まさきとしか著「あの日、君は何をした」のあらすじと感想を紹介します。この作品は二部構成になっています。

©小学館/まさきとしか
あらすじ(ネタバレ注意)
水野大樹は、同級生の野乃子が継父(野乃子の母の再婚相手)に性的な虐待を受けていることを知り、継父を殺害しようとします。大樹は実際に殺人を犯しますが、警察と遭遇し逃走。そして、トラックに轢かれ死亡してしまいます。実は、大樹が殺害したのは野乃子の継父ではなく、別の人物でした。
15年後、野乃子は百井智恵の息子・百井辰彦と結婚し子供を授かっていました。夫である辰彦は不倫をしており、その不倫相手が死体となって発見され、辰彦も死亡が発覚します。辰彦と不倫相手を殺害したのは大樹の母である水野いづみでした。いづみは大樹の愛した女性が野乃子であると早合点し、辰彦らを殺します。大樹と辰彦の事件は、全く関係のない事件にみえますが、物語を読み進めると、その接点が明らかになります。
主な登場人物
主人公は水野いづみと百井智恵です。
水野いづみは水野大樹の母親で、息子の大樹を事故で亡くしています。百井智恵は百井辰彦の母親です。いづみと智恵を間接的につないでいるのが、辰彦の妻である野乃子です。野乃子と大樹は同級生でした。
- 水野いづみ
夫である水野克夫との間に大樹と沙良という子供を授かる - 百井智恵
百井辰彦の母親。辰彦の結婚相手が野乃子で、凛太という子供を授かる。辰彦は小峰朱里と不倫をしている - 三ツ矢秀平
警視庁の刑事。所轄の田所岳斗と共に捜査を進める
感想まとめ
「あの日、君は何をした」の感想としては、悲しい結末、なかなか衝撃、三ツ矢刑事が良い、などがよく書き込まれています。
家族崩壊、母親の狂気を感じとった方もいらっしゃいます。
1部と2部に分かれた構成となっています。どちらも子供を失った親の内面が描かれており、喪失というテーマが主なので、読んでいて哀しくなる部分が多いです。全く関係がないと思えた事件が繋がる瞬間など、ミステリーとしても楽しめます。
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| レビュー数 | 文章数 | 異なり語数 |
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