『曲球る・まがる(ガリレオ第2シーズン4話)』のあらすじ、ネタバレです。野球選手の妻が実家で火災に巻き込まれ、一酸化炭素中毒で亡くなります。警察は放火として事件を捜査します。
あらすじ
戦力外通告されたプロ野球選手柳沢忠正は湯川学と共に、科学の面から投球を検証していました。そんな中、柳沢の妻が実家で火災に遭い亡くなります。岸谷は放火として捜査を進め、犯人を追います。
柳沢は死んだ妙子と口論になり、3週間ほど前から別居状態でした。さらに彼は、戦力外となった夫に愛想が尽き、妻は不倫に走ったと疑っていました。しかしながら、柳沢には湯川達と一緒だったというアリバイがありました。岸谷は班員として、不倫相手を探そうとします。

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登場人物
湯川と岸谷、その他準レギュラー(栗林、太田川など)以外の登場人物です。
- 柳沢忠正
プロ野球選手。被害者の夫。戦力外通告を受け、所属球団を探している - 柳沢妙子
被害者。夫と口論となり、家を出て行く - 宗田祐輔
柳沢の練習パートナー
事件のまとめ
火災の原因は石油ストーブです。物置にしまい込んであったストーブには、灯油が入ったままとなっており、これが出火元となりました。
火災が起きた原因、放火であるならば誰が犯人かというのが謎めいています。また、被害者の行動にも謎があります。夫の柳沢が不倫を疑っており、その不倫が事実かどうか、そして、妻が車に置いていた置時計も謎です。不倫という動機から夫の柳沢忠正が犯人のようにみえますが、柳沢には完璧なアリバイがあります。
伏線
火災の謎と不倫の謎を解くヒント・伏線をまとめます。
- ストーブの着火
石油ストーブは通常の方法で火が着いたようでした。もしも放火犯がいるのならば、被害者の家に忍び込み、物置のストーブのスイッチを押して、火をつけたということになります - 狂った自動ドア
湯川と岸谷は現場付近で、人の姿がないのにも関わらず、勝手に開閉する自動ドアを目撃します - 車の錆
柳沢妙子が使用していた車はボディが異様に腐食しています。柳沢忠正は、急に錆びたような気がすると話しています。のちに、この錆の原因が消火剤であることが判明します。消火剤が撒かれるという事故が起きたのは、あるホテルの駐車場でした - トラック
現場近くの幹線道路をトラックが走っているようです。あるトラックは駐車場で、スプリンクラーから噴出する消火剤を浴びています - 被害者の目撃情報
消火剤の事故を起こしたホテルのカフェで、店員が被害者を目撃していました。被害者は一人ではなく、外国の男性と一緒だったようです
ネタバレ
火災は事故です。ストーブが誤作動し、火災が発生しました。勝手に開いたり閉まったりする自動ドアも、同じく誤作動です。
火災の原因は、トラックに積まれた違法かつ強力な無線電波です。この電波によってストーブが誤作動を起こし、点火スイッチが押されました。このとき、疲れて眠っていた被害者は火のついたストーブに気付かず、逃げ遅れ、一酸化炭素中毒で死亡しました。放火が疑われていましたが、事故死ということになります。
不倫を疑われていた妻ですが、ホテルで会っていた人物は日本でレストランを営む香港人の男性でした。妻はこの男性に、香港の野球について話を聞いていました。つまり、不倫というのは誤解で、本当は、夫が野球をプレイできる場所を探していました。
消火剤の事故があった日、妻は香港人の男性に誕生日プレゼントとして置時計を送りました。しかし、置時計の贈り物というのは文化的に縁起が悪いとされているため、男性は受け取りませんでした。プレゼントを妻が持ち帰ったため、車の中に置時計が置いてありました。
結末
湯川は妻が不倫などしていなかったことを伝えるため、柳沢を中華レストランに招待します。真相を知った柳沢はその場で泣き崩れます。後日、メンタルの問題を解消した柳沢は、素晴らしい投球を披露します。
感想
「曲球る(まがる)」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「虚像の道化師ガリレオ7」に収録されている「曲球る」をもとにしたドラマとなっています。
変化球は事件に直接的な関係はありませんでした。

