなっています。
電話のトリックはわかりやすかったとように思います。写真のトリックも、タイトル画面にヒントがありました(冒頭の画像参照)。
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