アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のあらすじや真相を簡単にまとめています。
ドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二氏が手掛けた推理アドベンチャーゲームの第2作目です。2024年夏にはリメイク版が発売されました。
あらすじ解説(ネタバレ注意)
ある日、刑務所で浦田という無期懲役囚が、ゲンさんという男性にそっくりな増田文吉に阿久津の悪事を話します。これが『オホーツクに消ゆ』で描かれる事件の発端となります。
増田は将来の大臣と噂される有力な人物・国会議員の阿久津を脅せば金になると考え、阿久津と接触。しかし、返り討ちにあい、増田は殺されてしまいます。なお、ゲームは晴海ふ頭で増田の死体が発見されるところから始まります。
増田に強請られそうなった阿久津はゲンさんが復讐にきたと勘違いし、ゲンさんの娘である野村ゆかりをひき逃げに偽装し殺します。娘を殺されたゲンさんは復讐のため、飯島、白木、奥村を次々に殺害。最後、阿久津を殺そうとして、捕まります。
4番目に見つかった白木辰雄の死体は、飯島、白木、奥村の連続殺人事件とは直接関係がありません。
白木辰雄、白木郁美は偽名です。本当の名前は、井持邦雄と小野とく子です。小野は、井持の殺害を飯島らの連続殺人と関係があるようにみせるため、偽装工作として偽名を使っています。

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犯人
飯島、白木、奥村を殺害した犯人はゲンさん(野村源次)です。ゲンさんにそっくりな増田文吉(最初の死体)を殺害した犯人は、阿久津秀雄です。
なお、四番目の死体・白木辰雄(井持邦雄)を殺害した犯人は白木郁美(小野とく子)です。この事件は源さんの事件とは一切関係がありません。
動機
阿久津、飯島、白木、奥村は、戦後まもなく、アメリカからの救援物資を横流し、金儲けをしていました。ある時、この悪事がばれそうになったため、彼らは証拠隠滅を図ります。この時、犠牲となったのが、ゲンさんの父である野村安吉です。
母親を早くに亡くしたゲンさんを、安吉の漁師仲間だった浦田(網走刑務所の囚人)が親代わりとなって育てます。浦田が増田に話してしまったのは、親となって育てたゲンさんに似ていたからでした。
スイッチ版リメイクについて
スイッチ版のストーリーには追加のシナリオがあります。このシナリオには、浦田が逮捕された理由が登場します。
発端は、かつての相棒・シュン(猿渡)が襲われ、意識不明に陥るという事件です。シュンが自宅に保管していたニポポ人形も盗まれてしまいます。主人公は、シュンの娘である猿渡まりなを相棒にして、捜査を始めます。
ネタバレ注意
シュンの事件にも阿久津が関わってきます。黒幕は阿久津秀雄の息子・阿久津総一郎です。秀雄は、根っからの悪党で、実は、救援物資横流し以外にも事件を起こしていました。それが、苫米地という男の殺人です。秀雄は苫米地と共に悪事を働いていたわけですが、苫米地の弟が船の沈没で亡くなったことをきっかけに、苫米地は秀雄に反旗を翻します。
苫米地は秀雄が貯め込んでいた財産を奪って隠しましたが、最終的には殺されてしまいます…。
苫米地殺害の容疑で逮捕されたのが浦田です。浦田は無期懲役の囚人になりますが、実は真犯人ではありません。無実を訴えず黙秘したのは、阿久津を諦めさせるためでした。
苫米地は浦田に財産について話していました。浦田はニポポ人形に財宝のヒントを記し、そのことを阿久津総一郎は知っていました。ニポポ人形が盗まれたのは、財産の在り処を探るためであり、シュンが襲われたのは、シュンが阿久津総一郎の隠れ蓑である不動産会社を調べていたためです。
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