離脱る・小市慢太郎|あらすじ・ネタバレ解説【ガリレオ2話】

離脱る・ぬける(ガリレオ第1シーズン2話)のあらすじ、登場人物、事件概要と伏線、ネタバレです。殺人事件の容疑者の車を目撃したのは幽体離脱した少年だった、という証言の謎を湯川が解き明かします。ゲストは小市慢太郎氏と虻川美穂子氏です。

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あらすじ

あるマンションでOLの絞殺死体が見つかります。容疑者は保険外交員の小柄な男性で、犯行時刻、彼は川沿いに車を停めていたと証言します。ところが、目撃者はおらず、唯一、その車を目撃したのは、川向こうのマンションで暮らす少年でした。
マンションと川の間には大きな工場があるため、車を目撃することは不可能です。しかし少年は幽体離脱して車を見たと証言します。

物理学者の湯川学は、内海薫の相談を受けて、幽体離脱の捜査に乗り出します。

ガリレオシーズン1第2話のタイトル

©ガリレオ

登場人物

湯川と内海、その他準レギュラー(弓削、城ノ内、栗林など)以外の登場人物です。

  • 忠広
    目撃者の少年。幽体離脱したと話す
  • 上村
    忠広の父親
  • 幸恵
    焼肉屋の店主。上村の知り合い
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事件概要

なぜ少年は車を目撃することができたのか、というのがこのエピソードの最も大きな謎です。
少年は幽体離脱したと証言しますが、それが本当なのかどうかはわかりません。そして、嘘だとするならば、なぜ嘘をついているのか、車の目撃そのものも嘘なのか、という疑問もあります。少年がマンションから車を目撃するにしても、目の前には工場があり、さらに、車が停まっていた道路は、やや低い位置にあるため、マンションの部屋からは角度的に見えないはずです。

OLを殺したのは本当に保険屋ではないのか、というのも謎の一つです。なお、この謎はあっさり解決します。

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伏線

幽体離脱の謎を解くヒントです。

  • 親子の様子
    少年の父親は幽体離脱による目撃談をネタにして、テレビに出演しています。テレビに出演することで、それなりのお金をもらっています。父親は喜んでいるようですが、テレビに出演している時や、焼き肉を食べている少年の姿には、元気が感じられない気もします
  • 幽体離脱発生時の状況
    少年とその父親が暮らすマンションの目の前には工場があります。少年が車を目撃したとき、実は工場の2つの大きな門が開いていました。これが開いていたことで、マンションからであっても、先を見通すことができます。しかし、高低差があるため、たとえ門が開いていも(工場がないような状態であっても)、車をみることはできません
  • 被害者の経歴
    被害者の自宅には柔道のトロフィーや、被害者自身が柔道をしている写真が飾られています。被害者はどうやら、柔道家のようです
  • 少年の絵
    少年は目撃した車の絵を描いていました。シンプルな絵ですが、上下逆さまです
  • 工場の廃棄物
    湯川は工場の廃品置き場で、ボロボロになった長靴を見つけています
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ネタバレ

少年が車を目撃できたのは、蜃気楼が発生したためでした。少年が車を目撃したのは本当でしたが、幽体離脱というのは金目当ての作り話です。少年は父親に協力するため、嘘をついていました。

蜃気楼発生には、工場で起きた事故が関係しています。少年が蜃気楼を目撃した日、実は工場で液体窒素が漏れるという事故が起きていました。このとき工場長は、液体窒素を外へ排出するため、2つの大きな門を開いています。その日はとても暑い日だったため、開かれた門から熱気が工場内に入り、工場内部は床に液体窒素による冷気が、天井近くには温かい空気が層をなして存在することになりました。この温かい空気と冷たい空気の存在が蜃気楼を発生させることになります。

温かい空気と冷たい空気では密度が異なるため、光の屈折率が変わり、車から反射した光が湾曲して少年の目に届いた、というのが謎の目撃証言の真相です。

OLを殺したのは保険外交員ではありません。犯人は被害者と不倫をしていた男性です。小柄な保険外交員では、柔道の経験がある女性の首を絞めて殺すことはできないはずです。

結末

少年や父親達の前で、湯川は幽体離脱の謎の解き明かします。少年は涙を流しながら、幽体離脱は嘘ではないと訴えます。

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感想

「離脱る(ぬける)」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「探偵ガリレオ」に収録されている「離脱る(ぬける)」をもとにしたドラマとなっています。

殺人事件の謎解きはとてもあっさりしていました(あっさりし過ぎていたかもしれません)が、蜃気楼をトリックとした幽体離脱の謎は、科学的で納得いく内容だったように思います。

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