ショスコム荘|あらすじとネタバレ解説【シャーロック・ホームズの冒険29】

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おかしな主

ドラマ「ショスコム荘」のあらすじ、真相です。近頃ロバート卿の様子がおかしい、という依頼。映画「シャーロック・ホームズ」でワトスン博士を演じたジュード・ロウ出演のエピソード。

あらすじ

ショスコム荘園の経営者サー・ロバート・ノーバートンの元に、宿屋の息子ジョーが尋ねてきて、騎手としての雇用を申し入れます。同じ日、金貸しのサミュエル・ブルーワーが屋敷に現れ、ロバートと口論になります。

後日、ロバートはブルーワーを鞭で打ち、ブルーワーは失踪。さらに、ロバートの姉ベアトリスが大切にしていた犬ジャスパーを処分するよう命じます。雇い主の行動に不安を抱いた調教師メイソンはシャーロック・ホームズに調査を依頼します。

ホームズは嘘の情報でロバートを遠方へと追いやり、ショスコム荘園を調べます。
炉の中から人骨がみつかったという報告を受け、さらに、S.B.のイニシャルが書かれた財布も見つかります。

金貸しのミュエル・ブルーワーが焼かれた、としか思えない事件に対しホームズは、犬の行動、夫人の髪の毛が樹脂であることなどを根拠に、真相へとたどり着きます。

注目のシーン

ワトソン博士は20ギニー、ハドソン夫人は10ギニー儲けた、と知ったシャーロック・ホームズ。

賭けの結果を知ったホームズの表情(ショスコム荘)
©ITV

1ギニーはほぼ1ポンドです。1ポンドは現在の2.5~5万円相当と言われています。10ギニーは25~50万円になります。

ドラマ情報

項目 内容
原作 ショスコム荘
(短編)
No. シーズン5
第3話
放送日 1991/03/07
(木曜日)
原題

「Shoscombe Old Place」(ショスコムの古巣)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン、ハドソン夫人以外の主な登場人物です。

ジョン・メイソン

依頼人。ショスコム荘園の主任調教師。

ロバート・ノーバートン

ショスコム荘園の経営者。

サミュエル・ブルーワー

失踪者。金貸し。ノーバートン氏に金を貸していた。

ベアトリス・フォルダー

ロバートの姉。未亡人。

ジョー・バーンズ

騎手志望の青年。宿屋の息子。冒頭、ノーバートン氏に雇い入れを申し出る。

騎手のサンディ・ベイン(犬を引きとった男性)、ジョシア・バーンズ(宿屋の主人、ジョーの父親)、キャリー・エヴァンス(家政婦)、スティーブンス(年老いた執事)、ハービー(骨を見つけた人物、盗みを働いて解雇)、ジャスパー(犬)、プリンス(馬)なども登場します。

事件の謎

ロバートが犬を処分しようとした理由、金貸しの行方、ベアトリスが馬を見に来なくなった理由などが、この事件の謎です。

ロバートの不審な行動

ロバートは夫人が可愛がっていた犬を処分しようとしました。突然の行動だったため、従業員は驚きます。なお、犬のジャスパーは騎手に引き取られ、その後、宿屋の主人の手に渡りました。

財産

荘園の財産はベアトリスの亡き夫が握っていました。ロバートはベアトリスが死ぬまで、財産を借りているという立場でした。
ベアトリスが死んだあとは、全て、亡くなった夫の弟(ロバートの義弟)に渡ります。

ベアトリスが死ぬと荘園も馬すらも失う

借金

ロバートは多額の借金を抱えていました。荘園は競走馬のプリンスに勝てなければ破産する、というひどい状態に陥っています。

失踪の謎

金貸しのサミュエル・ブルーワーが失踪します。荘園の屋敷地下にある炉からは、人骨とS.B.のイニシャルが入った財布がみつかります。

ベアトリスの不審な行動

ベアトリスは馬が好きでした。よくプリンスを見に来ていましたが、全く姿をみせなくなってしまいます。さらに、仲の良い姉弟だったのに、全く会話しなくなります。

謎の教会

屋敷近くの朽ち果てた教会で、夫人の愛犬ジャスパーが姿を消します。ジャスパーは教会地下への入口で、落ち着かない様子でした。その地下からは不気味なすすり泣きが聞こえます。

真相

ロバートは姉ベアトリスの病死を隠してしました

不審な行動の真相

ベアトリスの死を知っていたのは、ロバート、家政婦のエヴァンス(夫人と行動を共にする女)、そして、騎手志望のジョーです。

夫人

ジョーが夫人に変装していました。他の従業員にばれないようにするため、馬を見に行かないようにしていました。

冒頭、ジョーは「なんでもする」と言っています。

ジャスパーは夫人の亡骸を追っていました。夫人の遺体は、はじめ水車に移され、その後、教会の地下へと移されました。

ホームズは、馬車にジャスパーをけしかけて、様子を観察していました。

動機

ベアトリスの死を隠したのは、ショスコム荘園の権利など財産が義理の弟に渡ることを阻止するためです。競走馬のプリンスがレースに出走するまで隠し通せれば、借金を返済することができます。

失踪の真相

金貸しは生きています。フランスに逃げていました。

人骨

炉から見つかった人骨は、教会の棺にもともと納められていた骨です。つまり、事件とは直接関係がありません。

財布

S.B.はサミュエル・ブルーワー(金貸し)ではなく、サンディ・ベイン(犬を引きとった騎手)のことです。
ベインは、ハービーに財布を盗まれていました。

ハービーは盗みで解雇されています。

結末

教会の地下でベアトリスの遺体を見つけたホームズとワトソンは、その場に駆け付けたロバートから事件の全容を聞き知ります。

内密に、という申し出を受け入れたホームズは競走馬のレースが終わるまで夫人の死を告発せず、新聞で、競走馬プリンスの勝利と夫人が亡くなったという報道を確認します。

感想

コナン・ドイルが書いたシャーロック・ホームズシリーズ最後の短編です。有名な話ですが、夫人に変装したジョー役でジュード・ロウ(映画シャーロック・ホームズやブロークバック・マウンテンなどに出演)が登場します。

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「ショスコム荘」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 内容
依頼 身辺調査
犯人
主人の行動
トリック 変装

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