殺しの序曲・あらすじ・ネタバレ解説【刑事コロンボ40】

刑事コロンボS6E3「殺しの序曲(The Bye-Bye Sky High I.Q. Murder Case)」のあらすじ、トリック解説です。トリックを駆使する犯人が登場します。

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あらすじ

会計事務所の経営者であるオリバー・ブラント(セオドア・ビケル)は共同経営者に横領がバレたため、強盗殺人にみせかけて殺害。傘、爆竹、百科事典、レコードプレイヤーなどを使って犯行時刻を遅らせ、アリバイを捏造します。しかし、コロンボに動機とほぼすべての手口を暴かれます。最後はコロンボの挑発にのり、自らトリックを披露します。

犯人と被害者

犯人のオリバー・ブラントは有名な会計事務所の経営者です。IQが高くないと入会できないクラブ、シグマ協会の一員でもあります。
被害者はブラントの共同経営者です。ブラント同様、シグマ協会の会員です。オリバーとは古くからの友人でしたが、横領を公表しようとしていました。

動機

ブラントは会計を偽り、横領していました。被害者は秘書に調べさせ、この事実を掴んでいました。

捜査および推理

犯人が逃走するまでに時間がかかったこと、二発撃たれた被害者の弾道が同じだったことから、コロンボは強盗殺人を疑います。

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結末

コロンボは聴取によって動機をつかみ、さらに犯人が犯行に用いた傘もさりげなく手に入れます。

ブラントはコロンボに手口を明かされます。さらに、内心見下していたシグマ協会のメンバーが貢献したというコロンボの話に感情を抑えられず、自ら、トリックを明かします。

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トリック解説

犯人は小道具を使って、犯行時刻を遅らせます。

強盗殺人偽装

被害者を射殺後、レコードプレイヤーのアームの動きを利用してトリックを仕掛けます。

レコードプレイヤー

曲の頭出しや連続再生が可能なプレイヤーを使用します。

爆竹

爆竹に電線とバッテリーをつなぎ、傘に入れ、暖炉に隠します。

電線

電線はワニ口クリップでレコードプレイヤーにつなぎます。アームが動いて電線に触れると、通電し、爆竹が爆発する仕組みです。なお、犯人は爆竹を二つ仕込んでいます。

百科事典

分厚い百科事典がちょっとした衝撃で机から落下するようにしておきます。犯人は、レコードプレイヤーのアームがペンにぶつかり落下して、百科事典も落ちるように細工しました。百科事典が落ちた音は人が撃たれて倒れた音に聞こえます。

凶器

サイレンサーをつけた拳銃を使います。犯行後、拳銃は傘の中に入れ、傘ごと暖炉に隠します。凶器は翌日、回収します。

閉まるドア

窓を適度に開けた状態で、扉が開くと、もう一方の扉が勝手に閉まります。これを利用して犯人は、強盗が逃げたようにみせます。

財布

強盗の犯行にみせるため、財布の中身を奪います。

アリバイ

犯人はシグマ協会の会員が集まっている時に殺人を決行します。レコードプレイヤーを使ったトリックで、犯人が会員と一緒にいる時に、被害者が襲われたようにみせます。

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犯人のミス

コロンボが強盗を疑うきっかけや犯人を追い詰める証拠です。

ちぐはぐな証拠

説明のつかない不自然な証拠や状況です。

床の百科事典

事件の直前、犯人と被害者はゲームの勝敗を決めるため、百科事典を確認します。犯人はこの百科事典を床に落として人が倒れる音を作り出したため、死体発見後、百科事典は床に落ちていました。つまり、二人は床に落ちた百科事典を確認したことになります。

強盗犯の行動

銃声を耳にした会員たちが現場の部屋に辿り着くまで、40秒かかりました。その間、強盗は被害者の財布から金を盗んだだけです。もし、金を盗むのに10秒かかったとしても、残りの30秒は逃げずに部屋に留まっていたことになります。

晴天の傘

事件の翌日、犯人は凶器や犯行に使った小道具を回収するため、晴れているにも関わらず傘を持ち歩くことになります。

弾道

犯人が仕組んだトリックは、銃声、倒れる音、銃声の順になります。立っている人間と倒れている人間を同じ位置から撃てば、被害者を貫く弾丸の角度は変化するはずです。しかし、被害者の弾道は全く同じでした。これは、被害者が同じ姿勢で撃たれたことを意味します。

犯行の証拠

犯人の犯行を裏付ける証拠です。

現場のすす

殺人現場の床には暖炉のすすが落ちていました。

会員の電話

事件が起きた時、ある女性会員が父と電話をしており、その時間の記録が残っていました。この記録によって、爆竹が鳴るまで時間が明らかになります。

レコードプレイヤー

現場のレコードプレイヤーはある曲を再生するように設定されていました。その曲は、電話の記録、つまり、爆竹が鳴るまでの時間と一致していました。

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コロンボの罠

コロンボはブラントの手口を明かしますが、倒れる音のトリックだけ曖昧にします。さらに、解決にシグマ協会のメンバーがアイデアを出したことを伝え、そのメンバーを大絶賛します。メンバーを見下し、なおかつ、子供っぽい性格の持ち主であるブラントは、興奮して、倒れる音を出すためにペンを使ったことを実演してみせます。

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感想

第6シーズンの3作品は全て強盗殺人偽装でした。「殺しの序曲」は緻密なトリックを使うエピソードでした。重さの違うコインが入った袋を見分けるパズル、解いたのは「かみさん」らしいです。

口コミ分析

海外サイトの口コミには、genius、smartなどが書き込まれています。

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この記事のまとめ

刑事コロンボ「殺しの序曲」について、あらすじやトリックをご紹介しました。原題は「The Bye-Bye Sky High I.Q. Murder Case」で「殺しの序曲」とは異なったタイトルです。最後にドラマの内容を、殺人の計画性、偽装工作、犯人のミス、動機、凶器、トリック、コロンボの罠で簡単にまとめます。

項目 内容
殺人の計画性 あり
偽装工作 強盗殺人を偽装
ミス 弾道
動機 横領の公表を阻止
凶器 拳銃
トリック 爆竹トリック
コロンボの罠 間違った推理と挑発
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