ペロ青酸カリ!の元ネタ【名探偵コナン】

名探偵コナンのネタである「ペロ、これは……青酸カリ」。元ネタはアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』です。

スポンサーリンク

元ネタ

アガサ・クリスティーの推理小説「そして誰もいなくなった」が元ネタです。「そして誰もいなくなった」には、次のようなシーンが登場します。

医者は、グラスのにおいをかいだ。そして、グラスの底に残っている酒に、指を一本ちょっとつけ、その指を自分の舌に近づけて、用心深くそっとなめた
医者の表情が変わった。
(中略)
「おそらく青酸カリでしょう。即効性の猛毒ですよ」

引用――アガサ・クリスティー著「そして誰もいなくなった」P107~108

医者が青酸カリ入りの酒をちょっとなめています。原作漫画では麻薬ですが、コラ画像で青酸カリになった理由は、同じようなシーンが「そして誰もいなくなった」に登場するためだと考えられます。

同じくアガサ・クリスティー原作の名探偵ポワロ「黄色いアイリス」(ドラマ)には、探偵のポワロが青酸カリ入りのお酒をちょっとなめるシーンが登場します。このドラマは1993年にイギリスで放送されました。名探偵コナンの連載開始は1994年なので、コナンよりも1年早く誕生したことになります。

青酸カリについて

成人に対する致死量は0.2g~0.3gといわれています。市販の角砂糖が約3gなので、角砂糖の1/10の量で死に至ります。

「そして誰も…」の場合、医者がなめた一滴にどれだけ青酸カリが溶けているかで、生死が変わります。なめても死ななかったので、致死量ではなかったと考えられます。

スポンサーリンク

原作マンガでは麻薬

名探偵コナンのマンガでは、「青酸カリ」ではなく「麻薬」です。登場するエピソードは「ピアノソナタ『月光』殺人事件」で、コミックス7巻に収録されています。マンガのセリフを「青酸カリ」に変えたコラ画像が広まり、有名になりました。

スポンサーリンク

アニメ版の違い

アニメ版ではコナンは怪しい粉の匂いを嗅ぐだけです。以下の動画を再生すると、問題のシーンが流れます。令和に放送された「ピアノソナタ『月光』殺人事件」では、匂いも嗅ぎません。

タイトルとURLをコピーしました