ふってわいた相続の話
「ノーウッドの建築業者」のあらすじ、登場人物、真相です。若い弁護士が、よく知らない人物の相続人となりますが、相続の話を持ち掛けたオールデイカーという男が死亡し、弁護士が容疑者になります。
あらすじ
建築業者オールデーカーの殺害容疑をかけられた弁護士のマクファーレンは、疑いを晴らすため、シャーロック・ホームズを訪ねます。
オールデーカー殺人事件の前日、マクファーレンはオールデーカーに遺言書の作成を依頼されます。その内容は、全財産をマクファーレンに譲るというものでした。そしてその日の夜、遺言書の作成のため、マクファーレンはオールデーカーの屋敷へ足を運びます。遺言書作成後、マクファーレンは屋敷を後にします。そしてその後、屋敷の材木置き場が燃え、焼死体がみつかります。
スコットランド・ヤードのレストレード警部はマクファーレンが犯人であることを疑わず、逮捕を急ぎます。一方、シャーロック・ホームズとワトソンは真相を掴むべく、事件の捜査に乗り出します。
注目のシーン
叫ぶシャーロック・ホームズ、レストレード警部、ワトソン、そして、警官達。
ドラマ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | ノーウッドの建築家 (短編) |
| No. | シーズン2 第3話 |
| 放送日 | 1985/09/08 (日曜日) |
原題
「The Norwood Builder」(ノーウッド建築業者)
登場人物
シャーロック・ホームズ、ワトソン、レストレード警部以外の主な登場人物です。
ジョン・ヘクター・マクファーレン
依頼人であり容疑者。弁護士。
ジョナス・オールデイカー
ノーウッドの建築業者。
その他、弁護士の母親、建築業者の家政婦、浮浪者が登場します。
謎
弁護士のマクファーレンは無実かどうか、無実であれば真犯人は誰なのか、が大きな謎です。
殺人事件の犯人
材木置き場から焼死体がみつかったのは事実です。マクファーレンに容疑がかかりますが、真相は定かではありません。
動機
マクファーレンが犯人でないとすれば、動機も謎になります。誰がなんのために人を殺したのか、が不明です。
マクファーレンの動機は遺産です。オールデーカーを殺せば遺産が手に入ります。
母親の復讐という動機もあります。
真相
オールデーカーは生きており、実は屋敷に隠れています。材木置き場でみつかった焼死体は浮浪者で、オールデイカーではありません。
マクファーレンの母親に振られたことを根に持つオールデーカーは復讐のため、息子のマクファーレンをおとしめようとしていました。
小説では明確に浮浪者の死体とは書かれていません。ネコやウサギか、という会話も登場しますが、ネコやウサギだったと犯人が告白しているわけではありません。
動機
死んだふりをした理由は借金から逃れるためです。オールデーカーは自分が死んだことにして、借金を帳消しにしようとしていました。なお、マクファーレンに罪をなすりつけた理由は、前述の通り、マクファーレンの母親に復讐するためです。
結末
捜査に乗り出したシャーロック・ホームズでしたが、マクファーレンの疑いを晴らす証拠をみつけることができません。一方レストレード警部は、決定的な証拠であるマクファーレンの指紋をオールデーカーの屋敷でみつけます。
ホームズは指紋が死体発見後につけられたと確信し、屋敷に犯人が潜んでいることを見破ります。そして、犯人をおびき出すため、ぼや騒ぎを起こします。
すると、嘘の火事に焦ったオールデーカーが隠し部屋から姿を現します。
感想
レストレード警部初登場です。小説にはモリアーティ教授も名前だけ登場します。
この記事のまとめ
シャーロック・ホームズの冒険「ノーウッドの建築業者」のあらすじ、真相をご紹介しました。
| 項目 | コメント |
|---|---|
| 依頼 | 殺人容疑の調査 |
| 犯人 | オールデーカー |
| 謎 | 依頼人は無実か |
| トリック | 替え玉死体 |

