シンフォニー号連続殺人事件・あらすじ・ネタバレ解説【名探偵コナン】

二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」のあらすじ、トリック解説、犯人ネタバレです。船上クローズド・サークルのエピソードです。服部平次も登場します。

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あらすじ

『昭和の頃…ほとんどの日本人が持っていた大切なもの…』
新聞広告のクイズに正解したコナン、蘭、小五郎は小笠原へ向かう豪華クルーズ船シンフォニー号に乗船。乗客の中には、20年前、強盗殺人を犯し行方をくらました叶才三(かのうさいぞう)の名前があった。

登場人物

クルーズ船の乗客は、江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎、服部平次を除き、5名。

シンフォニー号連続殺人事件の登場人物

左:磯貝渚、中央奥:海老名稔、右:鯨井定雄
「名探偵コナン」引用

シンフォニー号連続殺人事件の登場人物

左:蟹江是久、右:亀田照吉
「名探偵コナン」引用

  • 鮫崎島治(さめざき とうじ)
    元警視。小五郎と顔見知り
  • 磯貝渚(いそがい なぎさ)
    ヘビースモーカーの女性
  • 海老名稔(えびな みのる)
    ビジネススーツの眼鏡
  • 鯨井定雄(くじらい さだお)
    恰幅のよい口ひげの中年
  • 亀田照吉(かめだ てるよし)
    ハゲで太っている
  • 蟹江是久(かにえ これひさ)
    タートルネックとあごひげ
  • 叶才三(かのう さいぞう)
    4億円強盗事件の主犯
  • 古川大(ふるかわ まさる)
    豪華クルーズの主催者。正体不明
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事件のまとめ

シンフォニー号で起きた連続殺人事件には、20年前に起きた「4億円強盗殺人事件」が関わっています。

4億円強盗殺人

20年前に、叶才三とその仲間3人は銀行から4億円を強盗します。この時、ある銀行員が亡くなっており、名前は鮫崎美海(さめざきよしみ)です。
叶才三は仲間に銃殺されましたが、他の3名は逃亡し、捕まっていません。
この事件の時効は、シンフォニー号出航の日です。当時、刑事事件の時効は15年、民事事件の時効は20年のため、4億円強盗の時効は20年になります

叶才三を名乗る人物がシンフォニー号に乗船していることを知った鮫崎元警視と毛利は、船の中を捜索します。

シンフォニー号連続殺人事件

時効の0時が過ぎた直後、銃声が鳴り響きます。旗が燃やされ、叶才三が生きていることをほのめかす文面を書いた昔の1万札が見つかります。さらに、爆発が起き、焼け跡から、蟹江らしき人物の死体が見つかります。

そして、事件を調べていた服部平次が何者かによって海に突き落とされます。さらに事件は続き、再び銃声が鳴り響きます。怯え切った鯨井が、強盗犯だったことを告白し、腕を負傷。そうして、蟹江の死体が見つかります。

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トリック

犯人は『死んだはずの叶が実は生きていて、復讐のために昔の仲間を襲った』というシナリオを用意します。
叶役として選ばれたのが、蟹江です。彼は体に銃弾による傷があったため、仲間に銃で撃たれたはずの叶になりすませても、不自然ではありませんでした。

真犯人は自分の犯行を蟹江になすりつけ、さらに、自殺したように偽装し、完全犯罪を成し遂げようとします。

時効後の銃声、燃える旗、その後に起きた爆発などは、煙草を導火線にしたトリックです。このトリックは、アリバイの偽装や乗客の注意を引き付けるために使われています。
特に、燃える旗などが見つかった後の爆発は、ほとんどの乗客が甲板にいたため、煙草のトリックがない限り、その場にいなかった人物が犯人となります。このとき蟹江は眠らされていたため甲板には姿がありません

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真相(ネタバレ注意)

この事件の犯人は鯨井定雄です。鯨井は自ら被害者となり、蟹江が実は叶で、復讐のために殺人事件を起こしたようにみせていました。なお、鯨井の動機は4億円をひとり占めするためです。

鯨井は腕を撃たれています。これは、自分で自分の腕を撃って、被害者のふりをしていました。前もって自分の腕を撃ち、血が流れないようにテニスボールで止血することで、屋外の蟹江に、大勢の前で撃たれたようみせていました。

乗客の正体

シンフォニー号に乗船した乗客は、全員、4億円事件の関係者でした。

  1. 鮫崎島治(さめざきとうじ)
    4億円事件で娘の美海を亡くしている
  2. 磯貝渚(いそがいなぎさ)
    叶才三の娘
  3. 海老名稔(えびなみのる)
    美海の恋人
  4. 鯨井定雄(くじらいさだお)
    4億円事件の犯人
  5. 亀田照吉(かめだてるよし)
    4億円事件の犯人
  6. 蟹江是久(かにえこれひさ)
    4億円事件の犯人

4億円事件の犯人は、時効の日に、クルーズ船で再会することを約束していました。その理由は、4億円を引き出すためです。犯人達は、鍵、印鑑、サインを分担していたため、3人が集まらなければ、金は引き出せない状況でした。
鮫崎警視、磯貝、海老名は、豪華クルーズの主催者である古川大という名前をみて、シンフォニー号に乗船しました。実は、縦書きの古川大を時計回りに90度回転すると、才三叶になります。この暗号に真犯人の鯨井は気付いていませんでした。

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