死して償え~疑惑の殺人?人間国宝の闇・あらすじ・ネタバレ解説【相棒シーズン24第1話】

死して償え~疑惑の殺人?人間国宝の闇』は「相棒 Season24」の第1話です。初回スペシャルは、シリーズの生みの親である輿水泰弘氏が1シーズンぶりに脚本を担当しています。今回の舞台は、日本の伝統芸能「講談」の世界。人間国宝の講談師一家に隠された15年前の殺人事件の謎に、特命係が挑みます。最大の見どころは、杉下右京が講談師に弟子入りするという前代未聞の潜入捜査。普段は見られない右京の七変化と、複雑に絡み合う人間模様、そして警察・検察を巻き込む骨太な社会派ドラマが融合した内容になっています。この記事では、第1話のあらすじ、登場人物とキャスト、ネタバレ、感想と考察、余談などをまとめています。

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あらすじ

特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)のもとに、美和子(鈴木砂羽)の知人であるジャーナリスト・野々宮恵子(細川直美)から、ある依頼が舞い込む。それは、15年前に発生し、既に犯人が逮捕され死刑判決も確定している強盗殺人事件の再捜査だった。事件の舞台は、人間国宝の講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)の屋敷。当時、破門された元弟子・田埜井が屋敷に忍び込み、青竜の息子を殺害したとされる。しかし、田埜井は「盗みはしたが、殺人はしていない」と冤罪を主張。真相を確かめるべく、特命係は秘密裏に潜入捜査を開始。右京は猛アタックの末に青竜の内弟子「京竜」となり屋敷に住み込み、薫は青竜の娘・青蘭(しゅはまはるみ)が主催するカルチャースクールに生徒として潜り込む。しかし、特命係の動きを察知した衣笠副総監(杉本哲太)は、警察の威信を守るため検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子)に接触。事件は警察、そして検察をも巻き込む大きなうねりを見せ始める。

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登場人物とキャスト

  • 瀧澤青竜(片岡鶴太郎)
    人間国宝に認定された講談界の重鎮。穏やかながらも、どこか闇を抱えた人物。
  • 重松美沙子(阿知波悟美)
    青竜の妻。内弟子となった右京を使用人のようにこき使う。
  • 瀧澤青蘭(しゅはまはるみ)
    青竜の娘で、自身も講談師。薫が潜入するカルチャースクールを主催。
  • 瀧澤呉竜(青柳尊哉)
    青竜の古株の弟子。15年前の事件当時も屋敷にいた一人。
  • 瀧澤光竜(中林大樹)
    青竜の弟子。
  • 野々宮恵子(細川直美)
    ジャーナリスト。死刑囚・田埜井の冤罪を信じ、特命係に再捜査を依頼す る。
  • 田埜井肇(菅原卓磨)
    15年前の事件で逮捕された死刑囚。殺人については否認を続けている。
  • 臥龍岡詩子(余貴美子)
    新たに登場した検事総長。特命係に協力的な姿勢を見せるが、その真意は読めない。
  • 杉下右京(水谷豊)
    警視庁特命係。事件の真相を探るため、講談師・瀧澤青竜に弟子入りし「京竜」と名乗る。
  • 亀山薫(寺脇康文)
    右京の相棒。青竜の娘・青蘭に接近するため、講談カルチャースクールに通う。
  • 亀山美和子(鈴木砂羽)
    薫の妻。
  • 小出茉梨(森口瑤子)
    小料理屋「こてまり」女将。
  • 伊丹憲一(川原和久)
    警視庁捜査一課刑事。
  • 芹沢慶二(山中崇史)
    警視庁捜査一課刑事。
  • 出雲麗音(篠原ゆき子)
    警視庁捜査一課刑事。
  • 角田六郎(山西惇)
    警視庁刑事部薬物銃器対策課課長。
  • 益子桑栄(田中隆三)
    警視庁鑑識課員。
  • 土師太(松嶋亮太)
    警視庁鑑識課員。
  • 大河内春樹(神保悟志)
    警視庁警務部首席監察官。
  • 内村完爾(片桐竜次)
    警視庁刑事部長。
  • 中園照生(小野了)
    警視庁刑事部参事官。
  • 衣笠藤治(杉本哲太)
    警視庁副総監。
  • 社美彌子(仲間由紀恵)
    内閣官房内閣情報調査室内閣情報官。
  • 甲斐峯秋(石坂浩二)
    警察庁長官官房付。
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ネタバレ

