vs.デモン
金田一少年の事件簿「迷い込んできた悪魔」のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、1999年12月20日(月曜日)に放送されました。

講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション
あらすじ
『12月20日夜七時、悪魔が来りて鐘を鳴らす…』
不気味な文章がつづられた手紙を受け取った金田一、美雪、フミ、佐木、いつき、エミリは山荘へと向かう。山荘ではミステリーナイトが開かれる予定だった。
山荘に到着した一同は広すぎるリビングで<迷い込んできた悪魔>というタイトルの小説を発見。金田一がその小説を読み始める。
小説の舞台は金田一達が訪れた山荘に設定されているようだった。大雪の中、金田一と美雪が山荘を訪れると、すでに先客がいた。テレビで出門(デモン)という殺人犯の逃走が報道され、山荘に偶然集まった一同は、自分達の中に出門がいるのではないかと、疑い始める。
登場人物
金田一一、七瀬美雪、金田一二三、佐木竜太、いつき陽介、美浦エミリ以外の登場人物をまとめます。なお、剣持警部や明智警視も少し登場します。
万田光男(まんだ・みつお)
小説の中の登場人物。コメディアン。小太りな男性。
火口雪子(ひぐち・ゆきこ)
小説の中の登場人物。万田に冷たい。
鳳辰馬(おおとり・たつま)
小説の中の登場人物。若者。
恩田(おんだ)
小説の中の登場人物。山荘の所有者。
アニメ情報
| 話 | 放送日 |
|---|---|
| 116 | 12月20日 |
謎
小説の中で、金田一達は朝を迎えます。そして、山荘へと通ずる道の途中で、スキーヤーの恰好をした男性の死体をみつけます。死体の身元はわかりません。
遭難と考えられていた死体ですが、他殺であることが明らかになります。死体がデモンなのかもしれませんし、山荘に集まった万田、樋口、鳳、恩田、金田一一、美雪の中にデモンがいるのかもしれません。
所持品
死体の所持品はスキーワックスの携帯スプレー、サイフ、ハンカチだけでした。スキー検定一級のバッヂを身に着けていたことから、死んだ男性は相当なスキーの腕前だったようです。
金田一は所持品に違和感を抱き、遭難事故ではないことを見抜いています。なぜ金田一が他殺に気付いたのかはわかりません。
手掛かり
金田一一が真相に気付く手掛かりです。
状況
山荘には非常に荒いコピーの絵画が飾られていました。観葉植物なども置かれていますが、オーナーが山荘にやって来るのは冬場だけで、年に2,3回のようです。
それぞれの行動
朝起きた時の行動をまとめると次のようになります。この中に、おかしな行動をしている人物がいます。
- 金田一が最後に起きて、最後に昼食をとる
- 美雪は優雅にコーヒーを飲んでいる
- 火口は本を読んでいる
- オーナーの恩田は水やりのため、ポットを持っている
- 万田はトースト二切れと目玉焼きを食べている
- 鳳は天気を確認するため山荘を出て、死体を発見する
真相
犯人は金田一と美雪を迎え入れたオーナーです。本物のオーナーは出門によって殺されており、出門がオーナーの恩田に成りすましていました。
逃亡犯の出門は、一番最初に山荘を訪れ、そこでオーナーを殺害しました。その後、次々に遭難者が現れたため、殺した恩田のふりをしてやり過ごそうとします。
根拠
出門は恩田の死をスキーヤーの遭難にみせようとしました。しかし、死体がリフト券を持っていなかったため、金田一によってスキーヤーではないことが見抜かれます。つまり、金田一が所持品に抱いた疑問というのは、リフト券でした。
出門のなりすましがバレたのは、水やりをしようとしていたからです。実は、山荘にある観葉植物はすべて人工で、水やりの必要はありませんでした。
金田一は、オーナーが年に数回しか山荘に訪れないということから、人工植物であると推理しています。
結末
金田一が小説の謎を解くと、山荘のドアが叩かれ始める。玄関にはトナカイの被りもをした怪しい人物の姿…、殺人鬼デモンの登場に怯える一同。だがそれは、みんなのよく知る剣持警部だった!
ミステリーナイトを仕掛けたのはバカンス中の明智警視で、プレゼントの運び役に選ばれたのがトナカイのコスプレをした剣持警部だった。
感想
悪魔が来りて鐘を鳴らす…、というと金田一耕助の『悪魔が来りて笛を吹く』が思い起こされますが、似ている部分は特になかったです。
この記事のまとめ
金田一少年の事件簿「迷い込んできた悪魔」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。
犯人
- 恩田(おんだ)=デモン
人工観葉植物に水やりをするという謎の行動をとってしまい偽者だと見抜かれる。余計なことをした犯人。
金田一に年に数回しか山荘を訪れないという話をしたのは、偽オーナーことデモンである。デモンが頻度を知っているのはおかしいわけだが、おそらく、本物のオーナーから聞いたのだろう。聞いたことをそのまま金田一に話して、本物のオーナーぶってたわけだが、これまた余計なことをしていたりする。

