殺意のキャンバス・あらすじ・ネタバレ解説【新刑事コロンボ50】

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Murder, a Self-Portrait

新・刑事コロンボS9E1「殺意のキャンバス」のあらすじ、トリック解説です。妻、元妻、モデルの3人と暮らす画家が、元妻を溺死にみせかけて殺害します。

あらすじ

画家のマックス・バーシーニ(パトリック・ボーショー)は、元妻を絵筆の洗浄液で失神させ、海で溺死させます。犯人は、過去に犯した殺人が、元妻によって暴露されることを恐れていました。

片目だけのコンタクトを不審に思ったコロンボは、海難事故を疑います。そして、犯人の、バーで絵を描いていたというアリバイを様々な証拠で崩し、さらに、被害者の悪夢から、過去の殺人にも迫ります。

犯人

犯人のマックス・バーシーニは画家です。前妻である被害者の隣に住み、本人は後妻とモデルの若い女性と同居しています。

被害者

被害者は犯人の元妻です。犯人がまだ画家として売れていないとき既に、彼女は犯人と結婚していました。

動機

犯人は、まだ売れていない頃に、ある悪徳画商を殺し、バーの地下に埋めていました。
このことを知っている元妻が、犯人のそばを離れ、他の男と結婚しようとしたため、犯人は殺害を決意します。

元妻は、画商殺しが原因で、悪夢をみるようになります。

捜査および推理

コロンボは、被害者の口元に絵の具が残っていることに気付き、犯人が使っている筆清掃用の布切れを調べます。その布切れには、被害者の口紅が付着していました。

結末

床の絵の具、使われていない水道などによるアリバイ崩しをかわす犯人ですが、コロンボに、画商殺害の推理、布切れ、予め準備していた絵画などを突き付けられ、罪を認めます。

原題

「Murder, a Self-Portrait」(殺人、とある肖像)
「殺意のキャンバス」は原題とは異なったタイトルです。

トリック解説

犯人は、標的を水難事故にみせかけて殺害し、アリバイを用意します。

事故死偽装

被害者を失神させたのち海に放り投げて溺死させます。

洗浄液

犯人は、絵筆の洗浄液をしみ込ませた布切れで被害者の顔を覆い、被害者を失神させます。

アリバイ工作

あるバーで絵を描いていたというアリバイを用意します。

バーの絵

絵は予め完成させておきます。白い布をかぶせることで、まっさらなキャンバスのようにみせます。

バーの主人への忠告

バーの主人には、創作中邪魔をしないようきつく言い付けます。

犯人が絵を書いていたのは、バーの2階です。階下から犯人の姿は見えません。
そこは、かつて、犯人が元妻と暮らしていた部屋でもあります。

有名な画家に絵画を描いてもらえるという喜びに、居ても立っても居られなくなったバーの主人は、言いつけを破って、犯人が絵を描いている部屋を覗きます。このとき、丁度、犯人は犯行を終えて帰ってきたところでした。

犯人のミス

コロンボが事故死に疑いをもつきっかけ、犯人を追い詰める証拠などです。

ちぐはぐな証拠

溺れたとは思えない状況や証拠です。

コンタクトレンズ

被害者は右目のみコンタクトレンズをつけていました。そして、左目のコンタクトは、専用の容器に入れられたままとなっています。

事故死と考えるならば、被害者は片目だけコンタクトをつけて泳いだ、という不審な状況が浮かび上がります。

使えない水道

犯人が絵を描いていた部屋には、水道がありましたが、ほとんど使えない状態でした。
しかしながら犯人は、あの部屋で筆を洗ったと証言します。

犯人は、記憶違いだった、といって言い逃れする

床の絵の具

犯人は力強いタッチで絵を描くため、絵の具が、床に飛び散りがちです。しかし、犯人が絵を描いていたバーの部屋の床には、絵の具が全く落ちていませんでした。

犯人は、ソフトなタッチで描いた、といって言い逃れする

被害者の口元

被害者の口元に絵の具が残っていました。残っていた絵の具はバーシーニ・レッドと呼ばれる色で、犯人が独自に編み出した色でした。

布切れの口紅

失神させるために使った布には、被害者の口紅が残っていました。

犯人は、被害者が亡くなった日、被害者とは会っていないという証言します。
この証言は、被害者の口元に残った絵の具や、布切れの口紅と矛盾します。

犯行の証拠

動機などを明らかにする証拠です。

被害者の悪夢

被害者は、悪夢について、診療を受けていました。そして、医師は、被害者が悪夢について語る様子をテープに録音していました。

この録音テープにより、犯人が画商を殺したという推理が展開されます。

この記事のまとめ

刑事コロンボ「殺意のキャンバス」について、ネタバレありであらすじやトリックをご紹介しました。コロンボの愛犬の名前がドッグ(犬)であることが明らかになります。なお、第4話「指輪の爪あと」にもコンタクトレンズが登場していました。

最後にドラマの内容を、殺人の計画性、偽装工作、犯人のミス、動機、凶器、トリック、コロンボの罠で簡単にまとめます。

項目 内容
殺人の計画性 あり
偽装工作 事故偽装
ミス 布切れと口紅
動機 口封じ
凶器 (溺死)
トリック 完成した油絵
コロンボの罠

殺人を決意してから実行するまで、多少の時間はありましたが、計画性はなしとしています。

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