美術館オーナー殺人事件・あらすじ・ネタバレ解説【名探偵コナン】

美術館オーナー殺人事件」のあらすじ、謎、真相をまとめています。美術館の甲冑が動き出し、オーナーを絵画に見立てて殺害する事件です。

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あらすじ

動く甲冑の噂がたつ米花美術館を訪れたコナン、小五郎、蘭は天空の間、大地の間、海原の間を巡り、最後に地獄の間へと向かう。そこには、美術館の新オーナーである真中(まなか)が殺されていた。その姿は、地獄の間に飾られた<天罰>の絵の様だった…。
死体発見後、すぐに通報し、目暮警部らが到着する。地獄の間に防犯カメラが設置されていたこと知った目暮警部や小五郎は、録画された映像から犯人の姿を確認しようとする。だが、そこに映っていたのは、真中に向かって剣を振り下ろす中世の甲冑だった。

被害者のダイイングメッセージや動機の有無から、美術館職員の窪田(くぼた)が容疑者となる。しかしコナンは事件にある違和感を抱く。

またお前か(美術館オーナー殺人事件に登場する目暮警部)

©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS

またお前か

登場人物

このエピソードに登場する人物は以下の通りです。コナン、蘭、小五郎以外に目暮警部も登場します。アニメのエピローグには歩美、光彦、元太も登場します。

  • 落合(おちあい)
    米花美術館の館長。髭の老人
  • 真中(まなか)
    被害者。米花美術館のオーナー。美術品には全く興味がない。米花美術館のオーナーになったのは、美術館を取り壊してホテルを建設するためだった
  • 窪田(くぼた)
    米花美術館の職員。美術品をぞんざいに扱う
  • 飯島(いいじま)
    米花美術館の職員。真面目そうな人物
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事件のまとめ・謎

窪田の犯行を示唆するような証拠がみつかりますが、本当に窪田の犯行かどうかは不明です。窪田自身は犯行を否定している様子です。
窪田は美術館の美術品を売り飛ばして金を稼いでいましたが、真中オーナーにバレてしまい、返済を要求されていました。動機があるのは間違いありません。

犯行時刻、窪田にアリバイはありません。彼は美術館館長の落合に仕事を頼まれ、一人で作業をしていました。のちに、防犯カメラの映像から犯行時刻は午後4時28分であることが明らかになります。なお、窪田のロッカーから血まみれの甲冑も発見されます。

  • ダイイングメッセージ
    防犯カメラの映像にはダイイングメッセージを残しているような様子の真中が映っています。真中が使ったのは展示品のタイトルなど記した札で、そこには「クボタ」という名前が書かれていました。ただ、真中の様子には違和感があります
  • 防犯カメラ
    真中オーナーは、中世の甲冑を身に付けた人物によって斬殺されました。このときの様子が防犯カメラに録画されており、明確な証拠が残っています。しかし、甲冑を被っているため、顔は確認できません
  • 動く甲冑の謎
    美術館で警備員が動く甲冑を目撃しています。この甲冑と事件の関連が明らかではありません
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伏線・手掛かり

事件の謎を解く手がかりです。

防犯カメラの映像に、オーナーが札を見た時、驚いているような様子が映し出されています。オーナーが「クボタ」と書いたのなら、札の裏は白紙のはずです。何も書いていない裏面をみて驚く、というのは不自然です。

テテン
©名探偵コナン

テテンッ

  • ポールペンのペン先
    オーナーは、殺害されるとき、近くにあったペンを使って札に何かを書こうとします。そして、その後、使ったペンを投げ捨てます。オーナーが投げ捨てたと思われるペンは、地獄の間に転がっていました。しかし、そのペンはペン先が出ていませんでした。殺されかけている人物がペン先を収納するというのは不自然な行動です。ペンは、回転させてペン先を出し入れするタイプだったため、手間がかかるのはもちろん、投げ捨てられた際に、ペン先が収納されたということも起こり得ません
  • 札の跡
    札には、「クボタ」という文字を消したような跡が残っていました。
  • 犯行の録画
    窪田は防犯カメラの存在を知っていたはずなので、あえて、甲冑を身にまとい犯行に及んだと考えられます。その理由は、殺人を「天罰」という絵画になぞらえるためであると推理されますが、窪田がそこまで美術に関心があるとは思えません(窪田は、美術品を素手で扱い館長に怒鳴られていました)
  • 美術品
    犯行現場付近には、美術品が一切置かれていませんでした。返り血で美術品が汚れるのを防ぐためと考えられますが、窪田は、美術品に愛着が全くありません(犯行に使われた甲冑はレプリカです。窪田が甲冑を雑に扱っても館長に怒鳴られなかったのは、レプリカだったからです)
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ネタバレ

窪田は館長に罪をなすりつけられていました。真犯人は館長の落合です。

真中オーナーは美術館を売ろうとしていました。真中が前のオーナーから美術館を買い取った時、売らない約束を交わしていたにも関わらずです。
なお、窪田に濡れ衣を着せようとしたのは、美術品を勝手に売り飛ばした窪田に制裁を加えるためでした。

トリック

館長は真中オーナーを地獄の間に呼び出して殺害します。

  • ダイイングメッセージの捏造
    札にあらかじめ「クボタ」と書いておきます。そして、その札を真中にみせ、近くのペンで書きかえるように、仕向けます。この姿を防犯カメラに残すことで、被害者がダイイングメッセージを残したようにみえます
  • ペンのすり替え
    真犯人の名前などを書かれると困るので、真中が使うペンはインクがでないものにしておきます。このペンをインクがでるものとすり替えておけば、真中が本当に「クボタ」と書いたようにみえます。このとき、ペン先を出さなかったのは、犯人のミスです
  • 窪田のアリバイ
    窪田のアリバイをなくすため、犯人の館長は、一人で行う作業を命じます
  • 動く甲冑の正体
    館長は犯行の前に予行練習をしていました。これが動く甲冑の正体です。犯行に使った甲冑は、窪田のロッカーに入れ、処分しています

結末

現場に転がっていたペンのすりかえに気付いたコナンは、書けないペンを持っている人物が犯人であると推理する。そして、トイレを我慢するかわいい少年のふりをして、館長のペンのインクがでないことを明らかにしてみせる。コナンにペンのことを暴かれた館長は、自白し罪を認めます。
その後、コナンは少年探偵団の歩美達と公園で遊んでいるときに、米花美術館の存続を知ることになる。

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