「小五郎のデート殺人事件」のあらすじと真相です。アニメオリジナルのこのエピソードでは、小五郎が道端で知り合った知り合いの女性とデートします。
あらすじ
友人と飲んだ毛利小五郎は電車に乗って帰宅し、途中で知人の島村佐知子とバッタリ出会う。腕時計を忘れた毛利小五郎だったが、時計の音(時報)を耳にし、午後八時頃だと気付く。すると佐知子が小五郎をドライブに誘う。美人に手を握られ、「アベックじゃないと行きづらい」という殺し文句を呟かれた小五郎は喜んで佐知子とご一緒することになる。
小五郎と佐知子は夜景が綺麗なスポットへ向かい、おしゃべりして帰宅。小五郎は佐知子を佐知子の自宅前まで見送った。すると佐知子が部屋の異変に気付く。小五郎は部屋に入ってみると、室内では佐知子の同居人・竹中和美が死んでいた。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
登場人物
コナン、蘭、小五郎以外には、下記のキャラが登場します。
- 島村佐知子(しまむら・さちこ)
輸入販売会社の経営者。小五郎の知り合い。coffeeポアロ(喫茶店)で知り合ったらしい - 竹中和美(たけなか・かずみ)
コンパニオン。佐知子のルームメイト
真相(ネタバレ注意)
被害者の死亡推定時刻は午後9時前後で、玄関のドアや窓が開いていたことなどから、物取りの犯行と考えれらます。島村佐知子が怪しいですが、犯行時刻の午後9時頃は毛利小五郎と一緒でした。探偵がアリバイの証人になるパターンです。
登場人物が少ないので、佐知子以外に犯人はいなさそうですが…、実際、佐知子が犯人です。死亡推定時刻に誤りはないため、午後9時に佐知子が死体発見現場のマンションで犯行に及んでいます。
なお、動機は強請です。犯人は被害者に強請られていました。強請のネタになったのは、犯人が法律で禁止された品物を輸入販売してしまったことです。
トリック
毛利小五郎は午後8時頃佐知子に会ったと考えていましたが、ほんとうは午後9時でした。つまり、小五郎が出くわしたのは午後9時頃に犯行を終えた直後の佐知子だったというわけです。
佐知子は小五郎が時間を勘違いしていることに気付き、アリバイ工作に利用しています。
小五郎が時間を勘違いしたのは、まず、環状線で寝過ごしたからです。実は1周ぐるりと回っていました。寝ているとき、口にアメを放り込まれたため、いつのまにかアメをなめていました。アメを放り投げた子供が、そのことをよく憶えていました。
その後、小五郎は夜景スポットでまた眠ってしまいます。このとき、1時間くらい眠ったと考えていた小五郎ですが、実際は10分ほどしか寝ていませんでした。なお、車内の時計は犯人によってずらされていますので、小五郎は本当の時刻を知る手段がなかったようです。
決定的な証拠
ボールペンに運送業者の指紋が付着していたため、犯行時刻に佐知子が現場にいたことが証明されます。このボールペンは犯人が車の中で助手席の下に落としたもので、偶然にも小五郎が拾っていました。
結末
犯人が小五郎を殺さなかったのは『何の恨みもないから』でした(うん、その通りだね)。
感想と考察
なんか知らないけどアメ玉が入っていたり、ボールペンを拾ったりと、意味深なシーンが多かったです。最後には「そういうことだったのか」と思えるエピソードでした。
小五郎が時間を勘違いするのは無理があるのではないかと思ったりしますが、ポンコツキャラの小五郎ならありそう!ということかもしれません(小五郎はカッコイイときもあります)。今回は腕時計型麻酔銃が登場していないのに、なぜか小五郎が眠っていた気がするのですが、気のせいでしょうか。
山手線のような路線が登場し、米花は東沢袋(ひがしざわぶくろ)の隣でした。池袋の隣ということなら目白っぽいですが、このエピソードだけの特別設定のようです。

