秘書がやりました・あらすじ・ネタバレ解説【相棒シーズン2第11話】

相棒相棒2

相棒S2E11『秘書がやりました』のあらすじとトリック解説です。拉致された代議士の焼死体がバラバラの状態で発見されますが、なにやら代議士の秘書が怪しいです…。

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あらすじ

死体を目の前にして、男女三人がなにやら企てている。彼らは共謀してホテルの一室から死体を密かに運び出したらしい…。その後、衆議院議員・蜷川輝正(にながわ・てるまさ)のバラバラ死体が発見される。死体は四肢を切断された上に、こんがりと焼かれていた。秘書によれば、ホテルに滞在していた蜷川氏は拉致されたという。犯人と思しき人物から連絡があったが、そのすぐ後に、バラバラ焼死体となって発見された。代議士の蜷川氏は常に政治家の汚職事件を追及しているような人物で、敵は多かった。そのため、恨みを買った蜷川氏が政治関係者に謀殺されたという認識が広まる。一方、杉下右京は見せしめのために、死体をバラバラにして焼いたにしては議員バッヂが遺留品にないことに疑問を抱く。

項目 内容
監督 和泉聖治
脚本 輿水泰弘
長さ 54分
放送 2004年
1月7日(水)
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登場人物とキャスト

主なゲストをまとめます。

名前 キャスト 説明
三峰涼子 室井滋 第二秘書
吉池昌夫 菅原大吉 秘書
風間ひさし 木下政治 秘書
蜷川輝正 十貫寺梅軒 代議士
蜷川るみ子 今陽子 輝正の妻
蜷川輝明 久松信美 蜷川の息子
香川晃代 山崎えり ホステス

事件と伏線のまとめ

三峰、吉池、風間の三人が代議士の遺体をホテルから運び出したのは間違いありません。ただ、代議士の死因や、バラバラにして焼いた理由はわかっていません。
その後、香川という銀座のホステスの他殺体もみつかります。香川は三峰から500万円の手切れ金を受け取っており、秘書らの関与が疑われます。

  • 蜷川代議士の死因は不明
    • 薬毒物は検出されていない
    • 殺されたのではなく、急性心不全(突然死)だったのではないか
  • 代議士は死後に切断され焼かれた
    • 身元の特定を防ぐために、バラバラにしたり焼いたりしたわけではなさそうである
    • 汚職事件を追及していた代議士はみせしめのために、むごたらしい殺され方をしたのか
  • 蜷川代議士のバッヂが見当たらない
    • 蜷川代議士は議員バッヂを誇りにしていたため、常に身に着けていたが、遺留品にバッヂはなかった
    • 見せしめならば、誇りであるバッヂも焼いたりするのではないか
    • 議員バッヂは第二秘書の三峰が持っている
  • 蜷川るみ子が夫である輝正の『まずいもの』を探している
    • るみ子は夫の不倫を疑っている
    • 地方選出の蜷川代議士は都内のマンションで暮らしており、るみ子いわく、室内に女性の気配があったらしい
    • 代議士は無類の女好き
  • 代議士に脅迫状を送り付けていたとされる男が取り調べを受けている
  • 秘書は代議士のためなら何でもやる
  • 三峰は代議士はホテルでの『お勉強』中に拉致され、犯人らしき人物から電話があったと証言する
    • 三峰は『お勉強』中に女性と密会していたのではないか?という疑問をきっぱり否定する
    • 右京が「女性をみかけた従業員がいる」と鎌をかけるが、三峰はひっかからない(右京の嘘を見破る)
    • 右京は議員バッヂがみつかったと話し、三峰にバッヂをみせる。三峰は明らかに偽物なのに軽く受け流す
  • 銀座のホステスの遺体が自宅でみつかる。凶器は自宅にあった置き物
    • 蜷川の事務所からホステスの口座に500万円が振り込まれている
    • 500万円が振り込まれたのは、蜷川代議士が拉致された日
    • 殺されたホステスは蜷川代議士の愛人
    • 三峰は手切れ金として500万円を支払ったと証言する

ネタバレ

蜷川代議士は愛人のホステスとホテルで『お勉強』中に突然死していました。腹上死ということでつまり他殺でも自殺でもなく病死です。
愛人との行為中に亡くなったというのはイメージがよくないので、秘書らは代議士が謀殺されたようにみせようとしていました。バラバラにしたり、焼いたりしたのはそのためです。

ホステスを殺害したのは妻の蜷川るみ子でした。不倫の証拠を掴んでいたるみ子は、事件後、ホステスに会っていました。このとき、ホステスが警察に代議士の死の真相を伝えようとしたため、るみ子はホステスを殴り殺しています。ホステスが通報しようとしたのは、殺人事件のように報道されたからで、彼女は秘書達の陰謀を知らない様子でした。自分が疑われると思い、真相を証言しようとしたと考えられます。
るみ子の動機は代議士の名誉を守るためでした。秘書達のことを良くは言っていないかったるみ子ですが、結局、自分も代議士を守るために罪を犯しています。

トリック

政治家の名誉を守るために、秘書達が病死を他殺にみせようとしています。秘書は拉致事件をでっち上げ、バラバラにしたり、焼いたりすることで他殺にみせていますが、罪をなすりつける具体的な人物を用意しているわけではないようです(政治家の息がかかった暴力団による犯行を想定し、うやむやにする魂胆だったのかもしれません)。

結末

秘書や代議士の妻を『異星人』だと揶揄する亀山に対して右京は「向こうもそう思っていますよ」と答える。

感想

代議士はお勉強が大好きなようでした。それの世話をする秘書というのも、異様な光景です。側室を抱えるお殿様みたいな感じですね。

  • こんがり焼けています(死体)
  • ついでについてきた特命係。後ろ向けばいいということではない
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