ボスコム渓谷の惨劇|あらすじとネタバレ解説【シャーロックホームズの冒険30】

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ダイイング・メッセージ

ドラマ「ボスコム渓谷の惨劇」のあらすじ、真相です。父親殺害の容疑で捕まった被害者の息子と無実を信じる幼馴染…、ダイイング・メッセージ“ラット”の真意とは?

あらすじ

地主の令嬢アリス・ターナーの手紙を受け取ったシャーロック・ホームズは休暇中だったワトソン博士とともに、ボスコム渓谷で起きた殺人事件の調査を始めます。

死んだのはウィリアムという男で、息子のジェームズが逮捕されます。ジェームズは父ウィリアムが死ぬ直前、父と口論していました。殺人は否認しますが、口論の内容を明かさなかったため陪審員らの心証を悪くし、犯人と断定されます。

ホームズは死体の目撃者、依頼人、容疑者の話を聞き、現場を調べ、真犯人を突き止めます。

注目のシーン

突然、地を這うシャーロック・ホームズ。

地べたに這いつくばるホームズ(ボスコム渓谷の惨劇)
©ITV

ドラマ情報

項目 内容
原作 ボスコム渓谷の惨劇
(短編)
No. シーズン5
第4話
放送日 1991/03/14
(木曜日)
原題

「The Boscombe Valley Mystery」(ボスコム渓谷の怪)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン以外の主な登場人物です。

アリス・ターナー

依頼人。十八歳の女性。

ジョン・ターナー

アリスの父。地主。糖尿病を患い余命いくばく。

ウィリアム・マッカーシー

被害者。

ジェームズ・マッカーシー

ウィリアム殺害の容疑者。ウィリアムの実子。アリスとは幼馴染。

サーマビー警部

地元の警部。

事件の謎

ウィリアムの死が大きな謎です。
息子が犯人でないとすれば、犯人、動機、手口が不明です。

息子ウィリアムが犯人の場合は、口論の末、カッとなってやった、ということになります。

殺人の謎

死んだウィリアムは後頭部を殴られて死んでいました。

息子のジェームズの証言は次の通りです。
「父との口論のあと、その場を立ち去った。しかし、叫び声が聞こえたので、父の元に戻ったら死んでいた。父はア・ラット(ねずみ)とつぶやいていた」

ア・ラット

被害者が死に際に発したア・ラットという言葉は、どういう意味なのか不明です。

足跡

殺人現場には、つま先立ちで移動した足跡が残っていました。
被害者や容疑者のものではなさそうです。

足跡の深さは左右均一でなかったため、片足が不自由な人物が残したようです。

凶器の石

凶器は石でした。
ホームズは、草の上に置いてあったということから、最近動かされたと推理します。

左後頭部の傷

被害者は左後頭部を背後から殴られたようです。
このことから、犯人は左利きであると推測されます。

葉巻

現場付近には葉巻の灰も残っていました。
葉巻の切り口が雑だったため、切れ味の悪いナイフを持っている、という人物像が浮かびます。

口論

父ウィリアムと息子ジェームズの口論は、ある少女が目撃していました。口論の内容について、ジェームズは話そうとしません。

アリスとジェームズの結婚

アリスは、ウィリアムとジェームズが結婚のことで口論になったのではないか、と推測します。

アリスとジェームズはお互い思いを寄せているようです。ジェームズの父は二人の結婚に強引なほど積極的です。一方、アリスの父ジョンは反対しているようです。

ウィリアム・マッカーシー氏とジョン・ターナー氏はオーストラリア時代から旧友でした。

真相

ウィリアムを殺したのはアリスの父ジョンです。ジョン・ターナー氏はオーストラリアでの悪事をネタにウィリアムから強請られていました。

殺人の真相

ジョンがウィリアムを殺しました。しかし、ジェームズに罪をきせるつもりはありませんでした。

二人の過去

ジョン・ターナーはオーストラリアにいた頃、盗賊でした。
金を奪うために襲った馬車の馭者がウィリアム・マッカーシーでした。

金持ちになったターナー氏は英国で堅気な生活をはじめますが、そこにウィリアムが現れます。

恐喝

ジョン・ターナーはウィリアムに脅されていました。ウィリアムは息子とターナーの娘アリスを結婚させ、ターナー家の財産を奪い去るつもりでした。

動機

ジョンとウィリアムは息子と娘の結婚の件で、話をつけようとしていました。待ち合わせ場所は、死体が見つかった沼のほとりです。

ジョンは、そこで、父子の口論を目撃します。娘を娼婦のように扱われたと感じたジョンは、ウィリアム殺害を決意します。

手口

ジョンは近くの石を掴み、ウィリアムの背後に忍び寄ります。そして、後頭部を何度も殴り、殺害します。

ジョン・ターナー氏が供述書に署名するとき、左手でペンを握っています。犯人は左利きという推理と一致します。

ア・ラット

アラット(A Rat)はバララット(Ballarat=Ball A Rat)でした。ジェームズは最初のバラを聞き逃したようです。このバララットはオーストラリアの地名で、ジョンとウィリアムがいた場所です。

口論の内容

アリスの推測通り、父子はアリスとの結婚で言い争っていました。

ジョンの真実

ジョンは既婚者でした。酔った勢いで、年上女と結婚していました。相手の女は、ジョンが死刑寸前であることを知り、他の男性と結婚していたと言います。

結末

事件の真相に辿り着いたホームズはジョン・ターナーを呼び出し、真相を語るよう促します。全てを明らかにしたターナー氏はワトソン博士が書いた供述書に署名します。

ホームズは余命わずかなターナー氏を告発せず見逃します。

半月ほど経ってターナー氏は他界。ホームズの異議申し立てにより釈放されたジョンは、アリスと再会します。

感想

犯罪に巻き込まれた無実の男が運悪く捕まってしまいます。

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「ボスコム渓谷の惨劇」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 内容
依頼 殺人容疑の調査
犯人 ジョン・ターナー
容疑者は無実か
トリック ダイイング・メッセージ

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