アストリッドとラファエル5文書係の事件録・第8話(最終話)「完全犯罪の台本(Un mariage et quatre enterrements|結婚式と4つの葬儀)」のあらすじ、トリック、ネタバレ解説です。シーズン5最終話で、シリーズ通算41話目です。映画の撮影中に俳優が死亡します…。

©JLA Productions,France Télévisions,BE-FILMS
あらすじ
映画の撮影で俳優のマチュー・マルニエが死亡する。マチューは銃で撃たれるシーンの撮影中に、本物の銃で撃たれて死亡した。どうやら、小道具の銃が実弾入りの銃とすり替えられていたらしい。犯人は監督のポール・ジェラールに間違いなく、ジェラールは昼休憩中に、妻であり主演女優でもあるメロディに薬を盛って、すり替えに及んでいた。
ラファエルとアストリッドは現場ですぐに監督を疑うことになる。捜査を進めると、被害者は監督ジェラールの妻であり主演女優のメロディと不倫していたことが判明する。
一方、アストリッドは乗馬センターの指導員、ドゥニ・シャルトルーに関する資料を読み進めていた。そして、アストリッドがシャルトルーから虐待を受け、身を守るために、農具の干し草用のフォークを突きつけた記憶を思い出す…。
登場人物
- マチュー・マルニエ
被害者。監督のジェラールを見下していたらしい - ポール・ジェラール
容疑者。映画監督 - メロディ・デュプレッシー
映画の主演女優。ポール・ジェラールの妻。被害者のマチューと不倫していた - アラン・ラマルク
脱獄囚。小説家。本名であるアラン・ラマルク名義で純文学を執筆、ペンネームのエリック・エルネストで推理小説を書いていた。アストリッドに異常な執着心を持ち、最高のライバルと呼んでいる(シーズン1からの登場人物) - サミ・グルメ
〈社会力向上クラブ〉のメンバー。アストリッドの過去の記憶に関わる人物としてシーズン5の1話から登場
ネタバレ
マチューを撃った弾丸には人間の大腿骨のかけらが使用されていました。このトリックについて、アストリッドは脱獄囚である小説家アラン・ラマルクの推理小説に似たような内容があることに気づきます。
その後、映画監督のジェラールがラマルクに完全犯罪のシナリオを依頼していたことが判明します。
ジェラールはシナリオを勝手に変更していました。その上、演技かもしれないのに、撃たれたマチューに真っ先に駆け寄るという大失態も晒します。結果的にジェラールはラマルクによってビルの屋上から突き落とされ殺されます。
その後、ラマルクがアストリッドの前に姿を現し、資料を置いて立ち去ります。ラファエルとニコラ、そして〈社会力向上クラブ〉のメンバーが協力してラマルクが残した資料の謎解きに挑み、フェルメール、座標、アストリッドという3つのキーワードを導き出します。
座標が示す場所には廃屋があり、そこにはフェルメールの絵画が飾られていました。絵画があった壁を壊してみると、そこからドゥニ・シャルトルーの遺体が発見されます。
アストリッドは、シャルトルーの失踪時期と発作が始まった時期が重なることから、自分が「シャルトルーを殺害した」と思い込んでしまいます。このことを打ち明けられたラファエルはアストリッドの無実を信じ、サミから真実を聞き出そうとしますが、サミは行方不明になっていました…。
アストリッドたちはラマルクの行方を追い、ジェラールが転落死したビルの屋上へ向かいます。そして、そこでサミを人質にしたラマルクと対峙します。ラマルクはサミと共に飛び降りようとしますが、ラファエルがラマルクを射殺。ラマルクは「アストリッド、また会おう。幸せに」という言葉を残して息絶えます。
事件後、サミと彼の父親が真実を語ります。アストリッドがシャルトルーに襲われたとき、サミはアストリッドを助けようとして干し草用のフォークを手に取っていました。そして、馬に押される形でシャルトルーは刺されてしまいます。シャルトルーの遺体を隠したのはサミの父親でした。サミの父親は息子を守るため、遺体を廃屋の壁に隠し、事件を隠蔽しています。
シーズン5の結末
シーズン5の締めくくりはアストリッドとテツオの結婚式です!ラファエルやニコラ、テツオのおじ、アストリッドの母など、ふたりは親しい人々に祝福されますが…、ラファエルがこっそりアストリッドの結婚指輪をはめます。その指輪には毒針が仕掛けられており、なんと、ラファエルが倒れてシーズン5は幕を閉じます。
感想
シーズン5第1話から謎めいていたサミとアストリッドの関係性が明かされました。まさか殺人事件が潜んでいたとは…という感じですね。シーズン4はラファエルが妊娠!?という終わり方でしたが、今回はラファエルが毒針に刺されて倒れてしまいました。またしても次のシーズンが待ち遠しくなる結末でした。