潜入捜査を進める右京は、瀧澤家の屋敷にある蔵が怪しいと睨む。一家の目を盗んで蔵に忍び込み、床下を調べると、そこにはなんと白骨化した遺体が隠されていました。右京が遺体を発見したその時、青竜が現れ「忘れろ」と迫りますが…、右京は既に関係各所に連絡済みでした。駆け付けた伊丹ら捜査一課の前で、右京と薫は警察手帳を提示し、「警視庁特命係です」と正体を明かし、前編は幕を閉じます。一方、特命係に協力的な姿勢を見せていた検事総長の臥龍岡詩子は、裏で死刑囚・田埜井の死刑執行を早めるよう指示を出していました。まさに二枚舌です。

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感想

「相棒」誕生25周年のメモリアルイヤーを飾る新シーズン『相棒 season24』が遂に始まりました。初回から最高に面白かったです。右京が講談師に弟子入りするという設定が奇抜で、作務衣姿や犬の散歩、料理シーン、ダサい私服姿など、普段のスーツ姿からは想像もつかない右京の姿をみることができました。ゲスト陣も、片岡鶴太郎さんが演じる人間国宝の怪演や、余貴美子さんが演じる検事総長の圧倒的な存在感など、みどころが満載です。「どんな悪党でも、冤罪の可能性が1%でもありゃ放っておけるわけない」という伊丹刑事の名台詞は、本当にたまにみせるかっこよさでした。ミステリーの緊迫感と、随所に散りばめられたユーモアのバランスが絶妙で、後編への期待が最高潮に高まる初回となった。

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考察

  • 蔵の白骨死体は誰か?
    15年前に殺害された乙彦とは別の人物であることは確実。この白骨死体の存在が、15年前の事件の動機に深く関わっている可能性が高い。
  • 真犯人と動機
    瀧澤家の一同全員が怪しく見えるが、息子や兄を殺す動機とは何か。「人間国宝の闇」というサブタイトルが示す通り、青竜が守ろうとしている一門の名誉や秘密が事件の核心にあると推測される。
  • 「死して償え」の意味
    このタイトルは誰から誰に向けられた言葉なのか。殺された乙彦が何かを償うべきだったのか、それとも真犯人が誰かに償えとメッセージを送っているのか。後編でその意味が明らかになるだろう。
  • 検事総長の目的
    特命係を利用して検察内部の何かを炙り出そうとしているのか、それとも単に冤罪の発覚を防ぎたいだけなのか。彼女の動向が、今後の物語の鍵を握ることは間違いない。
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余談

  • 右京のコスプレ七変化
    今回はスーツ姿が非常に少なく、作務衣、袴、パジャマ、ダサい私服など、右京の様々なファッションを楽しめる回になっていました。特にパジャマ姿での絶叫シーンは多くの視聴者に衝撃と笑いを与えました。
  • 捜査一課、こてまりに集う
    伊丹、芹沢、出雲の3人が揃って「こてまり」に来店。亀山のおごりという設定で、ファンにとっては嬉しい貴重なシーンとなった。
  • 角田課長の所属変更
    実際の警察組織の改編に合わせ、角田課長の所属が組織犯罪対策部から刑事部に変更された。これにより、今後は内村刑事部長らとの絡みが増えるかもしれない。
  • 多才な亀山
    薫がカルチャースクールで描いた青蘭の似顔絵が非常に上手く、「子供の頃、漫画家になりたかった」という新事実が明かされた。
  • 霊感は極めて強い体質
    潜入捜査中に青竜を揺さぶるために語った右京さんのセリフ 。真偽は不明ですが、ユーモラスな場面でした。
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