マザランの宝石|あらすじとネタバレ解説【シャーロック・ホームズの冒険40】

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二つの事件の接点とは

ドラマ「マザランの宝石」のあらすじ、真相です。シャーロック・ホームズ不在の中、マイクロフトが宝石盗難事件を依頼され、一方、ワトソン博士は二人の淑女から怪しい遺産相続について相談されます。シャーロックがほとんど登場せず、マイクロフトとワトソン博士が活躍するエピソードです。

あらすじ

シャーロック・ホームズがスコットランド高地へ赴き不在のロンドンで、博物館に展示されていたマゼランの宝石が盗まれる事件が発生。キャントルミア卿の依頼を受けたマイクロフトが、弟の代わりに捜査を始めます。
マイクロフトは盗難直前まで博物館にいたシルヴィアス伯爵を疑い、捜査の結果、伯爵が犯人であると確信します。しかし、肝心の宝石のありかは掴めずにいました。

同じころ、ワトソン博士は、ガリデブ老姉妹からジョン・ガリデブと名乗る不審な男の調査を依頼され、外出中のホームズに代わって調査に着手します。
突然現れたジョン・ガリデブは、老姉妹の兄ネーサン・ガリデブに、亡くなったアレクサンダー・H・ガリデブの遺産を受け取る権利があると話します。その金額は500万ドルという大金でした。

その後、マイクロフトと合流したワトソン博士は、宝石加工の職人ロジャー・プレズブリーの殺人を知り、その犯人がジョン・ガリデブ、本名ジェームズ・ウィンターであることに気付きます。
伯爵が宝石の加工を宝石商に依頼したこと、加工の名人ロジャーが死んでいること、死んだロジャーの助手がジョン・ガリデブだったことなどから、二つの事件につながりを見出したワトソンとマイクロフトは、ともに捜査を進めます。

注目のシーン

第三の目をもつシャーロック・ホームズ。

額が光るホームズ
© ITV

ドラマ情報

項目 内容
原作 マザランの宝石
三人のガリデブ
(短編)
No. シーズン6
第5話
放送日 1994/04/04
(月曜日)
原題

「The Mazarin Stone」(マザランの宝石)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン博士、マイクロフト、ハドソン夫人以外の主な登場人物です。

アグネス・ガリデブ

依頼人。姉。

エミリー・ガリデブ

依頼人。妹。

ネーサン・ガリデブ

被害者。老姉妹の兄。生物学者。ワトソン博士の恩師。部屋に引きこもって研究している。

ジョン・ガリデブ

ガリデブ兄妹を訪れたアメリカ人。

シルヴィアス伯爵

宝石盗難の容疑者。マイクロフトとは犬猿の仲。

キャントルミア

宝石盗難の依頼人。

事件の謎

宝石の行方、ジョン・ガリデブの正体、目的が謎です。

宝石の行方

宝石を盗んだ人物はシルヴィアス伯爵に間違いなさそうです。しかし、どこに隠しているかはわかりません。
宝石を盗むためには、檻の鍵を開ける必要がありますが、犯人はどうやら合鍵を使っているようです。

宝石は友好の証としてフランスへ送られる予定でした。

ガリデブの遺産

ジョン・ガリデブは老姉妹の兄ネーサン・ガリデブに怪しい話を持ち掛けます。ジョン・ガリデブの話は次の通りです。
アレクサンダー・ハミルトン・ガリデブという人物が亡くなり1500万の遺産と奇怪な遺言を残した。遺言の内容は遺産を3人のガリデブに譲るというもので、ガリデブという名前の男性でありいずれも親類ではないという条件がついている。

ジョンはネーサンを見つけ、もう一人、男のガリデブを探していると話します。

ガリデブの服装

ワトソン博士はジョンのコートが英国製で最低一年は着ているものであることに気付きます。このことから、アメリカから来たばかり、というガリデブの話は嘘であると推理します。

事実、ジョン・ガリデブは宝石加工職人殺害で牢屋の中でした。

三人目のガリデブ

新聞広告でハワード・ガリデブという人物がみつかります。しかし、綴りの一部がイギリス英語ではなく、アメリカ英語になっていたため、ワトソン博士と老姉妹は、ジョンによる捏造を疑います(老姉妹がちらりと下宿人を話をしていますが、名前は確かではありません。

真相

老姉妹の兄ネーサン・ガリデブの部屋の地下には、死んだ宝石加工職人ロジャーが使っていた宝石の工房がありました
伯爵は盗んだマザランの宝石をウィンター(ジョン・ガリデブ)に加工させようとしており、ウィンターには部屋に引きこもっているネーサンが邪魔でした。

宝石を盗んだのはシルヴィアス伯爵です。宝石は杖の持ち手に隠しています。

ガリデブの正体

ウィンターは伯爵が盗んだ宝石を加工するため、ロジャーが使っていた工房を使おうとしていました。つまり、ガリデブ兄妹の屋敷に下宿していたのは死んだ宝石加工職人のロジャー・プレズブリーです。ロジャーはネーサンの部屋を使っており、部屋の地下に工房を持ってました。

ウィンターの計画

ウィンターはジョン・ガリデブという偽名と遺産相続の嘘でネーサンを外出させる計画を立てます。計画はうまくいき、金に目が眩んだネーサンはバーミンガムへ向かいます。

殺人事件について

ロジャーとウィンターはマザランの宝石の盗難を計画していました。しかし、ロジャーの合鍵作成が原因で、ロジャーは何者かに殺されます。ウィンターはロジャー殺害の容疑で捕まり投獄されていますが、ウィンターは犯人ではありません。

マザランの宝石を盗んだ伯爵は合鍵を持っていました。このことからロジャー殺害に伯爵が関与しているとも考えられます。

結末

シルヴィアス伯爵は、マイクロフトに警告し、命をねらい、宝石商を襲うなどして捜査を妨害します。

妨害に屈せず捜査を進めるワトソン博士とマイクロフトは、ガリデブ兄妹の屋敷で張り込みをし、ジョン・ガリデブの目的と地下の工房の存在を知ります。マイクロフトは、ジョン・ガリデブことウィンターに伯爵の裏切りを伝え、伯爵が逃亡に使う船の発着港を吐かせます。
マイクロフトはすぐに港へ向かい、逃亡直前の伯爵を捕まえ、杖の持ち手にあったマザランの宝石を奪還します。

感想

シャーロック・ホームズを演じるジェレミー・ブレット氏が持病の発作で倒れてしまったため、マイクロフトが登場します。

「マザランの宝石」というタイトルですが、ストーリーは、原作の「マザラン(マザリン)の宝石」に「三人のガリデブ」を組み合わせたような内容になっています。

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「マザランの宝石」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 内容
依頼 宝石強盗の調査
犯人 シルヴィアス伯爵
二つの事件の繋がり
トリック

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