古畑任三郎vs鹿賀丈史|殺人特急【あらすじ・ネタバレ解説・8話】

スポンサーリンク

リクライニングシートあるある

古畑任三郎S1E8「殺人特急」のネタバレあらすじとトリック解説です。外科医の中川純一(鹿賀丈史)が犯人です。

あらすじ

外科医の中川純一は不倫の証拠をつかんだ興信所の所長を特急列車の中で殺害。証拠のフィルムを盗もうとしますが、所長はコートに縫い付けられるようにしてフィルムを所持していたため、犯人の中川はフィルムを取り出せず、止む終えず、コートごと持ち去ります。中川が立ち去ったあと、死体が車掌に見つかり、たまたま乗車していた古畑が、捜査にあたります。

大した事件ではない、と話す古畑は、殺害方法などを次々と見抜き、決定的な証拠をつかむため、中川を再現実験に誘います。罠を警戒する中川でしたが、実験中に、リクライニングを倒すのをためらい、犯人しか知らない情報を口走ります。

登場人物(キャスト)

主な登場人物をまとめます。

名前 キャスト 説明
中川淳一 鹿賀丈史 犯人
外科医
宍戸隆 河原さぶ 被害者
興信所の所長
犯人

中川淳一(なかがわじゅんいち):天真楼(てんしんろう)病院の外科部長。興信所の所長に不倫の写真に撮られ、公表されそうになったため、所長を殺害する。

最初のセリフ

車内で、リクライニングシートを倒す時は必ず一言後ろの人に声をかけて下さい。そういった小さな思いやりが旅を楽しいものにしてくれます。そう、やっぱり旅は楽しくなくちゃいけません、旅は……

リクライニングシートが犯人を追い詰めることになります。

暗転のセリフ

まぁこういう事もあります。しかしですね、私はですね、中川先生が殺したって事に関してはかなり自信があるんですよ。そもそも、この事件は医学的な知識がないとできない犯罪です。くるぶしの横に静脈があるなんて普通の人は知りませんからね。そうだ、覚えておいたほうがいいですよ。全国の完全犯罪を企んでる皆さん。ね。えー実はですね。これから1つ実験をやってみようかと思います。んー中川先生がうまく乗ってくれるかどうか分かりませんけども、事件の再現をしてみようかと。ひょっとするとですね、犯人しか知らない事までつい再現してしまう可能性が。そうなったらこっちの思うつぼです。まあ、そう簡単にシッポを出すとは思えませんけども。とにかく皆さん、よーく注意して見ててください。
お下げしてよろしいですか?(コーヒーを下げようとする)
まだ残ってるでしょ?
あ、失礼しました。
(古畑がコーヒーを飲み干す)
えーと、古畑任三郎でした。

犯人に罠を仕掛けると古畑が話しています。

トリック解説

中川は興信所の所長を睡眠薬で眠らせ、くるぶしからカリウムを注射し殺害します。所長は心臓に持病があるため、心臓発作で突然死したようにみえます。

死体は電車の揺れで不自然に倒れ、車掌に見つかります。駅に到着する前に死体が発見されたため、中川は逃げることができなったと考えられます。殺害方法は医者としての知識を使った方法でしたが、古畑にあっさり見破られています。

犯人のミス

古畑が犯人に目星をつけ、確信を得るに至るまでの、手がかりです。

ちぐはぐな証拠

言動や証拠品の矛盾です。

医者であることを隠す

死体が発見された時、犯人の中川は車掌に医者の救援を求められたにも関わらず、名乗り出ませんでした。古畑はなぜ、名乗り出なかったのかという疑問を持ちます。

医者であることを隠した中川ですが、古畑は酢豚弁当の紐の結び方から中川が外科医であることを見抜きます。

コートの盗難

中川はフィルムを手に入れるため、所長のコートを盗みます。結果、所長の所持品として、メガネケースは残っているがメガネは紛失している、という状況が生じます(メガネ以外にカセットテープなど)。このことから古畑はコートを盗んだ人物がいると推理します。

コートの小銭

中川は数百円のみかんも、クレジットカードで購入しています。しかし、中川が持っていたコート(もとは所長のコート)のポケットには小銭がたくさん入っていました。

みかん

被害者のシートにはみかんの白い筋が残っていました。しかし、被害者の手にはみかんの匂いが残っていませんでした。このことから古畑は被害者以外の人物が座っていたと推理します。

犯行の証拠

中川が被害者のもとを立ち去るとき、同じ車両にいたおばさんと目が合います。この目撃者が、中川の犯行を裏付ける決定的な証人になるはずでしたが、目撃者のおばさんは古畑が被害者の席にいた怪しい人物であると証言します。これは、古畑の思わぬ失敗となります。

古畑の罠

中川が犯人であると確信する古畑ですが、確たる証拠はありませんでした。そこで、古畑は中川に殺害の再現を依頼し、犯人しか知り得ない言動をとらないか実験します。

警戒する中川でしたが、うしろの乗客を気づかってリクライニングを倒しませんでした。

中川は古畑に、何故倒さなかったのかと問われ、うしろにガラの悪い男がいると答えます。所長が殺された時刻には確かに男が座っていましたが、実験の時、後ろの座席に座っていたのは入れ歯を掃除するお婆さんでした。

うしろの乗客がガラの悪い男であることを知っているのは何故か、と中川は問い詰められます。

感想

酢豚弁当、入れ歯を掃除するお婆さん、不審者に間違えられる古畑、などが印象的なエピソードでした。

この記事のまとめ

古畑任三郎の殺人特急について、あらすじやトリックをご紹介しました。

項目 内容
犯行 計画殺人
手口 毒殺
動機 不倫の隠蔽
偽装工作 自然死偽装
トリック
ミス リクライニング
再現実験

番組情報

項目 内容
脚本 三谷幸喜
監督 関口静夫
演出 松田秀和
長さ 46分
放送 1994年
6月1日(水)
スポンサーリンク

関連記事

タイトルとURLをコピーしました