白銀に消えた身代金・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿41】

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金田一フミの可憐な活躍3

金田一少年の事件簿「白銀に消えた身代金」のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、1999年12月13日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

旅行でスキーを楽しんだ金田一一、美雪、金田一二三の3人は夕食の席で、生意気な小学生と出くわす。小学生の名前は黒塚巧(くろづか・たくみ)で、国会議員の息子だった。
翌朝、金田一は巧の秘書に叩き起こされ、巧が誘拐されたことを知る。誘拐犯の要求は身代金3000万円で、金の受け渡し役に指定されたのは、なぜか金田一だった。

金田一は誘拐犯の指示に従って行動し、雪の中を歩かされた後、小屋に入って休憩することになる。身代金を入れたケースは小屋の外に置いていたのだが、そこに怪しいスキーヤーが現れる。
ケースを回収しようとしたスキーヤーは張り込んでいた警官達に取り押さえられる。あっけなく犯人は捕まったように思えたが、ケースの中を確認すると、身代金はきれいさっぱり消えていた。

登場人物

金田一一、七瀬美雪、金田一二三以外の登場人物をまとめます。

黒塚巧(くろづか・たくみ)

誘拐された少年。生意気な子供。

若林夕雨子(わかばやし・ゆうこ)

巧の世話役、家庭教師。

黒塚和成(くろづか・かずなり)

巧の父親。国会議員。顔がでかい。

日下部達郎(くさかべ・たつろう)

ホテルのオーナー。

横光洋二(よこみつ・ようじ)

若者。スキーヤー。ケースを回収しようとして捕まる。

長島滋(ながしま・しげる)

長野県警の警部。「聖バレンタインの殺人」や「雷祭殺人事件」にも登場。

アニメ情報

放送日
115 12月13日

身代金の中身が消えてしまいます。誰かが持ち去ったとは考えにくいです。
身代金以外には、金田一のボタンも謎めいています。金田一は美雪のウェアを借りており、ボタンを失くしています。ただ、夕食を終えた後、ボタン紛失の問題は解決した様子です。どのようにして解決したのかはわかりません。

手掛かり

金田一一が真相に気付く手掛かりです。

状況

身代金を運んだ時の金田一一の行動をまとめると次のようになります。

  • 身代金が入ったケースを持って、雪道を歩く。目的地は第3ゲレンデ
  • やっとこさ辿り着いた第3ゲレンデで、寒空の中、身代金の入れ替え作業を行う。入れ替え用のケースは予め犯人が用意していた様子
  • 第4ゲレンデへ向かうことになる。犯人に手袋を外せと命令される
  • 第4ゲレンデに到着し、再び、外に予め用意されたケースに身代金を入れ替える
  • 金の入ったケースは外に置いたまま、金田一は小屋の中に入る
  • 金田一がストーブで温まる
  • 小屋の屋根に積もった雪がすべり落ちる
  • スキーヤー登場

証拠

身代金の要求が書かれた脅迫状は切り抜き文字で作られています。漢字にはひらがなのルビがふってあるようです。

真相

犯人は若林夕雨子と黒塚巧で、狂言誘拐です。巧が若林に頼んで、誘拐事件を起こしていました。

動機

巧が狂言誘拐を起こそうと思ったのは、若林の母親の治療費を手に入れるためでした。若林は治療費のことを黒塚議員に相談していましたが、他人に貸す金はないと一刀両断され、断られてしまいます。このやり取りを聞いてしまった巧は、いつもそばにいてくれる若林を助けようとします。巧は世話係の若林が他人だとは思っていませんでした。

トリック

身代金が入ったケースは雪の中に埋まっています。第4ゲレンデの小屋に到着したとき、金田一は小屋の外に置いてあったケースに身代金を入れ替えています。このケースの下は落とし穴になっており、雪が落下すると、ケースが穴の底に落ちる仕組みになっていました。
空のケースは小屋の屋根の上に置いてあったものです。空のケースは積もった雪が滑り落ちたときに一緒に屋根から落下してきます。穴や金が入ったケースと雪で埋まり、その上に空のケースが落ちるという仕掛けです。

金田一に金の入れ替え作業や手袋を外すように指示していたのは、小屋でストーブを使わせるためです。屋根の雪は小屋が温まったために、滑り落ちていました。

ボタン

若林と金田一一は同じウェアの色違いを着ていました。一は夕食の時に、若林が同じウェアを着ていることに気付き、さらに、腰のあたりのボタンが取れかかっていることにも気付きました。そしてこの時、偶然、若林のボタンが取れてしまいます。金田一はこのボタンを回収し、何事もなく美雪に返却できると考えていました。

金田一が指名された理由

ボタンを失くした若林は誘拐の準備をしているときに落としたと勘違いします。ボタンがみつかってしまうと自分が疑われてしまうため、同じウェアを着ていた金田一を受け渡し役に指定し、金田一が落としたことにしようとしました。
なお、ボタンがないことを指摘したのは巧です。フミと同じくらいの身長のため、若林の腰のあたりのボタンに気付きました。

結末

3000万円は若林に渡される。狂言誘拐を起こした巧は、こっぴどく叱られたようだけで済んだようだった。
金田一は美雪のウェアのボタンを失くしただけではなく、脇のあたりをバッサリ破いてしまったらしく、何でもおごることになる。

感想

あの3000万円はたぶん裏金ですね。

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「金田一フミの可憐な活躍!白銀に消えた身代金」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人

  • 黒塚巧(くろづか・たくみ)と若林夕雨子(わかばやし・ゆうこ)
    金を得るために狂言誘拐を起こす。適当な人物に金を回収させたが、運悪く、警察に捕まってしまう。犯人達は、謎のスキーヤーが颯爽とケースを奪っていた→金田一が追いかける→どこからともなく出現した警察も追いかける→なんとか捕まえる→ケースの中身確認→からっぽ→なんだって!という展開を期待していたと思われる。この隙に、雪に埋まった身代金入りのケースを手に入れる算段だったのだろうが、警察の動きが予想外だったのに加え、金田一の名推理であっという間に見抜かれてしまう。
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