フィルムの中のアリバイ・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿48】

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vs.ひき逃げ

金田一少年の事件簿「フィルムの中のアリバイ」(アニメ)のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、2000年5月15日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

美雪の浮気を疑った金田一一は、日比谷に出掛けた美雪を追跡していた。カメラで証拠写真を撮ろうとする金田一が目撃したのは、美雪のひき逃げ事件だった。被害者となった美雪は病院に運ばれたものの、意識不明の状態に陥ってしまう。

金田一は事故の瞬間をカメラに収めており、写真から逃げたワゴン車の持ち主が判明する。その車は撮影スタジオが所有するもので、スタジオを借りたカメラマンであれば自由に使える状況だった。ひき逃げが起きた時に車を使った可能性のある人物は三人の男に絞り込まれる。この三人が容疑者になるが、いずれも写真でアリバイを主張する。

登場人物

金田一一、七瀬美雪、剣持警部以外の登場人物をまとめます。村上草太も少しだけ登場します。

堀之内レオ(ほりのうち・れお)

容疑者。中年カメラマン。二ヶ月前まえにギリシャから帰国。ギリシャには二年間滞在していた。交通違反の前科がある。

美隅陽平(みすみ・ようへい)

容疑者。青年。カメラマンの修行中。去年までアメリカに滞在していた。

中神黎明(なかがみ・れいめい)

容疑者。高齢男性のカメラマン。日本の自然をたくさん撮影している。

アニメ情報

放送日
131 5月15日

三人の中にひき逃げ犯がいますが、トリックを使ってアリバイを主張しています。

手掛かり

三人の証言は以下の通りです。ひき逃げ事件が起きた場所は東京のど真ん中ともいえる日比谷で、時刻は午後4時半頃です。

堀之内レオ

ガイドブックの仕事で鎌倉を訪れていた。鎌倉に到着したのは朝8時。モデルと一緒。午後3時頃に鎌倉駅へ向かい、春祭りの商店街を撮影した。
午後3時半に春祭りの行列を撮影しており、これがアリバイの根拠となる(鎌倉から東京まで1時間では移動できない)。撮影にはモータードライブという連射装置を使ったと話している。

美隅陽平

午前中はスタジオにいた。午後は撮影のため都内を歩き、水戸の偕楽園へ向かった。
午後5時過ぎに偕楽園の桜を背景に、自分を含めて写真を撮っている。この写真がアリバイの根拠となる。偕楽園での撮影には連射機能を使っている。

中神黎明

容疑者。朝9時からスタジオでの撮影を始める。昼頃に尾瀬沼(群馬県と福島県にまたがる沼地)へ向かった。
たまたま知り合ったドライバーと写真を撮っており、これがアリバイの根拠となる。

真相

犯人は美隅陽平です。ひき逃げ事件を起こしてしまった美隅は、亡くなった恋人のお墓に満開の桜の写真をお供えするため、アリバイを捏造し時間稼ぎをしていました。

動機

犯人の美隅には重い病気を抱えた美知世という恋人がおり、ひき逃げ事件のおよそ一ヶ月前に他界していました。
美隅は夏頃にアメリカから帰国するまで、美知世の病気を知りませんでした。帰国後に打ち明けられた美隅は、余命わずかな美知世が「一緒に満開の桜を見たかった」とこぼすのを耳にします。

美隅はいろいろと調べ、ついに偕楽園の桜に辿り着きます。偕楽園には二季咲桜があり、秋にも桜が満開の花を咲かせていました。美隅は美知世を連れて写真をとり、このとき「春になったら二季咲桜の写真をお墓に届けて欲しい」と頼まれます。
翌年、美知世は亡くなります。そして、四十九日の法要の二日前に、ひき逃げ事件を起こしてしまいます。

トリック

犯人は昨年の秋に撮った偕楽園の写真をカメラで撮り、つい最近撮影されたようにみせていました。
偕楽園の桜の写真を撮ったのは亡くなった犯人の恋人で、連射ではなく、手動でシャッターが切られていました。そのため、オートで連射したにしては空に写る飛行機が急加速あるいは瞬間移動したような写真になっていました。

結末

「今日中に届けてやるんだろ…」
警部のはからいで犯人は、墓前に桜の写真をお供えするため、再び偕楽園を訪れる。

その後、美雪は意識を取り戻し無事に退院。美雪が日比谷で会おうとしていたのは村上草太だったらしく、赤いバラの花束をもって参上する。そして、美雪の謎の広東語に関心する。

感想

試し撮りで女性を撮っていた金田一は変態というよりも犯罪者です。
「殺戮のディープブルー」でいろいろあったアロワナが再び登場していました。また引っ掛かりそうになったぞ。

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「フィルムの中のアリバイ」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人

  • ひき逃げ犯=美隅陽平(みすみ・ようへい)
    ひき逃げは、運転免許の講習で事故の例として出てきそうな状況だった。死角から子供とかが飛び出してくるかもしれないので徐行/一時停止で様子をみましょう。
    事故を起こしたとき何をしていたのかは、結局のところ不明である。午後4時半は日比谷にいたはずなので、偕楽園に到着するのは、日が沈んだあとであろう。夜桜かしら。それでも、逮捕時に写真を撮りたそうにしていたので、やっぱり写真は撮影していなかったと思える。ただ単に運転マナーが悪かったから事故ったということなのだろう。
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