古畑任三郎vs小林稔侍|殺人リハーサル【あらすじ・ネタバレ解説・7話】

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思い出の品

古畑任三郎S1E7「殺人リハーサル」のネタバレあらすじとトリック解説です。俳優の大宮十四郎(小林稔侍)が犯人です。

あらすじ

俳優の大宮十四郎は撮影所の閉鎖を阻止するため、2代目所長の城田を殺陣のリハーサル中に殺害します。大宮は持っていた日本刀が真剣だったことに気付かなかったと証言し、城田の死を事故死に偽装します。

古畑は城田の状況にそぐわない発言、大宮ほどのベテラン俳優が本物と模造刀を間違えたこと、などの状況証拠から大宮の証言を疑います。
そして、大宮が殺陣のリハーサルの前に、大事な小道具の月を片付けていたことから、血飛沫が飛ぶことを知っていたということを古畑は証明し、大宮の殺意を暴きます。

登場人物(キャスト)

主な登場人物をまとめます。

名前 キャスト 説明
大宮十四郎 小林稔侍 犯人
俳優
城田春彦 長谷川初範 被害者
所長
犯人

大宮十四郎(おおみやじゅうしろう):時代劇俳優。撮影所の閉鎖を阻止するため、所長の城田を殺害する。「あっぱれ侍」で貝割主水介(かいわれもんど)を演じる。

最初のセリフ

月……。月と地球は約38万キロメートル離れています。そして月は1年に約3センチメートルずつ遠ざかっています。つまり、今日の月は昨日の月よりほんのわずか遠くにあるわけです。月は……。

暗転のセリフ

私の勘が正しければこれで事件は解決です。大宮十四郎は明らかに殺意を持っていました。これは事故ではありません。れっきとした殺人です。彼の殺意を証明する手がかりは……お分かりですね?古畑任三郎でした。

トリック解説

犯人の大宮は殺陣で本物の刀を使います。殺人は認めた上で、事故だったと主張し、過失致死で処理させるねらいです。

事故死偽装

自ら斬りかかったようにみせないため、殺陣の段取りを変えます。

殺陣の段取り

リハーサルの前に、城田にだけ、殺陣の段取りが変わったと伝えます。そして、城田が、変更された段取り通りに動いたところを斬りつけます。

段取りの変更は被害者の城田しか知らないので、周囲の人間は、城田が殺陣を間違えたため斬られてしまった、ようにみえます。

犯人のミス

古畑が、大宮の殺意に気付くきっかけや、殺意を証明する証拠です。

犯行の証拠

大宮は殺陣のリハーサルの前に、思い出の小道具(月)を片付け、血飛沫がかからないようにします。血飛沫が飛ぶことを危惧していたということは、本物の日本刀を持っていたということになります。

撮影所のスタジオに入り込んだおばちゃんが、リハーサルの前に、大宮の写真を撮っています。この写真が、月が片づけられたという証拠になります。

ちぐはぐな証拠

真剣と模造刀は明示的に管理されていたため、間違えようがない状況でした。

謝罪

また、被害者が段取りを間違えて斬られたことになっていましたが、被害者は間違える前に、謝っていました。このことから、被害者が段取りを間違えたわけではないということが疑われます。なお、被害者は、犯人の殺意に気圧されてしまい殺陣の動きを忘れたため、謝っていました。

古畑の罠

ベテラン俳優であれば本物かどうか持っただけでわかる、ということを古畑は確かめようとします。

古畑は、本物と模造刀を混ぜて、何本か刀を用意します。そして、殺人時の殺陣を再現したいと大宮を誘い、刀を手にとらせます。摸造刀を手にとると踏んでいた古畑ですが、大宮は罠にひっかからず、本物の日本刀を選び、再現に臨みます。

大宮は真剣で古畑と殺陣を再現し、さらに、真剣白刃取りも行っています。古畑は、危うく、城田のように斬り殺されるところでした。

感想

大宮の演じる「あっぱれ侍」は、名前が面白いです。のちに登場する「ブルガリ三四郎」に似たセンスを感じます。なお、大宮の写真を撮ったおばちゃんは、「殺人公開放送」にも登場します。

この記事のまとめ

古畑任三郎の殺人リハーサルについて、ネタバレありであらすじをご紹介しました。

項目 内容
犯行 計画殺人
手口 刀で斬殺
動機 撮影所の閉鎖
偽装工作 事故死偽装
トリック 段取りの変更
ミス 思い出の品
真剣と模造刀

番組情報

項目 内容
脚本 三谷幸喜
監督 関口静夫
演出 星護
長さ 46分
放送 1994年
5月25日(水)
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