「疑惑の天体観測」のあらすじと真相です。アニメオリジナルのこのエピソードでは、天体観測の最中に大学院生が死亡してしまいます。
あらすじ
コナン、蘭、園子の三人は長野県で天体観測をしていた。流れ星が流れる中、三人組の大学院生が園子達の前に姿を現す。江田和彦、野中浩一、秋本広志は東都大学の大学院に通う学生で、野中はスター・パイオニア賞(架空の賞)を史上最年少で受賞した有名人だった。野中と秋本は天体写真をとるため、すぐ近くにあるテレビ電波の中継塔で撮影をしているという。
午後11時50分――蘭、園子、コナン、江田の四人は人工衛星を見るため夜空を見上げていた。そこに秋本がやってきて合流する。午前0時15分になり、中継塔を確認すると、野中らしき人影がみえた。頑張っているらしいの中だったが、その直後、野中は中継塔から落下してしまう。
午前0時25分――コナン達が中継塔に駆けつけ、野中浩一の遺体を発見。警察による捜査が始まり、不慮の事故と判断される…。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
登場人物
コナン、蘭、園子以外には下記のキャラが登場します。
- 野中浩一(のなか・こういち)
転落死した男性。長髪。大学院二年生。天文分野のノーベル賞と呼ばれるスター・パイオニア賞を最年少で受賞した - 秋本広志(あきもと・ひろし)
大学院二年生。眼鏡 - 江田和彦(えだ・かずひこ)
大学院二年生。やや太め
真相(ネタバレ注意)
事故死と考えられていた野中ですが、秋本による他殺でした。野中がスター・パイオニア賞を受賞した論文は実は秋本との共同研究でしたが、野中は研究をひとり占めし、自分だけの成果にしていました。このことに腹を立てた秋本は、野中の殺害を企てます。
トリック
秋本は蘭達と合流する前(午後11時50分よりも前)に野中を突き落として殺害し、その後、中継塔に人形を準備しています。その後、秋本は蘭達と合流し、タイミングを見計らって中継塔に視線を誘導し、人形の落下を目撃させていました。詳しい構造は不明ですが、人形はタイマーで落ちる仕組みになっています。
つまり、コナン達が目撃した野中の落下は人形が落下する様子で、このとき既に秋本は死亡していました。
秋本はいち早く現場に駆け付け、落下した人形を隠しています。秋本の車のすぐ後ろに、コナン達が乗った車が走っていたため、人形を片付ける時間はないように思えましたが、秋本は人形の上に車を駐車し、人形を隠していました。駐車後、死体発見の混乱に乗じて、車の下にある人形をトランクに入れています。
決定的な証拠
主な証拠は二つです。
- 秋本が撮影していた天体写真には流れ星が写っていたが、野中の写真には写っていなかった(秋本は野中の写真を前日に撮影していた)
- 死体発見後、秋本が野中のカメラをいじったとき、シャッターの閉まる音がしなかった
結末
コナンに眠らされた鈴木園子は見事に事件を解決してみせる。推理ショーのあとも眠り続けた園子が目を覚ますと、既に夜が明けていた。そして「私の星の王子様が逃げてっちゃた―」と嘆く。「逃げるって、それじゃあ」
感想と考察
シャッターの音は確かにしていなかったです。機械音が伏線になっているって小説では表現しにくそうだなと思ったりします。

