消える銃弾・あらすじ・ネタバレ解説【相棒シーズン2第4話】

相棒S2E4『消える銃弾』のあらすじとトリック解説です。路上で男性が狙撃されて死亡しますが、死体から弾丸らしきものは発見されず、現場には硝煙も残されていませんでした。

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あらすじ

路上で雑誌記者の有賀透(ありが・とおる)が狙撃される。銃殺に間違いないようだが、現場を調べても硝煙反応は出なかった。さらに、弾丸が貫通していないにも関わらず、被害者の体内には銃弾が残されていなかった。
謎めいた狙撃事件を知った杉下右京は苫篠(とましの)機械という町工場を訪ねる。工場経営者の笘篠武は改造銃で有名らしく、後ろ暗い過去もある様子だった。右京は狙撃事件について尋ねるが、武は完全に関与を否定する。

狙撃された有賀は主にゴシップネタなどを記事にしていたらしく、褒められた記者ではなかった。殺される前、有賀は建築デザイナー・十和田の取材を試みていたらしく、右京と亀山は十和田に事情を聴くことになる。十和田は確かに有賀から取材依頼を受けていたが、断っていた。その内容は、自殺した建築デザイナー・苫篠孝一に関するものだった。孝一は笘篠武の息子で、十和田のデザイン事務所に就職する予定だったが、有賀が「笘篠武は元過激派」という記事を公表したために、就職の約束を解消されていた。

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登場人物とキャスト

主なゲストをまとめます。このエピソード始めて芹沢慶二刑事が登場します。

名前 キャスト 説明
苫篠武 下條アトム 工場経営者
苫篠孝一 渡部遼介 武の息子
十和田秀志 石山輝夫 デザイン会社社長
十和田ケイコ 高木りな 秀志の娘
青山晴美 氏家恵 弁当屋の娘
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事件と伏線のまとめ

雑誌記者の有賀が、消音かつ硝煙(弾丸を発射したときに生じる微小な金属片など)も残さない銃で撃たれて死亡します。被害者はゴシップネタを記事にしていたので、いろいろと恨まれていそうですが、苫篠武が元過激派であることを公表し、息子の苫篠孝一を自殺に追いやったと考えられます。孝一はつり橋から飛び降りて自殺したようですが、死体はみつかっていません。

有賀の銃殺後、十和田秀志も同様の手口で狙撃されます。有賀および十和田秀志に対して動機があるのは苫篠武ですが、犯行を否認。もしかすると孝一が生きているかもしれないという話も浮上します。

  • 狙撃に使われた銃は、銃声が目立たない、硝煙が残らない、弾丸も見当たらないという特徴をもつ特殊な銃
  • 笘篠武に弁当屋の娘・晴美が二つ弁当を届けている
    晴美は孝一が死んだとは思っていない
  • 晴美と孝一は毎朝あいさつを交わす程度の仲だった
  • 孝一と十和田秀志の娘・ケイコは付き合っていたが、元過激派の記事が公になったため、別れていた。このときケイコは孝一をひどく罵ったという
  • 銃に使われたのは圧縮空気(いわゆるエアガン)
  • DNA鑑定の結果、有賀の傷から動物のDNAが検出される
  • 晴美の部屋でスペアリブの骨と工具が発見される
  • 晴美の部屋に孝一とのツーショット写真が飾られている。その写真は町内会のキャンプで二人が知り合ったときに撮影したもの。孝一はフォークギターを手にしている
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ネタバレ

圧縮空気を利用した改造銃をつくったのは苫篠武です。しかし、狙撃犯ではありません。有賀や十和田秀志を狙撃した真犯人は弁当屋の娘・青山晴美です。晴美は武が作った改造銃を盗み犯行に及んでいます。
晴美は孝一の仇を討つために、元過激派の記事を書いた有賀や、就職の約束を解消した十和田秀志を狙撃しています。最後に十和田ケイコもねらいますが、特命係によって阻止されています。

銃弾は動物の骨を弾丸のように加工したもので、実は被害者の体内に残っていました。粉々に砕けていたため、見た目では被害者の骨と区別がつかず、消えたようにみえていました。

トリック

凶器が謎めいていました。空気銃はシャーロック・ホームズシリーズの時代にも登場していた凶器ですので、昔からあると思われます。なお、この事件の犯人はでっかいコンプレッサーを運ぶのに弁当屋の軽ワゴンを使っていました。弁当の配達ついでに狙撃していたのなら、怪しまれる可能性は低いかもしれません。
消える弾丸は犯人が意図的に仕掛けたトリックではなかったようです(空気銃も、たまたま凶器をみかけたから使っただけかもしれません)。弾の耐久性と勢いさえあれば、たいていのものはぶっ刺さるのかもしれません。

結末

弁当屋の娘・晴美は毎日孝一と挨拶を交わす程度の関係だが、晴美にとっては至福のひとときだった。孝一が弾いてくれた『夏休み(吉田拓郎さん)』を口ずさみながら、今日も独房で暮らしている。

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感想

過激派というと、最近、逃亡していた元過激派の男性が逮捕されたりしていました。
シーズン1第9話人間消失に登場したタツミ開発と着ぐるみのタッちゃんも登場していました。

おもしろかったシーン
  • コンタクトにした角田課長(事件の伏線かと思ったら角田課長のただの日常だった)
  • 亀山の頭の鍛え方(フィットネスバーで頭をぺちぺちする)
  • 中園参事官のハンカチで自分の眼鏡を拭く内村刑事部長。パワハラです
  • ケイコのボディーガードが堅気にはみえない
  • 右京さんは勉強しなくても勉強できたらしい…うらやましい
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この記事のまとめ

相棒Season2第4話について、あらすじや真相などをご紹介しました。

項目 内容
監督 大井利夫
脚本 砂本量
長さ 54分
放送 2003年
11月5日(水)
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