殺人講義・あらすじ・ネタバレ解説【新刑事コロンボ56】

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Columbo Goes to College

新・刑事コロンボS10E1「殺人講義」のあらすじ、トリック解説です。学生が犯人となるエピソードです。

あらすじ

法学部学生ジャスティン・ロウ(スティーヴン・キャフリー)とクーパー・レッドマンは、犯罪心理学の教授に、試験問題を盗み出したことがバレたため、教授の殺害を企てます。

ジャスティンとクーパーは、ある方法で、講義室にいながらにして駐車場にいる教授を銃殺します。そして、教授が不倫をしていたことや、著書で犯罪に関連する人物の実名を挙げていたことなどを利用し、複数の容疑者を捏造します。

コロンボは、二人の学生を警戒しながらも、彼らの思惑通りに捜査を進めます。

犯人と被害者

犯人は、大学生のジャスティン・ロウとクーパー・レッドマンで、どちらも法学部の学生です。
ジャスティンの父親は著名な弁護士です。

被害者は犯人の通う大学の教授です。専攻は犯罪心理学です。不倫をしていることが学校中で噂になっており、実際、不倫の真っ最中です。
犯罪組織について実名を挙げ書籍を執筆したため、殺人の脅迫を受けています。

動機

試験問題を盗んだことが発覚したため、ジャスティンとクーパーは、殺害を計画します。
どちらも、盗難が公になると、後がない状況でした。

捜査および推理

ある人物が録画していたビデオテープに、射殺の様子が録画されており、それが、テレビ局によって放送されます。
コロンボは、殺害現場の防犯カメラによって撮影されたものではないその録画テープによって、手口に気付きます。

結末

犯人は、教授殺害の罪をなすりつけるため、凶器を警備員の弟の車に隠します。
ところが、その車は、警備員の弟の車ではなく、コロンボのかみさんの車でした
コロンボ夫人の車が、警備員の弟の車であると勘違いできたのは、ジャスティンとクーパー以外にはおらず、これが決定的な証拠となって二人は連行されます。

原題

「Columbo Goes to College」(コロンボ大学へ行く)
「殺人講義」は原題と異なるタイトルです。

トリック解説

犯人は、拳銃を遠隔操作して、教授を殺害します。
そして、捜査に協力する振りをして、被害者の浮気相手、プロの殺し屋を犯人に仕立て上げようとします。

遠隔殺人

犯人はミニテレビ、キーレスエントリーを使って、講義室から駐車場にある拳銃を操作します。
ミニテレビをみながら拳銃を遠隔操作することで、確実に標的をしとめます。

映像

カメラで教授の車付近の様子を映し、その映像を電波で飛ばします。発信した電波は、手のひらサイズのミニテレビで受信します。

発砲

犯人は、車のドアを施錠および開錠する無線装置(キーレスエントリー)を使って、引き金を引く仕組みを作ります。

罪のなすりつけ

犯人は、被害者の不倫相手、もしくは、プロの殺し屋による犯行を匂わせます。

不倫相手への誘導

犯人は、コロンボに、教授には不倫相手がいたことを伝えます。さらに、教授と不倫相手が密会していたレストランへと導きます。

不倫相手には、教授夫人と話し合っていたというアリバイがあったため、容疑者から外れます。

殺し屋への誘導

犯人の一人ジャスティンは、有名な弁護士の父親を使って、コロンボに、被害者が犯罪組織に命を狙われていたことを知らせます。

さらに、犯行現場となった駐車場の警備員の弟が、疑わしいことも、父親を通じてコロンボに伝えます。

凶器

凶器は警備員の所持する拳銃を使います。警備員の弟が、兄の拳銃を盗んで犯行に及んだという筋書きです。

犯人のミス

コロンボが犯人の目星をつけ、手口を明らかにするヒントです。

ちぐはぐな証拠

不自然な証拠や状況です。

薬莢

被害者を射殺した弾の薬莢は、駐車場の外に転がっていました。
駐車場で発砲されたのであれば、銃の薬莢は、駐車場に落ちているはずです。

被害者の予定

自室に置きっぱなしになっていた被害者の鞄、シャツに入れられたコレステロールを下げる薬、被害者のレストランへの電話などから、コロンボは被害者がジャスティンの父親と食事する予定だったことを突き止めます。

しかし、ジャスティンの父親はレストランに現れず、そもそも、ロスから離れたサンフランシスコにいたことが明らかになります。

犯行の証拠

ジャステンおよびクーパーの関与、もしくは、犯行を示唆する証拠や状況です。

一つだけ残っているテープ

犯行現場の駐車場には、いくつか防犯カメラがありました。しかし、犯行当時の様子が上書きされずに残っていたのは、ただ一つだけのテープでした。

このテープを残したのは、警備員ではなく、ジャスティンであることが明らかになります。

射殺の瞬間

とある人物のテープに、犯行の瞬間が録画されていました。その録画映像は、駐車場のどの防犯カメラのアングルとも一致しませんでした。

射殺の瞬間を録画した人物は、アンテナを立てて、様々なテレビ番組を視聴できるようにしていたようです。この人物が録画しようとしていた番組の電波の周波数と、犯人が映像送信に使った電波が一致したため、混線が生じ、殺害の様子が録画されたようです。

コロンボの罠

コロンボは証拠を掴むために、二つ罠を張ります。二つ目の罠は、犯人を逮捕する決定的な証拠となります。

航空券

被害者の鞄にフェニックス行きの航空券が入っていたと嘘をつき、コロンボは犯人の思惑を引き出します。

コロンボは、犯人のジャスティンとクーパーに、警備員の弟の車が、どのような車かを伝えます。

このとき教えられた車の特徴は、実は、コロンボ夫人の車の特徴でした。
警備員の弟の車であると信じた二人の犯人は、コロンボ夫人の車に凶器を隠し、その車をみつけたことを、警察に通報します。

感想

電波など、科学技術を使った手口が登場します。

逮捕にいたっても観念せず、捨て台詞をはくような犯人は、コロンボシリーズの中では、珍しいように思います。

考察

犬と映った姪っ子の写真が登場します。「かみさんよ、安らかに」で、コロンボ夫人の妹(コロンボの義妹)が登場したので、その妹の娘かもしれません。

この記事のまとめ

刑事コロンボ「殺人講義」について、ネタバレありであらすじやトリックをご紹介しました。最後にドラマの内容を、殺人の計画性、偽装工作、犯人のミス、動機、凶器、トリック、コロンボの罠で簡単にまとめます。

項目 内容
殺人の計画性 あり
偽装工作 罪のなすりつけ
ミス 凶器の隠し場所
動機 試験問題の盗難
凶器 拳銃
トリック 遠隔殺人
コロンボの罠 偽の車

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