〈S&M〉シリーズの読者の感想・レビューを集めて分析しました。このページでは、S&Mシリーズそれぞれの特徴や感想などをまとめています。S&Mシリーズの作者は森博嗣さんで、そのほか、VシリーズやGシリーズなどのシリーズ作品があります。
全作品一覧と特徴
はじめにS&Mシリーズの作品を一覧表で紹介します。表には作品の特徴を併せて記載しています。ちなみにですが、個人的なおすすめは『数奇にして模型』です。
| タイトル | 特徴 |
|---|---|
| すべてがFになる | 四季・天才・理系 |
| 冷たい密室と博士たち | 密室・トリック・動機 |
| 笑わない数学者 | トリック・オリオン・数学 |
| 詩的私的ジャック | 密室・動機・犯人 |
| 封印再度 | 謎・壺・タイトル |
| 幻惑の死と使途 | 名前・マジック・トリック |
| 夏のレプリカ | 杜萌・最後・チェス |
| 今はもうない | 騙す・最後・違和感 |
| 数奇にして模型 | 犯人・模型・理解 |
| 有限と微小のパン | 四季・最終・最後 |
| タイトル | 特徴 |
|---|---|
| すべてがFになる | 初めて・難解 |
| 冷たい密室と博士たち | 楽しい・すべて |
| 笑わない数学者 | 大好き・嬉しい |
| 詩的私的ジャック | 美しい・素敵 |
| 封印再度 | 興味深い・とにかく |
| 幻惑の死と使途 | 綺麗・深い |
| 夏のレプリカ | 切ない・悲しい |
| 今はもうない | まんまと・見事 |
| 数奇にして模型 | 正常・異常 |
| 有限と微小のパン | 壮大・ついに |
感想
- すべてがFになる
「すべてがFになる」の評価は、様々です。初めてという言葉が現れており、この作品で、森博嗣を初めて読んだ方が多いようですが、その感想は苦手、難解、難しい、残念だったりするのかもしれません。残念、苦手などの感想もありますが、もちろん面白い、素晴らしい、良いという評価もあります。「すべてがFになる」で森作品との相性がわかる、そんな気がします。ちなみに私は相性抜群でした。 - 冷たい密室と博士たち
「冷たい密室と博士たち」も、「すべてがFになる」と同様に、面白いや難しい、残念が入り混じる感想となっているようです。すべてという言葉の繋がりもみられ、すべFの続編という認識なのかもしれません - 笑わない数学者
S&Mシリーズ3作品目の「笑わない数学者」は大好き、好きという、好意的な感想のみがみれられるようになります。ですが、相変わらず、難しいは、結びついているようです。嬉しいという言葉は、調べてみると、なんとなくトリックがわかって嬉しかった、という内容の感想が多いため、登場しているようです - 詩的私的ジャック
4作品目の「詩的私的ジャック」は美しい、素敵という、言葉の結びつきが現れてきています。
ちょっと気になるのは物足りないという言葉とのつながりです。これは、犀川先生の出番が少なくて物足りないということのようです。
犀川先生などなどのキャラクターが好きになって、読んでいる方が多いので、物足りないという言葉が登場するのかもしれません - 封印再度
「封印再度」は興味深い、素晴らしい、素敵などと結びついており、特にタイトルに対するポジティブな感想が多いです。とにかくという副詞は、とにかくタイトルが――、という用法で使われております。
特にネタバレではないので紹介しますが、封印再度の副題が「Who Inside」となっています。ちなみに、森博嗣Vシリーズには「夢・出逢い・魔性」というタイトルの作品があり、こちらもタイトルが秀逸です - 幻惑の死と使途
「幻惑の死と使途」は綺麗、深いなどが特徴となっています。
もう一つの特徴であるやっぱりは、やっぱり面白いというような使われ方をしております。全10作の折り返し地点を越えたこのあたりまで読み進めると、その面白さを再認識される方が多いということかもしれません - 夏のレプリカ
シリーズ7作目の「夏のレプリカ」ですが、これまでの作品にはなかった切ない、悲しいなどが特徴となっています。
また珍しいという言葉とのつながりも現れています。これは、作品構成が珍しい、森作品にしては珍しいなどなど、いろいろな感想があるようでした - 今はもうない
「今はもうない」は、まんまと、見事、すっかりなどなど、騙されたという言葉とつながりそうな単語が並んでいます - 数奇にして模型
9作目の「数奇にして模型」は私のおすすめ作品です。700ページくらいあり、分厚い、長いという言葉の通りです。
この作品に対しては、特に正常異常という言葉がよく用いられたようです。作中で登場人物が正常と異常について議論する場面があり、そこをレビューに残している方が多いです - 有限と微小のパン
S&Mシリーズ完結作の「有限と微小のパン」もやはり、分厚い、長いと結びついています。900ページ弱です。
やっと、ついに、ようやくと、ここまで読み切った方々の感想が現れています。内容については、壮大と評価されているようです
集めた感想をまとめると下の画像ような結果になります。画像の中で、本のタイトルと結びついている言葉がその作品の特徴です。


