「曲がった男(The Crooked Man)」のあらすじ、真相ネタバレです。変死体となって見つかった大佐のそばには気絶した妻の姿があった…。
あらすじ
ある日、バークレー大佐の変死事件が発生し、大佐のすぐそばで倒れていた妻のナンシーに殺人の容疑がかかります。副司令官のマーフィー少佐から依頼を受けたシャーロック・ホームズはワトソンと共に事件の調査に着手します。事件のあった日、妻のナンシーは、ひどく狼狽した様子で帰宅し、その後、夫バークレー大佐と口論になります。妻は「デイヴィット」という言葉を叫んでいましたが、屋敷の者が部屋に入った時、そこにいたのは、死んだ大佐と卒倒したナンシーだけでした。ホームズは、ナンシーが狼狽した原因を調べ、そして、帰宅前に、ナンシーがある男と会っていたことを突き止めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 背中の曲がった男 (短編) |
| No. | シーズン1 第5話 |
| 放送日 | 1984/05/22 (火曜日) |
登場人物
ホームズ、ワトソン以外の主な登場人物です。
ジェームズ・バークレー
変死した大佐。
ナンシー・バークレー
バークレー夫人。
デイヴィット
バークレーが大佐と口論した際に口走った言葉。
ヘンリー・ウッド
曲がった男の名前。
謎
曲がった男の正体も謎ですが、ナンシーがバークレーを殺害したのか、それとも違う人物なのかというのも謎です。
- 大佐の死の謎:殺した犯人が妻のナンシーなのか、それともデイヴィッドなのかという謎です。そもそも殺されたかどうかも、明確ではありません。大佐の頭部には傷がありました。凶器らしきものも見つかっています。
- デイヴィットの謎:大佐とナンシーは、口論となり、ナンシーは「デイヴィッド」という言葉を何度か口にします。デイヴィッドというのが口論の原因であるかのようにみえますが、夫はジェームズ、曲がった男の名前はヘンリー・ウッドなので、いずれも該当しません。
- 曲がった男の謎:ナンシーは、曲がった男と会った後に、顔が青ざめ、うろたえます。そしてその後、夫と口論になります。ホームズは、曲がった男が、大佐と妻の口論をみていた、という証拠をみつけますが、どのように関与したかは不明です。
真相
この事件の真相には、大佐の過去の悪事が関係しています。この悪事をナンシーが知り、口論となります。
数十年前、バークレーはナンシーと結婚するため、当時ナンシーと恋仲にあったヘンリー(曲がった男)をはめて、敵のインド人に捕まるように仕向けます。バークレーに騙されて捕虜となったヘンリーは、拷問により、体が曲がった男になってしまいます。
曲がった男は、バークレーと同じ連隊にいた軍人であり、ナンシーの恋人でした。曲がった男と会った時、ナンシーは、バークレーの悪事を聞かされます。そして、口論となります。そこにヘンリーが現れ、バークレー大佐はあまりの恐怖にショック死します。つまり、大佐の死は殺人ではなく、自然死でした。凶器と思われていたものは、曲がった男の杖でした。
ナンシーの「デイヴィット」という発言は、古代イスラエルの王である「ダビデ」のことです。ダビデは、人の妻を奪うため、その夫を前線に送っています。
| 項目 | コメント |
|---|---|
| 依頼 | 変死の調査 |
| 犯人 | ― |
| 謎 | 曲がった男の正体 |
| トリック | ショック死だった |
感想
「初歩的なことだよ、ワトソン君」はホームズの名台詞です。ドラマでは、ワトソン博士が「初歩だよ、ホームズ君」と言っています。

