殺人パーティー|あらすじ・感想・ネタバレ注意【アガサ・クリスティーの謎解きゲーム】

ドラマ第11話『殺人パーティー(Murder party)』のあらすじ、感想です。『予告殺人』を原作にしたエピソードで、このお話が〈謎解きゲーム〉シリーズの最終話となります。

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あらすじ

新聞広告に殺人パーティー開催のお知らせが掲載されます。場所はサルヴァン牧場で、誰もが余興だと思っていましたが、本当に、殺人事件が起きてしまいます。
死んだのはホテルのウェイターで、クルト・ヴェンゲンという名前の男性でした。牧場主であるレティシア・サルヴァン夫人はクルトが勤めるホテルに宿泊したことがあり、いちおう、顔見知りのようでした。

クルトは当初、「新聞広告を出して盗みに入ったが、誤って自分を撃って死んだ」と考えられていました。あまりにも意味不明な状況ですが、ロランス警視の上司トリカードは捜査を打ち切ろうとします。ところが、クルトの恋人で、アリスの同僚でもあるジョゼットが殺害されてしまいます。

調べてみると、サルヴァン夫人は多額の遺産を相続していました。その遺産は問題なく相続されたかというとそうではなく、実は、エマという相続人が存在していました。このことから、遺産目当てで、サルヴァン夫人の命が狙われたと考えられます。事実、夫人は殺人パーティー事件のときに耳を負傷していました。

登場人物

名前だけ登場する人物や、すぐに殺されてしまう人物がおり、登場人物はやや多めです。

  • レティシア・サルヴァン夫人
    牧場主。ゾンタグという大富豪の秘書だった。ゾンタグの死後、多額の財産を相続する。妹がいたが、既に亡くなっている。
  • オデット
    サルヴァン夫人の友人。牧場の居候
  • フィリピーヌ
    厩務員。牧場の居候。息子と離れて暮らしている
  • アントワネット
    サルヴァン夫人の姪。
  • マルセル
    サルヴァン夫人の甥。アントワネットの弟。
  • グリーンウッド
    牧場の隣人。細い女性。教員。
  • ブブル
    牧場の隣人。ふくよかな女性。グリーンウッドのパートナー。
  • クルト・ヴェンゲン
    被害者。ホテルのウェイター。殺人パーティーにやってきて死亡する。
  • ジョゼット
    被害者。クルトと恋人。アリスの同僚。新聞社で殺害される。
  • ゾンタグ
    故人。大富豪。レティシアが秘書を務めていた。
  • エマ
    ゾンタグの昔の恋人。ゾンタグとの間に生まれた娘がいるらしく、母娘で相続権を主張していたが、認められなかった。

E・マイヨールという名前の監察医。ロランス警視が恋に落ち口説きますが、女性への威圧的な態度を見抜かれて、振られます。そのあと、アリスを使ってマイヨールに『ロランスの良い評判』を吹き込み、印象操作を試みます。お互いに認め合うような関係になりそうでしたが…。

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ネタバレ

クルトが殺人パーティーで死亡し、恋人のジョゼットも殺されます。さらに、誕生日にオデットが毒殺され、ブブルも何者かに首を絞められて重傷を負います。
クロト、ジョゼット、オデットを殺し、ブブルを襲った犯人はレティシア・サルヴァン夫人でした。夫人はレティシアと認識されていましたが、実は妹のシャルロットで、妹が姉になりすましていました。

姉の財産を手に入れたサルヴァン夫人でしたが、ウェイターにバレてしまいます。ウェイターとその恋人を殺害したのは口封じのためであり、どうやら金を要求されていたようです。なお、サルヴァン夫人は、撃たれたようにみせるため、自分で自分の耳を傷付けていました。
オデットはサルヴァン夫人の正体を知っていました。秘密を守っていたオデットでしたが、ロティとレティを言い間違えることが多かったため、殺されてしまいます。
ブブルは殺人パーティーのときに、サルヴァン夫人の姿がみえなかったことに気付き、襲われています。

関係者の秘密

関係者の中に、秘密を抱えていた人物がいます。

  • フィリピーヌ
    息子のために、夫は死んだことにしていた。その夫が牧場にやって来て金を無心した。
  • アントワネットとマルセル
    サルヴァン夫人の姪と甥ではなく別人。本物は外国にいる。アントワネットになりすましていた女は、ゾンタグの相続人と考えられていたエマの娘で、マルセルは恋人。
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感想

最後、犯人のサルヴァン夫人は警官の拳銃を奪って自殺してしまいます。馬のフラッシュも道連れでした。馬は殺さなくても良かったんじゃないかと思いますが、狂ったほど馬に惚れこんでいたのかもしれません…。うーん、馬を愛しているなら殺さないような気もしますが、身勝手な女性だったのかもしれません。

これで『アガサ・クリスティーの謎解きゲーム』は終わりです。
アガサ・クリスティーのミステリーが原作になっており、どのエピソードもだいたい原作通りの内容でした。私は原作の内容を知っていたので、ミステリー部分に新鮮さはなかったですが、ロランス、アリス、マルレーヌの活躍をもっとみたいなと思いました。原作は『予告殺人』で、物語の内容はとても似てます。

ロランス警視の恋は、マイヨールがアメリカに異動になって終わります。マイヨールは結婚しているらしく、異動は夫の都合らしいです。難事件を解決してきた警視ですが、最後は、アリスとマルレーヌに笑われてました。

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