人間消失・あらすじ・ネタバレ解説【相棒シーズン1第9話】

相棒S1E9『人間消失』のあらすじとトリック解説です。脅迫状が届いたタツミ開発で資金課の社員全員が突然消失し、金庫にあった大金が盗まれます。

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あらすじ

杉下右京は後輩の森島つよしから依頼を受け、森島が勤めるタツミ開発を訪れる。森島は株主総会に関する脅迫状を受け取っており、総会屋が犯人と考えられた。
右京と亀山は資金課の会議室へと案内され、そこで森島を待つことになる。しかし、森島は一行に姿をみせない。右京は鳴りっぱなし電話に違和感を覚え会議室を出ると、資金課はもぬけの殻となっており、誰もいなかった。資金課には金庫があり、2億円もの現金が保管されていたのだが、金は全て盗みだされていた。

オフィスから姿を消した資金課の社員は会社前の噴水に入り込むようにして突っ立ていた。異常な行動をとった社員達だが、その行動に理由はなく、突然噴水に入りたくなったという…。

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登場人物とキャスト

主なゲストをまとめます。

名前 キャスト 説明
森島つよし 篠井英介 タツミ開発部長
北村潤一郎 佐々木勝彦 タツミ開発常務
桐野リサ 山本未來 英会話講師
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事件と伏線のまとめ

タツミ開発の金庫から2億円の現金が盗まれます。犯人はタッちゃん(タツミ開発のマスコットキャラクター)の着ぐるみを着て堂々と金を盗み、そのまま持ち去っています。
資金課の社員が集団で不審な行動をとったことから集団催眠が疑われ、英会話講師の桐野リサが容疑者になります。

  • 右京と亀山が会議室で待っているとき(盗難事件が発生したとき)、社内アナウンスが流れた
  • 防犯カメラに金を盗み出すタッちゃんが映っていた
  • 金を盗む前、タッちゃんは会社のロビーで通常業務をこなしていた
    このとき、手招きは手のひらを上にしている。また、手を握るようにしてバイバイを表している
  • 盗まれた金の責任者は北村常務
  • 資金課の社員の行動記録を確認すると、全員が英会話教室で桐野リサの授業を受けていた
  • 桐野リサはハーバード大学卒で心理学科選考。ヒプノティックセラピー(催眠療法)に関する論文を執筆している
  • リサは父親を亡くしたばかりで、葬儀の準備に追われている
    近々アメリカへ飛び立つ予定
  • 社内アナウンスで「パイドパイパー・コーポレーションのドライバーの方、お車の移動をお願いします」と流れ資金課の社員が催眠状態になった
    (パイドパイパーという言葉が後催眠の引き金)
  • 社内アナウンスを依頼したのは女性
  • タツミ開発の15年前の社内報にリサの父親が載っている
  • 盗まれた2億円の現金はみつかっていない
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ネタバレ

犯人は桐野リサです。リサの父親はタツミ開発の取締役として企業に招かれましたが、バブルが崩壊してしまいます。リサの父親は約束されていた報酬を受け取れないだけではなく、リゾート開発失敗の責任をすべて押し付けられて会社から放り出されてしまいます。
リサの父親をおとしめたのは、北村常務でした。リサは復讐のために、金を盗み、北村を失脚させようとしていました。なお、盗み出した2億円は父親の棺に隠していました。

トリック

集団催眠や着ぐるみを使った変装、盗んだ金の隠し場所、意外な動機などなど、様々なトリックが登場します。犯人を追い詰める方法については、右京さんが「警察官は嘘をつかない」という先入観を利用して、「棺を捜索中(もう逃げ場はない)」という暗示を犯人にかけています(先入観などを利用するトリックはミステリー用語で叙述トリックと呼ばれています)。
犯人は金を盗み出していますが、本当のねらいは金の管理責任者への復讐でした。盗んだ金を棺に隠しているため、火葬で焼き尽くす計画だったのかもしれません。

結末

右京と亀山に説得されたリサは自首し、北村常務は左遷される。
リサに恋をしていた捜査一課の伊丹はライターの火をみると踊り出すという催眠が効いているようだった。

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感想

集団催眠は念力やテレパシーと同じ超自然的な能力に思えてしまいますが、社員が噴水で水浴びをするというが謎めいていて面白かったです。
指パッチンで催眠が解けるみたいなのはちょっと信じられないですが、プロパガンダなどを催眠の一種と考える場合もあるようです。

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この記事のまとめ

相棒Season1第9話について、あらすじや真相などをご紹介しました。

項目 内容
監督 吉野晴亮
脚本 砂本量
長さ 54分
放送 2002年
12月4日(水)
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