相棒S2E2『特命係復活』のあらすじとトリック解説です。このエピソードはシーズン2第1話の続きです。杉下右京と亀山薫は謹慎処分になりますが、懲りずに捜査を続けます。
あらすじ
杉下右京と亀山薫は小暮ひとみを自殺に追いやったとして、処分が決定する。具体的な処分内容が決まるまでの間、とりあえず謹慎になった二人だったが、右京と亀山はこれまで通り勝手に捜査を続ける。
二人は『お詫び』ということで小暮に近づき、どうにかして証拠を掴もうとするのだが、小暮に伊丹刑事達を呼ばれてしまう。
謹慎処分中にも関わらず勝手に捜査をしただけではなく、毒殺事件の容疑者である小暮ひとみに余計なことをしたとして、右京と亀山は刑事部部長達にこっぴどく叱られる。いつも怒られている右京は特に改めることなく、やっぱり、これまで通り勝手に捜査を続ける。

登場人物とキャスト
主なゲストをまとめます。1話のゲストと同じです。
| 名前 | キャスト | 説明 |
|---|---|---|
| 浅倉禄郎 | 生瀬勝久 | 死刑囚 |
| 小暮ひとみ | 須藤理彩 | 大学院生 |
事件と伏線のまとめ
薬科大学の教授、トラスト国際交易の真鍋専務、日本アーバン建設の佐川常務の三名が毒殺された事件で、小暮ひとみが容疑者です。手口はビタミン剤が入ったピルケースにアトロピン入りのカプセルを混ぜるというもので、三人とも同じ手口と考えられます。犯人と手口は概ね確定していますが、動機は全くもって不明です。
- 小暮ひとみの母親・小暮恵子は既に病死している。自宅に父親・小暮慶介の写真はあるが母親の写真は一切飾られていない
小暮ひとみはファザコンで母親に嫉妬していたのではないか? - 小暮恵子のお墓は荒れ放題
- 小暮慶介は愛妻家だった
- 小暮慶介が愛妻家ならば、自宅に恵子の写真がないのも、お墓が手入れされていないのもおかしい
- 小暮ひとみは「父親は海外に出掛けている」と話していたが、渡航履歴を調べるとここ最近は海外に渡っていないことがわかる
- 小暮慶介は既に大学を退職している
- 小暮慶介はブラジルから帰国後、消息不明になっている
大学が捜索を願い出たが、小暮ひとみは固辞した - 右京がひとみに毒殺事件の真犯人は行方を暗ませている小暮慶介だと伝える。動機はひとみを愛人達から引き離すため
この推理に対してひとみは声を荒らげて否定する - 小暮家の屋敷に小暮慶介の荷物や慶介らしき人物が現れる
ネタバレ
犯人は間違いなく小暮ひとみです。実は、ひとみの父親である小暮慶介は既に殺されていました。殺したのはひとみです。慶介の死体は屋敷の地下室で保管されており、その姿はミイラのようになっていました。
ひとみは父親に異常な愛情を抱いていました。しかし、父親がその愛情を受け入れることはありませんでした。父親は次第に娘を避けるようになり、拒絶されたひとみは父親を遅効性のコニインで毒殺することになります。
ひとみは父親を求めて大学教授や企業の重役たちと愛人関係になっていたようです。ただ、父親ではないと気付く瞬間があったらしく、それが殺人の動機になっています。
屋敷に小暮慶介らしき人物が現れたのは、幻想などではなく右京さん達の罠でした。荷物を用意したのは右京さんで、慶介らしき人物は亀山の変装でした。
ひとみは慶介から電話がかかってきたと話していましたが、それは右京さん達が仕掛けたものではありませんでした…。
トリック
犯人は父親の死を隠し渡航中だと嘘をついていました。
この事件では右京さんや亀山が死んだと思われる人物を生きているようにみせるというトリックを仕掛けています。
結末
特命係が復活する。右京と亀山がいつもの部屋で荷ほどきをしていると、亀山の携帯が鳴る。相手は武藤弁護士で「浅倉が脱獄した」と伝える。
浅倉は揉めていた看守を殺害し脱獄。遺書を残して断崖絶壁から飛び降りたようだった。
感想
犯人は「父親ではないから殺した」と語っていましたが、どうして父親だと思ったの?と尋ねたくなったりします。自分で父親を殺したのに、父親が帰ってきたと思い込んだりと、ほんとに正気ではない感じで御座いました。
- シートベルト違反のもみ消しに失敗した角田課長の復讐
- し・ま・な・が・し
この記事のまとめ
相棒Season2第2話について、あらすじや真相などをご紹介しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 監督 | 和泉聖治 |
| 脚本 | 輿水泰弘 |
| 長さ | 54分 |
| 放送 | 2003年 10月15日(水) |

