鏡迷宮の殺人・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿28】

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金田一フミの可憐な活躍2

金田一少年の事件簿「鏡迷宮(ミラーラビリンス)の殺人」のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、1999年3月8日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

金田一一、美雪、金田一二三の3人は誘拐事件で活躍した二三のために、休日に遊園地へと来ていた。絶叫マシンが苦手な一は、しきりに『最初はお化け屋敷説』を唱えるが、結局、ジェットコースターに乗ることになる。
ジェットコースターに乗り終えた金田一達は、アナウンサーを目指す女子大生に声を掛けられ、写真を一枚とることになる。美人四人組に話し掛けられて異様にデレデレした一は罰として、もう一度ジェットコースターに乗る破目になる。

その後、金田一達は目の前にあった<鏡迷宮(ミラーラビリンス)>へと入る。ミラーラビリンスは迷路型のアトラクションで、壁面はすべて鏡張りになっていた。老朽化が目立つ迷路は、天井まで壁面が届いておらず、作りもどこか安っぽかった。そんな迷路の中で女性の悲鳴が響き、防犯ブザーの音が鳴り続ける。音を手掛かりに金田一一が駆けつけると、そこには、先程写真撮影を手伝った女子大生の一人が死んでいた。

登場人物

金田一一、七瀬美雪、金田一二三、剣持警部以外の登場人物をまとめます。

小峰円(こみね・まどか)

被害者。優蘭女子大の四年生。栗色の髪。アナウンサー志望で就職先は決まっている。
銀行の支店長の娘。

花輪美佳(はなわ・みか)

優蘭女子大の四年生。ダークブラウンな髪色。小峰同様、アナウンサー志望で就職先が決まっている。
円に恋人を奪われた過去がある。

秋元和那(あきもと・かずな)

優蘭女子大の四年生。黒髪。小峰同様、アナウンサー志望で就職先が決まっている。
円にアナウンサー試験で妨害されていた。

真紀村朱実(まきむら・あけみ)

優蘭女子大の四年生。茶髪。アナウンサー志望だが、就職先は決まっていない。ちょっと抜けてる感じ。
円とは高校時代からの友人だったが、腰ぎんちゃく扱いされ、こけにされていた。

アニメ情報

放送日
82 3月8日

死体がみつかったときミラーラビリンスには被害者も含めて七名の人物がいました。金田一一、二三と美雪、そして女子大生の四人組です。入口と出口には遊園地の係員がおり、七名以外には誰も出入りしていないということがわかっています。また、係員が持ち場を離れたということもありません。
以上のことから、ミラーラビリンスの中にいた人物が容疑者となります。

逃走経路

被害者はゴールの先にある袋小路で死んでいました。そこで犯行に及んだ場合、引き返すしかないため、必ずゴール前を通ることになります。
最も近くにいたのは真紀村ですが、悲鳴やブザー音が響いたとき、真紀村は金田一一とぶつかっています。その場所から死体発見現場まで移動するには、時間を要するため、真紀村には犯行は不可能です。花輪や秋元も同じような理由で犯行は不可能となり、誰も被害者を殺すことができない状況に陥ります。

手掛かり

金田一一が真相に気付く手掛かりです。

証拠

金田一二三がトイレで帽子を発見します。事件前に偶然取った写真には、その帽子を被った人物がミラーラビリンスから出てくる様子が写されていました。

真相

犯人は秋元和那です。金田一達が死体を発見するよりも前に、被害者は殺されていました。

動機

犯人の父親は経営者でした。しかし、資金繰りが悪化し、病に倒れ亡くなっていました。資金繰りが悪化したのは銀行から融資を断られたからで、そこには娘である和那のアナウンサー採用試験が絡んでいました。
銀行の支店長は自分の娘である小峰円を合格させるため、秋元和那の父親に融資の条件を出しました。その条件は、融資を受けたければ娘に採用試験を受けさせるなという内容でした。

和那の父親は娘の将来のために、きっぱりと断りますが、経営難となり、病死してしまいます。
無事に合格した和那は、この事情を社員から教えられます。そして、被害者の「パパは私のゆうことなら何でも聞いてくれるんだからぁ」という言葉を耳にして、円が支店長である父親に妨害を要求したことに気付いてしまいます。

トリック

犯人は変装してミラーラビリンスに入り、出口付近で被害者を待ち伏せしていました。被害者が現れたら袋小路へと誘って殺害し、何食わぬ顔でそこを立ち去ります。その後、変装していない状態で再びミラーラビリンスへと入り、悲鳴を上げて、ブザーを鳴らしました。
犯人が悲鳴を上げたのは、死体があった場所ではなく、壁を一枚はさんだ別の袋小路でした。鏡張りの壁は天井まで届いていないため、ブザーを投げ入れることもできます。

結末

就職難を嘆く美雪に対して金田一一は「いつでも永久就職させてやるからさ」と呟く。プロポーズのような言葉に戸惑う二人だったが、近くで聞いていた金田一二三と剣持警部は『金田一一はそもそも定職に就けない』と冷静に結論付けるのだった。

感想

写真撮影であんな謎のポーズをとる女性は殺されがちということですね。

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「金田一フミの可憐な活躍!鏡迷宮の殺人」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人

  • 秋元和那(あきもと・かずな)
    父親を病死へと追いやった元凶に復讐する。被害者が元凶だったかどうかについては明確な根拠がないので、勘違いだった可能性もある。とはいえ、多くの人は被害者を庇ったりしそうにない(パパを除く)。
    犯行時刻を誤魔化すトリックは成功したように思えるが、かえって誰にも殺せないという状況を生み出してしまう。
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