ミシシッピー殺人事件【犯人ネタバレ】

ミシシッピー殺人事件」のネタバレあらすじです。登場人物や事件の概要、トリック・犯人をまとめています。

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あらすじ

セントルイスからニューオリンズへ向かってミシシッピー川を南下するデルタ・プリンス号。乗客の探偵チャールズと助手のワトソンは、一等船室の4号室で、ブラウン氏の死体を発見します。

事件を捜査するチャールズとワトソンは、階下に転がった小さな弾丸、グリップだけの銃、謎の手紙などの証拠を見つけ出し、真相へとたどり着きます。

ミシシッピー殺人事件

©JALECO

登場人物

  • チャールズ
    3号室。探偵。主人公
  • ワトソン
    3号室。助手
  • ブラウン
    4号室。被害者。船の経営者の一人
  • ディジー
    8号室。語尾がカタカナになりがちヨ
  • カーター
    9号室。評判のよくない判事。船長に停船を申し出る
  • ウィリアム
    15号室。ボランティア。乗船中、銃で鳥を撃つのが日課
  • テーラー
    20号室。かわいい女性
  • ヘレン
    23号室。金持ち夫人。宝石を船の金庫に預けている。「ウィリアムは馬鹿よ」と毒舌
  • ヘンリー
    27号室(機械室の隣)。被害者の息子。テーラーに熱を上げている
  • ネルソン
    船長

客室の並びを簡単にまとめます。

1等 2等
1 2 13 14
3号室
主人公
4号室
死体(鍵)
15号室
ウィリアム
16号室
弾丸
5 6 17 18
7 8号室
ディジー
19 20
テーラー
9号室
判事
10 21 22
11 12 23号室
ヘレン
24
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事件のまとめ・謎

ブラウン殺害の犯人、動機、手口(凶器)が謎です。

  • 小さな弾丸
    死体が見つかった4号室の階下に位置する16号室で、小さな弾丸がみつかります。なぜ16号室で弾が見つかったのか不明です
  • 銃のグリップ
    銃のグリップが、4号室から出てすぐのドアに引っかかっていました。なぜグリップだけなのか謎です
  • 箱と小さな鍵
    ブラウンの死体が見つかった部屋で、鍵が見つかります。これは、テーラーの紫檀(したん:ローズウッドとも呼ばれる木材の名前)の箱の鍵です。なぜ鍵が死体発見現場に落ちていたのか謎です。
  • 箱の中身
    箱の中には銃が入っており、グリップがありません。小さな弾丸は、この銃から発射されたようで、何故かコロンのにおいがします。箱は二重底になっており、箱の一番底には、新聞が入れられていました。その新聞には「そのひとはゴールデンである」と書かれています
  • コットンとコロン
    ヘンリーの部屋(27号室)で、油の染みたコットンが見つかります。何に使われたのかは、定かではありません
  • コロンの香り
    コロンの香りがするのは、お金持ちのヘレンです。このことから、ヘレンの事件への関与が疑われます
  • ネバダ行きの切符
    船長が管理する金庫の中からネバダ州行きの汽車の切符が見つかります。調べると、どうやら、テーラーの切符であることが分かります。ネバダ州のバージニア(シティ)といえば銀山で有名ですが、テーラーが切符をもっている理由は不明です(アメリカ合衆国で最初に発見された銀の大きな採掘場がネバダ州にあります)
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真相(ネタバレ注意)

犯人はテーラーです。テーラーは偽名で、本名はベロニカ・ゴールデンです。

ブラウンはテーラーの父をだまして、銀鉱山を採掘する権利を奪いました。これが原因で、テーラーの父は自殺します。さらにブラウンは、娘のテーラーを無理矢理自分のものにしようとします。これに抵抗したテーラーが銃を発砲します。

テーラーはウィリアムの毎朝鳥を銃で撃つ習慣を利用しており、ウィリアムの発砲と同時に撃てば、不審な銃声に違和感を覚える人はいないはずです。

  • 弾丸
    弾丸は、被害者を貫いたあと、転がり、部屋の隙間から16号室に落ちました
  • コットン
    銃が使われたという痕跡を消すため、犯人はコットンを使って銃を清掃しています。その後、犯人のテーラーは27号室のヘンリーに会いに行き、そこで、コットンを捨てました
  • グリップ
    銃の清掃中に、人の気配を感じることになります。慌てた犯人は、外に銃を投げ捨てます。この行動により、グリップだけが船に残っているという状況が生み出されます
  • コロンの持ち主
    コロンの持ち主は、テーラーです。ヘレンやディジーがコロンを借りているため、コロンのにおいだけでは、犯人を突き止めることはできませんでした
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考察

テーラーは「被害者と争っているうちに誤って銃を発砲した」と話しています。銃を撃つつもりはなかったという意味にとらえることができるので、つまり、たまたまウィリアムの鳥撃ちと発砲が重なったことになります。

もしも、ウィリアムの発砲と重なっていない場合は、誰かが不審に思い、死体がすぐに発見されるはずです。しかし、そういう展開にはなっていない(探偵と助手が偶然にも死体を発見した)ので、銃声には誰も気づかなったみたいです。

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