瀕死の探偵|あらすじとネタバレ解説【シャーロック・ホームズの冒険37】

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vs.カルヴァートン・スミス

ドラマ「瀕死の探偵」のあらすじ、真相ネタバレです。夫を心配する美しい女性がホームズに調査を依頼しますが…。

あらすじ

アデレード・サベッジは夫にアヘン窟を勧めたカルヴァートン・スミスの調査をシャーロック・ホームズに依頼します。しかし、ホームズとワトソン博士がサベッジ家の夕食に招待されたその日、依頼人アデレードの夫ビクターが倒れ、そのまま帰らぬ人となります。死因はスマトラ熱という皮膚の傷口から感染する伝染病でした。その後、妙な遺言により、遺産の全てが、従兄であるカルヴァートンに相続される事実が判明します。

ワトソン博士は、スマトラ熱の権威的な存在であるカルヴァートンが財産目当てで従弟を殺したと主張します。一方、ホームズは否定的で、事実、死体には外傷がなく、虫刺されの跡しか残っていませんでした。

未亡人となり、財産まで奪われたアデレードに心を痛めたホームズは、カルヴァートンの医学界抹殺を公言します。そんなホームズも、スマトラ熱と思しき病にかかり、瀕死の危機を迎えます。

注目のシーン

慌てて片付けるシャーロック・ホームズ。

片付けるホームズ
© ITV

ドラマ情報

項目 内容
原作 瀕死の探偵
(短編)
No. シーズン6
第2話
放送日 1994/03/14
(月曜日)
原題

「The Dying Detective」(瀕死の探偵)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン、ハドソン夫人以外の主な登場人物です。

アデレード・サベッジ

依頼人。ビクターの妻。二児の母親。

ビクター・サベッジ

銀行の重役。詩人を夢見てアヘン窟に通い始める。

カルヴァートン・スミス

ビクターの従兄。スマトラ熱の研究で有名だがアマチュア。

ビクターの死の真相が大きな謎です。

ビクターの死

ビクターはアヘン窟でスマトラ熱にかかり亡くなりました。問題は、カルヴァートンが関与しているかどうかです。なお、ビクターにアヘン窟を勧めたのはカルヴァートンです。夫人のアデレードは、夫がアヘン窟通いを始めた時点で、ホームズに調査を依頼していました。

外傷

スマトラ熱は皮膚の傷から感染する伝染病です。しかし、死んだビクターに目立った外傷はありませんでした。ただし、虫に刺された跡は残っていました。

遺産

死んだビクターの遺産は全て従兄のカルヴァートンが相続しました。財産のために従弟を殺した、という動機は明確です。

真相

カルヴァートンは蚊を使って従弟を殺しました。カルヴァートンの犯行を疑っていたホームズはスマトラ熱にかかったふりをして、カルヴァートンに自白させました。

ビクターの死の真相

ビクターはアヘン窟で、蚊に刺されてスマトラ熱に感染し、命を落としました。蚊を放ったのはカルヴァートンです。

瀕死のホームズ

ホームズもスマトラ熱にかかったようにみえますが、これは演技です。瀕死のホームズを目の当たりにし油断したカルヴァートンは真相を全て話します。

煙草

ホームズに郵便で届いた煙草はカルヴァートンの罠です。
煙草の箱には、スマトラ熱の菌が塗られた鋲が仕込まれていました。

結末

ホームズが瀕死である、ハドソン夫人にそう伝えられたワトソン博士は、カルヴァートンにホームズの診察を依頼します。

侮辱された憤るカルヴァートンでしたが、ワトソン博士の申し出を受け入れ、221Bを訪れます。そして、瀕死の探偵シャーロック・ホームズに、蚊を使って従弟のビクターを殺害した、と明言します。

全てを知ったホームズは、病気のふりをやめ、煙草を吸い始めます。仮病だったと知ったカルヴァートンは、潜んでいたワトソン博士と警部に取り押さえられます。

感想

ホームズが罠を仕掛けるエピソードです。

ベラドンナ

ホームズは医者のワトソンをだますため、ベラドンナの汁液を使って瞳孔を広げたとされています。ベラドンナは西欧に自生する植物で、その昔、女性はベラドンナの汁液を化粧品として使っていたそうです(瞳孔が開くと瞳が輝き、魅力的なため)。
ベラドンナに含まれるアトロピンがフィクションなどで毒殺に使われることもあります。

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「瀕死の探偵」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 内容
依頼 従兄の身辺調査
犯人 カルヴァートン
犯行手口
トリック 蚊を凶器にする

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