赤毛の謎
「赤髪連盟」のあらすじ、登場人物、真相などをまとめています。ロンドンに住む健康な赤髪の男性だけが入れるという謎の組合が登場します。
あらすじ
質屋の店主であるウィルソンは雇ったばかりの従業員に勧められ、赤髪連盟の募集に応募します。見事合格したウィルソンは破格の報酬を受け取り、決まった時間に決まった場所で百科事典を書き写すという仕事を始めます。
ある日、ウィルソンが出勤すると「赤髪連盟解散」のメモが扉に張られていました。そして、赤髪連盟の一員であるダンカン・ロスも行方をくらまします。
不可解な出来事に遭遇したウィルソンは事の次第をシャーロック・ホームズに相談し、連盟に興味をもったホームズは事件の捜査に乗り出します。
注目のシーン
依頼人の話に笑い転げるワトソン博士とシャーロック・ホームズ。
ドラマ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 赤毛組合 (短編) |
| No. | シーズン2 第5話 |
| 放送日 | 1985/09/22 (日曜日) |
原題
「The Red-Headed League」(赤髪連盟)
グラナダ版ドラマのタイトルは赤髪連盟ですが、原作は赤毛組合、赤毛連盟などと訳されることがあります。
登場人物
シャーロック・ホームズ、ワトソン以外の主な登場人物です。
ジェイベズ・ウィルスン
依頼人。質屋の店主。
ヴィンセント・スポールディング
質屋の従業員。写真が趣味。
ダンカン・ロス
赤髪連盟の組合員。
ジェームズ・モリアーティ
モリアーティ教授。ロンドンに暗躍する悪党一味の統領。
小説にモリアーティ教授は登場しません。
謎
赤髪連盟の目的、赤髪を募集する理由などが事件の謎です。
赤髪連盟
赤髪連盟の応募資格や仕事内容は不可解な点が多いです。
応募資格
健康で21歳以上、なおかつ赤髪の男子であることでした。
新聞に広告を出したため、大勢の赤髪成人男性が集まります。選ばれたのは依頼人のウィルソンでした。
仕事内容
仕事の内容は、赤髪連盟の事務所で百科事典を書き写すだけでした。それにも関わらず、報酬は破格の週4ポンドです。
1890年頃、4ポンドは現在ポンドに328ポンドです。2024年3月のレートで円に換算すると6万円ほどになります。
質屋の従業員
スポールディングは雇われたばかりの従業員です。相場より低い賃金にも関わらず、質屋で働いています。
真相
赤髪連盟はウィルソンを質屋から遠ざけるための口実でした。赤髪連盟のねらいは質屋の地下に銀行へ通ずる穴を掘り金貨を盗むことでした。
赤髪連盟の正体
赤髪連盟はジョン・クレーという悪党がウィルソンを質屋から遠ざけるためにつくりだした組織です。ジョン・クレーはダンカンロスという仲間と共に、銀行の金貨を盗もうとしていました。ウィルソンが連盟に選ばれた理由はウィルソンの質屋にそばに銀行があったためです。質屋から銀行へ通ずる穴を掘るためには、店主のウィルソンが邪魔でした。
従業員
従業員のスポールディングとジョン・クレーは同一人物でした。スポールディングは確実に雇われるため、賃金を相場の半分にして応募していました。写真を現像するため地下にこもっていたようですが、本当は穴を掘っていました。最初、依頼人に赤髪連盟を教えたのもスポールディングでした。
結末
シャーロック・ホームズはウィルソンが赤髪連盟に雇われた理由を見抜き、さらにジョン・クレーによる金貨強盗も推理します。そしてホームズは、銀行の地下で張り込みをし、盗みに入るジョン・クレーを捕まえます。
ホームズはモリアーティ教授の関与をにらみます。しかし、犯人から決定的な証言は手に入れることができません。
次のエピソードでモリアーティ教授が登場します。
感想
「赤髪」は「あかがみ」と読むのに慣れていますが(世代によります)、このエピソードのタイトルは「あかげ」と読みます。
この記事のまとめ
シャーロック・ホームズの冒険「赤髪連盟」のあらすじ、真相をご紹介しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼 | 解散した連盟の調査 |
| 犯人 | スポールディング |
| 謎 | 連盟の存在理由 |
| トリック | 赤毛という口実 |

