謎の下宿人
ドラマ「赤い輪」のあらすじ、真相です。宿屋に宿泊する怪しい人物と赤輪の影。
あらすじ
全く外出しないおかしな下宿人の調査を依頼するため、ウォーレン夫人は221Bを訪れます。
捜査に消極的なシャーロック・ホームズを見かねたワトソン博士は、ひとりでフィルマーニに接触します。フィルマーニは以前、ウォーレン夫人の下宿に間借りしていたイタリア人でした。何も知らない、とワトソン博士に口を閉ざすフィルマーニは、直後、ジョルジアーノに殺されます。ホームズは責任を感じるワトソン博士を励まし、本格的に調査を始めます。
カスタロッテなる人物が殺されていること、新聞の広告欄に暗号めいた内容の記載があることを調べあげ、真相へ近づくホームズとワトソン博士。ところが、下宿の主人が人違いで何者かにさらわれる事件が発生します。
ホームズは急ぎ、謎の下宿人と接触し、下宿人が赤輪党のリーダーであるジョルジアーノに追われているということを知ります。
注目のシーン
へんなところから登場するシャーロック・ホームズ。
ドラマ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 赤い輪 (短編) |
| No. | シーズン6 第4話 |
| 放送日 | 1994/03/28 (月曜日) |
原題
「The Red Circle」(赤い輪)
登場人物
シャーロック・ホームズ、ワトソン、ハドソン夫人、ホーキンス警部以外の主な登場人物です。
ウォーレン夫人
依頼人。下宿の管理人。
ジェンナーロ・ルッカ
逃亡する男。
エミリア・ルッカ
ジェンナーロの妻。
ジョルジアーノ
ルッカ夫妻を追う男。
エンリコ・フィルマーニ
下宿にいたイタリア人。ジョルジアーノに殺される。
リヴァートン
ニューヨークの探偵。アメリカ人。
事件の謎
序盤は下宿人の正体が謎です。下宿人の正体は中盤で明らかになりますが、その後は結末が謎(見どころ)といえます。
下宿人の謎
下宿人は最初の日に一度外出したきり、十日間も部屋にこもっています。
部屋を歩き回る音が聞こえているので、確かに部屋に誰かがいるようです。なお、ウォーレン夫人は男のようだったと話しています。
メモ書き
下宿人は必要なものを紙に書いて伝えます。筆跡がバレぬように工夫しているようです。
食事
食事は廊下に置かせています。
なぜ追われているのか
ジェンナーロとエミリアはジョルジアーノに追われています。しかし、追われている理由は不明です。
カスタロッテ殺人の謎
ワトソン博士がフィルマーニの自宅を訪ね、そこで新聞をくすねます。その新聞にはカスタロッテ殺害の記事が載っていました。
真相
下宿にいたのはエミリア・ルッカです。彼女は夫のジェンナーロからの信号を待っていました。ジェンナーロはジョルジアーノから逃げるため、渡航の準備をしていました。
下宿人の真相
下宿を借りたのは男でした。しかし、最初の外出でエミリアと入れ替わりました。なお、下宿を紹介したのはジョルジアーノに殺されたフィルマーニで、彼はルッカ夫妻の協力者でした。
追われる理由
ジェンナーロは赤輪党の党員でした。脱党を望みますが、赤輪党は一度入ると抜け出せないことで知られていました。
夫妻を追っていたジョルジアーノは赤輪党のリーダーです。この男は、ジェンナーロの妻エミリアを自分のものにしようとし、さらに、カスタロッテ殺害をジェンナーロに押し付けていました。
結末
悪のジョルジアーノが下宿に姿を現し、さらに閉じこもるエミリア・ルッカは夫の合図を待ちます。一方、ホームズ、ワトソン、そして、ホーキンス警部は下宿近くの空き家に張り込みをし、エミリアの夫ジェンナーロが現れるのを待ちます。
空き家にようやく現れたジェンナーロは妻へ合図を送りはじめます。しかし、空き家に忍び込んだジョルジアーノと格闘になります。
異変に気付いエミリアやホームズ達が駆け付けると、そこにはジョルジアーノの死体が転がっていました。
殺人の容疑で一旦は逮捕されるルッカ夫妻ですが、その後、情状酌量で釈放され、オーストラリアへ旅立ちます。
感想
あやしい下宿人が発端となるエピソードです。
ランプの暗号
ドラマでは詳しく描かれていないランプを使った信号(夫妻が連絡のために使った暗号)は、ランプの光った回数が、アルファベットに対応しているというものです。
1回だけ光ったらA、20回ならTという具合に、アルファベットへ変換していくと、イタリア語のATTENTA(気を付けろ)やPERICOLO(危ない)という言葉になります。
この記事のまとめ
シャーロック・ホームズの冒険「赤い輪」のあらすじ、真相をご紹介しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼 | 下宿人の調査 |
| 犯人 | ジョルジアーノ |
| 謎 | 下宿人の正体 |
| トリック | 追われていた |

