「総合病院殺人事件」のあらすじと真相です。アニメオリジナルのこのエピソードでは、入院中の毛利小五郎が事件の容疑者となります。
あらすじ
ケガで入院中の毛利小五郎は夜遅くに病院のベッドで目を覚まし、窓から殺人事件を目撃する。すぐに駆け付けた小五郎だったが、殺人現場と思しき部屋には何もなかった。そんな珍事が四度も続き、さすがの名探偵・毛利小五郎も信用をことごとく失っていた。
小五郎の行動に違和感を覚えたコナンは病院内を調べて、あるトリックに気付く。小五郎が目にしたのは窓ガラスに反射した別の部屋で起きたことだった。その部屋は倉庫で、倉庫内には訓練用のダミー人形が置いてあった…。
窓ガラスの反射に気付いた後、コナン君は小五郎の病室に宿泊する。そして、小五郎と一緒に事件を目撃し、直後に一人で倉庫へと向かう。ところが倉庫には何もなかった。
コナンがもう一方の部屋へ駆けつけると、そこには江藤医師と小五郎が倒れていた。小五郎は自分がやったかもしれないと思い込んでしまい、いつも以上に、役に立たなくなる。

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
登場人物
コナン、蘭、毛利小五郎、目暮警部、高木刑事以外には、下記のキャラが登場します。
- 白井光雄(しらい・みつお)
外科医。小五郎の主治医。甘党でコーヒーにたくさんの砂糖を入れるタイプ - 江藤勝利(えとう・かつとし)
外科医。白井の同僚。腕はいいが性格は悪い - 中山和美(なかやま・かずみ)
看護師。小五郎の病室に食事を運んだ若い女性
ネタバレ
犯人は白井先生でした(この人以外に犯人はありえない感じはありましたが)。白井は大学に裏口入学しており、この事実を被害者の江藤に掴まれていました。江藤は裏口入学をネタに、外科部長の候補からおりるよう強請っていました。
トリック
白井先生は毛利小五郎を犯人に仕立て上げるため、殺人事件らしきものを何度も目撃させていました。事件まみれの小五郎が幻覚をみるようになってしまい殺人に及んだ…みたいな筋書きです。
白井先生は倉庫でダミー人形を使って殺人風景を捏造していたようですが、わざわざ倉庫でやっていた理由は、正直なところ不明です。いちおう、コナン君を倉庫へ導くという結果になっているわけですが、コナン君の動きを予測していたとは思えなかったりします。
犯人の白井はアリバイトリックも仕掛けています。犯行時刻、姿は目撃されていないけど、看護師と会話したというアリバイです。
これは、スピーカー状態にした固定電話に犯行現場から携帯で電話をかけて、会話しているようにみせていました。
決定的な証拠
犯人は最後自供します。自供に追い込まれたのは、看護師が届けたコーヒーカップに指紋が付いていなかったことを突きつけられたからです。
犯人はコーヒーを流しに捨てましたが、このとき犯行直後だったため、手袋を身に着けたままでした。これにより、カップに看護師の指紋は付着しているのに犯人の指紋は付着していないという不可解な状況が生じることになります。なお、砂糖が使われていなかったことや、唾液が付着していなかったことなども状況証拠として登場しています。
結末
『不正や犯罪は割りが合わないってことなんですよ』
事件解決後、目を覚ました小五郎は眠りの小五郎廃業宣言をするが、事件を見事に解決したと知り、眠りの小五郎健在宣言をする。そんな小五郎にコナンは「懲りない親父」とコメントする。
感想
名探偵コナン「総合病院殺人事件」のあらすじや真相をまとめました。
殺人事件を窓から目撃するというのは、結構あると思います。ミス・マープルシリーズの「パディントン発4時50分」などが思い浮かびます(事件の発端なのでネタバレではないです)。4度事件を目撃して、その都度、大騒ぎする毛利小五郎というのが小五郎らしいです。

