死を呼ぶジグソー・あらすじ・ネタバレ解説【新刑事コロンボ64】

新・刑事コロンボS12E3「死を呼ぶジグソー(Undercover)」のネタバレあらすじ、トリック解説です。強盗事件で失われた金のありかをしめすジグソーパズルが登場します。

スポンサーリンク

あらすじ

部屋の主と相打ちになったとある強盗の手には、パズルのピースのように切り取られた写真が握られていました。
事件発生後、警察に、保険調査員を名乗る男が現れます。その男は、パズルを組み立てると、6年前に信託銀行から盗まれた400万ドルのありかがわかると話します。

ピース集めに乗り出すコロンボは、順調にピースを集めますが、滞在するホテルで、何者かに襲われます。
さらに、ピースを持っていた男が殺され、最終的に、ギャラリーの女も殺害されます。

コロンボは、ピースを追いながらも、殺人の捜査も進めます。

犯人

犯人が最後まで分からないエピソードです

保険調査員のアーヴィング・クラッチが主謀者であり、殺人犯です。コロンボを襲ったのはクラッチではなく、ギャラリーのオーナーです。

被害者

クラッチによって殺された人物は二名です。
変装したコロンボと取り引きしたワインバーグという男、そして、ギャラーの女です。この女の妹の、夫が400万ドルを盗み出した犯行グループの一人でした。

コロンボも覆面の男に襲われていますが、クラッチによる犯行ではありません。

死んだ強盗、そして、盗みに入られた部屋の主――アーバックとデリンジャーは、間違いなく相打ちのようです。

動機

400万ドルが動機です。

クラッチは、死んだボナミーコという女性から、ピースやリストを買っていました。

捜査および推理

コロンボはある警官に、パーキングメーターを調べさせます。
ピース探しの発端となった女性にも話を聞き、クラッチの話との食い違いに気付きます。

スポンサーリンク

結末

ガールフレンドと一緒だったという完璧なアリバイをもつクラッチでしたが、被害者宅付近のパーキングメータに、犯行当日、彼の指紋が付いた小銭が、入っていたことが明らかになります。

このことを突き付けられたガールフレンドは、証言を覆し、クラッチのアリバイは崩れます。そして、犯行を認めた様子のクラッチは、真相を語ります。

スポンサーリンク

トリック解説

犯人は宝の地図を完成させるために警察を利用します。
そして、400万という大金を自分のものにするにあった、殺人を犯します。アリバイは作りますが、誰かに罪をなすりつけるというシナリオは用意していないようです。

アリバイ工作

ガールフレンドを使って、アリバイを作ります。

女性の証言により、犯行時刻、ずっと一緒だったことが証明されます。

スポンサーリンク

犯人のミス

コロンボがクラッチの正体に疑いを持ち、さらに、アリバイを崩すことになる手掛かりです。

ちぐはぐな証拠

証言の食い違い、そして矛盾です。

ピースとリスト

クラッチは保険調査員として、ボナミーコという女性の遺産を引き継いだおばさんから、リストとピースを受け取ったと話します。
しかしながら、そのおばさんは、渡したのはピースだけだと話します。

小銭

ワインバーグというコソ泥風の男が殺されたのは午後5時半頃です。
近くにいた2人が銃声を聞いており、解剖の結果とも一致します。

ワインバーグが死んだ自宅の目の前に、パーキングメーターがあり、その中からクラッチの指紋が付いた小銭がみつかります。

事件があった日、メーターの小銭は午後1時に回収されています。午後6時以降は無料になるため、小銭を入れる人物はいません。つまり、メーターに入っていた小銭は、午後1時から6時までに入れられた小銭ということになります。

ガールフレンドがずっと一緒だったという証言は、この小銭と、決定的に矛盾します。

スポンサーリンク

あとがき

初期シリーズでは「さらば提督」、新シリーズでは「マリブビーチ殺人事件」「初夜に消えた花嫁」のように、真犯人が最後までわからないエピソードでした。原題は「Undercover(秘密裏に)」で、邦題の「死を呼ぶジグソー」とは異なっています。

感想

呪われた宝石(持ち主が次々死んでいくという伝説)のような物語だったと思います。ピースを持っていると死ぬ、という部分を強調して描かれていたわけではないですが、そんなものを感じました。

考察

もしも、クラッチが保険調査員でなければ、それが、偽装工作になります。つまり、保険調査員に成りすまして警察に近づき、ピースを集めさせたということです。

時間表について尋ねられた時、真犯人のクラッチは何も答えませんでした。このことから、実は調査員ではない、もしくは、調査員ではあるけど経歴に詐称がある、など、そんなことも考えられます。

バックファイアーと銃声

序盤に、車のバックファイアーと銃声を間違える、という話が登場します。
バックファイアーは燃え切らなかったガスがマフラーなどで燃える現象のようです。バックファイアーは、同時に、エンジン音が響くのではないかと思います。そのため、どちらかといえば、花火(爆竹)と銃声の方が、間違えやすいと思います。実際、アメリカでは、花火と銃声を間違えて通報するということがあるようです。

スポンサーリンク

この記事のまとめ

刑事コロンボ「死を呼ぶジグソー」について、あらすじやトリックをご紹介しました。最後にドラマの内容を、殺人の計画性、偽装工作、犯人のミス、動機、凶器、トリック、コロンボの罠で簡単にまとめます。

宝探し殺人
項目 内容
計画性 あり
偽装工作
ミス 小銭の指紋
動機
凶器 主に拳銃
トリック 嘘のアリバイ証言
コロンボの罠
スポンサーリンク

関連記事

タイトルとURLをコピーしました