策謀の結末・あらすじ・ネタバレ解説【刑事コロンボ45】

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The Conspirators

刑事コロンボS7E5「策謀の結末」のあらすじとトリック解説です。旧シリーズ最終話は詩人のジョー・デヴリン(クライヴ・レヴィル)が犯人です。武器密輸を描いたエピソードです。

あらすじ

有名な詩人のジョー・デヴリンは大量の武器をアイルランドに密輸するため、銃仲買人との取引を進めます。しかし、仲買人が金の持ち逃げを企てていることが発覚したため、デヴリンはホテルでの取引の最中に仲買人を射殺します。
デヴリンは、取引を知っていたのが同志と仲買人のみであることを理由に、警察がデヴリンに辿り着くことはないと確信していました。ところが、被害者がデヴリンの、著書のサイン本を持っていたことから、あっさりコロンボに目を付けられ、さらに、密輸についても嗅ぎまわられます。

コロンボの捜査の結果、犯行現場に落ちていたウィスキーのビンの傷がデヴリンによってつけられたことが明らかになりデヴリンは逮捕されます。そして、銃の密輸も失敗に終わります。

©Universal City Studios
Columbo Drinks with the Murderer | Columbo

犯人

犯人のジョー・デヴリンは詩人です。アイルランドの出身で、かつては、テロリストの一員でした。現在は、北アイルランド援護協会という団体の理事を務め、アイルランド救済のために活動してます。
協会で集めた募金は、隠れて、銃の密輸やテロリスト支援に当てています。

被害者

被害者は銃の仲買人です。彼は、FBIのデータベースにも記録がある有名な銃商人でした。

動機

仲買人は飛行機の搭乗券を購入しており、金の持ち逃げを企てていました。これに気付いたデヴリンは、仲買人を裏切りものとして始末します。

捜査および推理

コロンボは仲買人がデヴリンのサイン入りの本を持っていたことを理由にデヴリンと接触します。そして、現場のビンが動いた理由、そのビンにデヴリンの指輪でつけた傷が残っていることを突き止めます。

結末

コロンボはビンの傷などの証拠を突き付け、仲買人殺害の容疑でデヴリンを追い詰めます。さらに、タグボートを使った銃の密輸方法も突き止め、出港した密輸船も引き止めます。

原題

「The Conspirators」(密謀者)
「策謀の結末」は原題とはやや異なったタイトルです。

トリック解説

銃の闇取引で起きた殺人事件だったため、犯人のデヴリンは被害者と自身を結びつける証拠がないと考えていました。

凶器の隠蔽

犯人は、犯行よりも前に、仲買人から受け取った銃を使いました。
この銃を仲買人が取引に持参したケースに仕舞い、凶器を隠蔽します。

銃の密輸

銃はタグボートにのせて運び、出港後、貨物船に積み替える計画でした。
国境を越えないタグボートを税関は調査しません。

タグボート

大きな船は小回りがきかないため、狭い港内などを移動する際には補助の船(タグボート)を使います。
犯人らは、このタグボートに銃を積んでいました。

犯人のミス

コロンボが犯人のデヴリンに辿り着くきっかけや追い詰める証拠です。

犯行の証拠

デヴリンと被害者を結びつける証拠、さらに、デブリンの犯行を裏付ける証拠です。

サイン入りの本

被害者はコートのポケットにデヴリンのサイン入りの本を仕舞っていました。

デヴリンは、最初、被害者を憶えていないと主張しますが、本に「我らのみ」というアイルランド過激派の合言葉が書かれていたこと、デヴリンがその上からサインしたことなどから、コロンボに関係性を疑われます。

ウィスキーのビン

被害者はデヴリンが愛飲していたウィスキーを準備していました。このウィスキーがホテルになかったため、わざわざ取り寄せさせています。

被害者は糖尿病を患っていたため、酒は飲みません。そのため、犯人のために購入したというのは明らかです。

転がったビン

被害者が撃たれたとき、テーブルの上に置かれたウィスキーのビンを倒しました。この時、中身がこぼれ、絨毯に染みがつきました。
その後、床に転がったビンを犯人のデヴリンが蹴って転がしたため、ビンは死体のそばに移動しました。

犯人が瓶を蹴った理由は、ビンのラベルに書かれた『ふさわしき贈り物を』という言葉を死者にあてこするためです。
『ふさわしき贈り物を』の真意は、『裏切りもには死を』です。

ビンの傷跡

デヴリンは、酒を飲む時に、飲む量を決め打ため、ビンに指輪で傷をつける癖がありました。
死体のそばに、ビンが転がっており、このビンにもデヴリンの指輪による傷がついていました。

凶器

被害者は自分の銃で撃たれて死んでいました。
コロンボは、事件よりも前に、被害者と会った人物が銃を手に入れ、犯行に及んだと推理します。

殺人の動機

被害者の持っていた書類や紙切れは、全て無くなっていましたが、金やクレジットカード、さらに、持ち込んだ銃は盗まれていませんでした。
このことから、物取りという動機が否定されます。

密輸の証拠

銃の密輸に関する証拠です。

LAP213

被害者はLAP213と書かれた紙切れをホテルの寝室にあるスタンドの下に隠していました。
これは「LOS ANGELES PIER 213」(コサンゼルス埠頭213)を意味し、銃を密輸する船の出港場所を表していました。

タグボートの旗

北アイルランド援護協会の理事が所有する会社の旗が、タグボートに掲げられていました。
この旗をみたコロンボは、タグボートに積んである拳銃に気付きます。

コロンボはオコンネル夫人の刺繍をみていたため、旗のマークに気付きました。

感想

銃の密輸と殺人が絡んだエピソードでした。

海外口コミ

海外サイトの口コミには、Irish、whiskey、greatなどが書き込まれています。

この記事のまとめ

刑事コロンボ「策謀の結末」について、ネタバレありであらすじやトリックをご紹介しました。最後にドラマの内容を、殺人の計画性、偽装工作、犯人のミス、動機、凶器、トリック、コロンボの罠で簡単にまとめます。

項目 内容
殺人の計画性 なし
偽装工作
ミス サイン入りの本
動機 裏切りの制裁
凶器 拳銃
トリック
コロンボの罠

犯人は銃の仲買人の裏切りが発覚し、仲買人が銃を構えたため、殺人を犯します。

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