「容疑者Xの献身」のあらすじと真相をまとめています。原作とドラマの違いや、みんなの感想もご紹介しています。容疑者Xは、ガリレオシリーズ第三弾の長編推理小説で、2005年8月30日に発売されました。2008年10月4日には映画も公開されています。高校の数学教師である石神が、想いを寄せていた隣人の殺人に手を貸すというストーリーです。
あらすじ
石神は、ガリレオこと湯川学の友人で、二人は同じ大学に通っていました。湯川は石神を天才と称しますが、石神は家庭の事情で大学を退学し、その後、教師という仕事に就いています。天才と呼ばれるにしては、質素でうだつが上がらない生活を送っています。
石神の隣人は、母と娘だけで生活しており、たかりに来た元夫を二人で殺してしまいます。このことに、物音で気付いた石神は母娘の部屋に駆け付け、死体の処理を買って出ます。石神が死体をどう処理したのかはわかりませんが、その後、川の堤防で死体がみつかります。警察はその死体を元夫と断定。捜査の結果、妻に辿り着きますが、妻、そして、娘には完璧なアリバイがありました。
犯人は被害者の元妻と娘(花岡靖子と花岡美里)に間違いなく、石神も共犯といえます。しかし、警察がアリバイを確認した日付は、元夫殺害の日ではなく、別の日でした。この警察が犯行日時を誤解した点に、石神のトリックがあるといえます。

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ネタバレ
堤防で見つかった死体は元夫ではなくホームレスの男性でした。石神は、花岡親子による元夫殺害が起きた後、ホームレスを金で雇いました。そして、そのホームレスを元夫が泊まっていた宿に宿泊させるなどし、ホームレスが元夫と間違われるように細工しました。その後、ホームレスを殺害、身元がわからないようにして死体を遺棄しました。
もしも、ホームレスが元夫であると認識されれば、実際の犯行時(花岡親子が元夫を殺した時)以降も、元夫は生きていたことになります。そして、偽の夫(正体はホームレス)殺害時、真犯人である花岡親子にアリバイをつくれば、花岡親子に犯行は不可能ということになります。
結末
石神は全ての罪をかぶるため、自分が花岡のストーカーだったというシナリオを用意します。そして、自分だけ逮捕され、すべて自分の犯行であるような供述をしますが、花岡が自供してしまい、石神の計画犯罪は失敗してしまいます。
映画と原作小説の違い
映画と小説のストーリーは概ね同じですが、細かな違いがいくつかあります。
- 小説では花岡靖子の娘である花岡美里が自殺を図るが映画にそのような描写はない
- 小説において石神哲哉は太った薄毛という風貌になっている
- 小説に湯川と石神が登山するシーンはない
- 小説にバカラ賭博のガサ入れシーンはない
- 内海薫などはドラマオリジナルキャラなので、そもそも原作の容疑者Xには登場しない
- 原作には缶男や技師というあだ名のホームレスが登場する
感想
読んだ方の感想としては、最高傑作、さすが直木賞受賞など、作品の面白さがレビューに現れています。
- 天才数学者の完全犯罪
- 最初に犯人がわかる倒叙ミステリーでトリックがすごい
- 涙が止まらない悲しい物語!
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- 悲しい物語
悲しいという言葉と、物語という言葉がつながっています。その他にも、とても、話、結末が悲しいと結びついています。切なくて悲しい、そんな物語です。この物語の特徴が、容疑者Xの献身の魅力だと思います - トリックすごい
トリックという言葉は、すごい、見事、驚くという言葉がつながっています。悲しい物語でありながら、トリックもすごいです。ミステリー要素としては、トリック以外にも、素晴らしい伏線という評価も現れています - タイトル納得
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天才数学者、完全、犯罪という言葉のネットワークが現れています。主人公湯川(通称ガリレオ)が天才数学者の完全犯罪に臨む作品です - 人間ドラマ
人間、ドラマ、描くという言葉の繋がりがみられます。容疑者Xの献身は推理小説ですが、人間ドラマや心理を描いた作品であるといえます - 最初に犯人がわかる
画像の中で、最初、犯人、分かるというネットワークも現れています。容疑者Xの献身は、最初に犯人がわかります。古畑任三郎や刑事コロンボと同じ倒叙ミステリーです。ちょっとあらすじとは違うかもしれませんが、紹介させて頂きました。その他、ガリレオシリーズという言葉も現れております。この作品は、東野圭吾のガリレオシリーズのひとつです
| レビュー数 | 文章数 | 異なり語数 |
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文章は句点で区切られた一つの文のことです。異なり語数は、全てのレビューに含まれた単語の種類です。共起ネットワークにおける文章の類似度はコサイン類似度としており、文単位で、類似度をみています。

