爆ぜる・はぜる(ガリレオ第1シーズン9話・10話)のあらすじ、真相です。前後編の内容をまとめてご紹介します。中学生が偶然、池で見つけたデスマスクから殺人事件が発覚します。そして、被害者と同じ会社に勤める男性が湖で爆死していたことも判明します。

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あらすじ
内海と弓削は、訪れた中学校で生徒の展示物『ゾンビのデスマスク』を目にします。生徒は公園の池で拾った金属製の仮面を型にして作ったらしく、内海ら警察が公園を調べると、池の底から男性の銃殺死体が発見されます。
池で見つかった男性は、龍仁湖という湖で起きた爆発死亡事件の被害者と同じ企業に勤めていました。その企業は帝都大学の元教授木島征志郎が設立した会社でした。木島の教え子だった湯川は木島の自宅を訪ねますが、木島は二人の殺害を否定します。その後、木島の秘書が犯行を自供する遺書を残し自殺。秘書が犯人だったという見立てが強くなります。
登場人物
湯川と内海、その他準レギュラー(弓削、城ノ内、栗林など)以外の登場人物です。
- 木島征志郎
帝都大学原子力学科の元教授 - 穂積京子
木島の秘書 - 藤川雄一
デスマスクがきっかけで、池で見つかった男性。木島の企業の社員 - 梅里尚彦
湖で爆死した男性。木島の企業の営業
事件のまとめ
デスマスクが作られた理由、爆発の痕跡を残さずに爆死させる方法というのが、このエピソードの謎です。これら以外にも、藤川と梅里を殺害したのは本当に秘書だったのか、木島はどのように事件に関わっているのか、という謎もあります。
藤川は木島の玄関先で、木島と口論になっている姿が目撃されています。その後、藤川は自宅で大家に怒鳴られており、この時まで生きていたことが確認されています。その数日前に、木島は渡米していたため、完璧なアリバイがあります。
伏線
デスマスクと爆破の謎、そして、事件の真相を明らかにするヒントです。
- コードと鉄骨
デスマスクが作られた池には不法投棄された家電や鉄骨が捨てられていました。湯川はゴミ収集の男性に話を聞き、さらに、回収されたゴミを調べています。そこで湯川は電気コードが巻きつけられた鉄骨を見つけています - 留守電
藤川は実家に電話し、留守電を残しています。この時まで、藤川は生きていたといえる証拠です - スーパーナック
藤川はスーパーナックという新素材を開発していました。これは冷却用に使われるようでした
ネタバレ
梅里を殺したのは藤川で、藤川を殺したのは京子でした。木島は誰も殺害していません。そして梅里は実は武器商人でした。藤川は自分の開発したスーパーナックが軍事目的に使われることを知り、梅里を殺しました。そして、木島の自宅へ行き、木島を問い詰めました。このとき、木島は秘書の京子に銃で殺害されました。その後の京子の自殺は京子自身の意志によるものであり、木島は直接、関与していません。
藤川が生きているようにみせたのは、京子です。京子は藤川の振りをしてバイクに乗っていました。このとき、藤川は既に殺され、池に沈められていました。留守電は藤川の声の録音を継ぎ接ぎして作った合成音です。
デスマスクは落雷によって、偶然、作られました。雷は木に落ち、そして、寄りかかっていた鉄骨に電流が流れました。鉄骨には電気コードが巻かれ、その一端が池の水に浸かっていたため、電流は池に放電されました。この放電より衝撃波が生じ、池に沈んでいた鉄板を吹き飛ばしました。鉄板は藤川の顔に衝突し、顔の型をとるようにして、変形しました。
このような過程で作られたデスマスクを中学生が拾い、石こうで作品を作りました。この行動が事件発覚へと繋がります。
さらにスーパーナックという新素材が使われたため、爆発の痕跡は残りませんでした(スーパーナックは架空の素材です)。
結末
謎を推理し、木島を追い詰めた湯川でしたが、内海を人質にとられ爆弾を仕掛けられます。木島の残した台詞がヒントとなり、湯川は、爆弾解体のためには5つの段階を踏む必要があることに気付きます。
まず、爆弾の一部を凍結し電流が流れないようにした湯川は、続いて基板を処理し、2つの段階をクリアします。そして、プログラミングでコンピューターと競い合い、さらに、フィボナッチ数列とリュカ数列の謎を解き、4段階目までクリアします。最後は、赤か青かの選択を迫られ、内海が好きなピンクを切って、爆弾解体に成功します。
感想
あの爆弾はドラマ史に名を残していると思います。とはいえ、実は犯人ではなかった木島や爆発成形を事件発覚に使うなどの内容は面白かったです。
「爆ぜる(はぜる)前編・後編」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「探偵ガリレオ」に収録されている「爆ぜる」をもとにしたドラマとなっています。

