明智警視の華麗なる推理inラスベガス・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿50】

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明智警視の事件簿3

金田一少年の事件簿「明智警視の華麗なる推理 in Las Vegas」(アニメ)のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは2話構成となっており、第一話は2000年6月19日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

金田一と剣持が昼飯代を賭けて将棋をしていると、その場に明智警視が現れて剣持にチェス用語で指し手を助言する。金田一にチェスを非難された明智警視は「私なりに、チェスの素晴らしさと恐ろしさを知っている」と話し、チェスの思い出話を始める。

明智警視がロサンゼルス市警で研修を受けていた頃、ラスベガスでチェスの大会が開かれた。警視は休暇をとり、プレイヤーとして大会に参加しており、会場には日本人の友人・舟木の姿もあった。舟木は優勝候補の一人だったが、ケネス・ゴールドマンに敗北し、優勝を逃していた。その舟木がゴールドマンに殺害されてしまう。

舟木はチェス会場となったホテルの自室で殺されていた。手には逆さまのポーンが握られており、これが「金」を意味することから、同じくチェスプレイヤーの金田が疑われる。
金は英語でゴールドという事実から、ゴールドマンにも疑いがかかる。しかし、ゴールドマンにはアリバイがあった。舟木が死んでいた部屋のテーブルにはチェス盤が残されており、それはゴールドマンの試合の棋譜を途中まで再現していた。舟木がゴールドマンの試合のライブ映像を見ながら棋譜を再現していたのであれば、試合中だったゴールドマンに犯行は絶対に不可能ということになる。

登場人物

明智健悟、七瀬美雪、金田一、剣持警部以外の登場人物についてまとめます。

ケネス・ゴールドマン

犯人。ホテル経営者。舟木に告発されそうになり、突発的に犯行に及ぶ。アリバイ工作を仕掛けて、容疑者から外れようとする。

舟木敏朗(ふなき・としろう)

被害者。チェスプレイヤー。明智の友人。ゴールドマンを告発するが殺されてしまう。

金田昌平(かねだ・しょうへい)

容疑者。チェスプレイヤー。明智の友人。逆さまのポーンというダイイングメッセージで、容疑者となる。

アニタ・ロビンソン

システムエンジニア。ゴールドマンとは深い仲。

パトリシア・オブライエン

ロサンゼルス市警の刑事。愛称はパット。金髪のお姉さん。

アニメ情報

放送日
136
(FILE1)
6月19日
137
(FILE2)
6月26日

犯人はケネス・ゴールドマンですが、はっきりとしない部分がいくつかあります。

  • ゴールドマンがアリバイを成立させた方法
  • 舟木はゴールドマンの何を知っていたのか
  • スランプ状態だったゴールドマンが大会で連勝した理由
  • 舟木がルームサービスで注文した日本食は何か

手掛かり

明智警視がゴールドマンを疑う根拠などをまとめます。

状況

被害者はポーンを逆さまにして握っていました。ポーンは将棋でたとえるならば歩(ふ)となり、歩はある条件を満たすと、駒をひっくり返すことができるようになります。このひっくり返した駒は金(という駒と同じ動きをする駒)になります。つまり、被害者は犯人の名前をダイイングメッセージで残していました。
アメリカ人の犯人は日本にほとんど馴染みがなく、ダイイングメッセージの意味に気付くことができませんでした。

ホテルの予約状況

犯人が経営するホテルはチェス大会の会場近くにあります。経営は苦しいらしく、大会当夜は東側の部屋が全て空室になっています。ホテルの東側には会場があり、ホテルから会場がよくみえます。

ゴールドマンの試合

チェス大会の試合は昼夜行われていますが、ゴールドマンの試合は必ず夜です。これについてゴールドマンは、ホテル経営という仕事のため、夜に試合ができるよう運営側に頼んだと話しています。

棋譜の再現

明智はチェスの試合で、直前に行われたゴールドマンの試合の棋譜を再現しています。これには、格下のプレイヤーが相手であれば棋譜を操ることができるという意味が込められています。

ルームサービス

舟木が注文したのは蕎麦でしたが、部屋に届いたのはおにぎりでした。ホテル側がソバとオニギリを間違えてしまったようで、ルームサービスと一緒に届けられた伝票にはSOBAと書かれています。

真相

犯人はゴールドマンに間違いなく、ホテルの照明を使って試合で不正をしていました。最後、ゴールドマンはオニギリを指差しながらソバだと答えて追い詰められることになります。

トリック

犯人は自分で指し手を考えず、アニタ・ロビンソンが開発したプログラムを使って最適な手を打っていました。
犯人は試合のとき、窓が見える席に座り、窓越しに自分のホテルをみていました。このときアニタは犯人の試合を中継で確認しつつプログラムを走らせ、指し手を客室の照明の点灯/消灯で伝えていました。

アリバイトリック

犯人は死体発見現場にあらかじめチェスの棋譜を残し、その棋譜の通りになるように試合を進めていました。相手が格下だったこともあり、犯人は見事に棋譜を再現してみせます。

決定的な証拠

犯人は犯行時にSOBAと書かれた伝票とオニギリをみています。この経験から、蕎麦はおにぎりだという間違った知識を身に着けてしまいます。
チェス大会で明智と戦い、試合の最中に明智が蕎麦とおにぎりを注文します。ゴールドマンは蕎麦とおにぎりを目の前にして、おにぎりが蕎麦だと断言します。この誤った知識が身につくのは、舟木の部屋に届いたルームサービスをみたからに違いありません。

結末

明智はゴールドマンとのチェスに勝つ。それはコンピュータに勝利したことを意味していた。そして事件解決後、明智はパットと熱い抱擁を交わすのだった。

感想

明智警視はゴールドマンに勝利し決勝戦へと勝ち進んでいますが、勝敗は不明です。あの後、パットとどうなったのかも、わかりません。そして、金田一と剣持の勝負の行方も、わからないままだったりします。

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「明智警視の華麗なる推理 in Las Vegas」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人

  • ケネス・ゴールドマン
    おにぎりと蕎麦を間違えて劇的逮捕される。おにぎりと蕎麦を間違えたからなんだ、という感じだが、これ以外にもいろいろな根拠が積み上がって自白へ追い詰められている。
    不正の隠蔽という動機は現場を押さえられているので間違いなさそうである。被害者のダイイングメッセージは、そう解釈できるという話に過ぎないわけで、ポーンの逆だからンーポかもしれない。ンーポってなんだよ、なのでこれは有り得ないにしても、大喜利みたいな感じで、それらしいことを考えた人が優勝みたいなことになってしまう。そんなわけで、疑いをかけるきっかけとしては十分かもしれないが、証拠かと言われると微妙なところだったりする。
    そういった事情はあるにしろ、ダイイングメッセージの解釈が正しいと判断されれば、金=ゴールドが示す人物は絞り込まれる。アリバイトリックが崩れていれば、ゴールドマンも容疑者となる。おにぎりと蕎麦という珍しい勘違いから、ゴールドマンが犯行現場にいたと言えそうでもある。いろいろな状況証拠が、犯人はゴールドマンであることを示唆していて、謎解きで最後に語られたのはおにぎりと蕎麦だった。うんまあ、うだうだ言ったけれども、結局、決定的な証拠は自白ということ。
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