「黒の組織10億円強奪事件」のあらすじと真相です。アニメオリジナルのこのエピソードでは、黒の組織のジンとウォッカ、さらに、宮野明美も登場します。
あらすじ
毛利小五郎や蘭と共に銀行にやって来たコナンは、受付で業務をこなす広田雅美をみかける。コナンは雅美といつの間にか知り合った様子だった。
広田雅美が席を外し、コナンも銀行を後にする。すると、奇妙な音が耳に入ってくる。音の方向へ向かうと、銀行の専用駐車場で二人組の強盗犯が現金輸送車を襲っていた!コナンは逃亡する強盗犯の車を追うが、逃げられてしまう。
銀行の被害額は10億円だったが、幸い、死者は出ず、警備員は軽い怪我で済んでいた。
警備員の一人・岸井の証言はコナンの認識と異なる点があった。さらに、ちょうど席を外していた広田雅美も怪しかった。
強盗事件として捜査が進む中、犯人と思しき人物が自宅で殺害される。警部員の岸井も路上で銃殺され、岸井が強盗の共犯者なのは間違いないようだった。いくつかの証拠から二人組の強盗犯のうち残る一人は広田雅美と考えられる。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
登場人物
コナン、蘭、目暮警部、高木刑事、鑑識のトメさん以外には、下記のキャラが登場します。
- 広田雅美(ひろた・まさみ)
銀行員。コナンの知り合い。本名は宮野明美(みやの・あけみ) - 岸井(きしい)
銀行の警備員。強盗の共犯者だった - 貝塚士郎(かいづか・しろう)
銀行強盗犯の一人。元レーサーで運転技術に優れる - ジン
黒の組織の男 - ウォッカ
黒の組織の男
真相(ネタバレ注意)
広田雅美の正体は黒の組織の宮野明美で、明美は妹を取り戻すために、組織の命令に従って銀行強盗を実行していました。なお、貝塚と岸井は明美が誘った人物ですので、黒の組織のメンバーというわけではないのかもしれません。
強盗犯の貝塚と共犯者の岸井を殺害したのは黒の組織です。明美に罪をなすりつけるために、口紅などの証拠をあえて残しています。
トリック
銀行強盗は警備員の一人が共犯者でした。警備員は共犯の事実を隠そうとしていましたが、目撃者(コナン)の証言と食い違いが生じています。警備員は銃撃されていろいろとやった後に現金を運んだと話していましたが、目撃者は銃声の後すぐに現金が運ばれたと話しています。
強盗犯の殺人については、真犯人が逃走車や現場に口紅という証拠を残すことで、無実の人物に濡れ衣をきせようとしています。
ただ、マスクに付着した口紅の位置が不自然だったり、殺人現場に口紅を落とすという不注意さがあまりに不自然だったりと、違和感のある証拠が目立ちます。
結末
宮野明美はジンとウォッカに殺されてしまう。明美はコインロッカーに10億円を入れたバッグを隠していたのだが、そのコインロッカーの鍵も組織に奪われてしまう。ところが、その鍵は偽物で本物は駆け付けたコナンに託される。その後、警察の手によって10億円は無事に回収される。強盗犯は逃げ切れないと考えて自死した宮野明美ということになる…。
感想と考察
宮野明美は灰原哀のお姉さんですので、とっても重要な登場人物です。そんな明美が黒の組織に殺されてしまうエピソードです。

