殺意のレストラン・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿37】

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vs.金田一一

金田一少年の事件簿「殺意のレストラン」のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、1999年9月13日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

ある男が厨房でレストランの女店主を殴ってしまう。男は女を隠し、暗くなるのを待とうとするが、そこに、客がやってくる。犯行の発覚を恐れた犯人は、咄嗟に店主のふりをして、現れた客をもてなし始める。さっさと帰って欲しい偽店主だったが、客は長居し、帰る気配をみせなかった…。

登場人物

金田一一、剣持警部以外の登場人物をまとめます。美雪も少しだけ登場します。

本名不明。女店主を殴った男。店主のふりをして金田一と剣持をもてなす。

女店主

本名不明。クッキーを作っている最中に、男に殴られる。男に金を要求していた様子。
使用済みカレンダーの上でクッキーを作ったり、店内にネズミが出たりと、衛生面への認識が最低レベル。

配達員

クリーニング店と宅急便の配達員が、よきタイミングでお店にやってくる。

アニメ情報

放送日
104 9月13日

犯人は既にわかっています。凍った肉が凶器であること、脅迫が犯行の原因であることなど、手口や動機についても概ね明らかになっています。ただ、殴った女性の隠し場所については謎が残っています。
犯人は収納付きベンチの中に何かを隠した様子でしたが、入っていたのは野菜や果物でした。物凄く慌てていた偽店主ですが、中身はごく普通のものです。

手掛かり

金田一はいくつか不審点をみつけ、店主の正体を暴いています。わかりやすい内容を以下にまとめます。
提供される飲み物が不味いというのも不審な点といえるかもしれません。

  • 男性なのにフリフリのエプロン
  • 店主なのに、トイレットペーパーの場所を知らない

真相

女店主が隠されているのは冷蔵庫の中でした。男が慌てていたのは、冷蔵庫の中身をベンチに入れ替えたからです。
なお、男が女店主を殴ったのは間違いないですが、女店主は生きています。

動機

店主になりすましていた男は大学の先生でした。学長の娘との結婚が決まりそうだった男は、元カノである女店主に別れを切り出しましたが、多額の金銭を要求されます。その直後、近くにあった冷凍肉で犯行に及んでいます。

犯人のミス

犯人がやらかしたというよりも、目ざとい客(金田一)が現れたというのが運の尽きでした。そもそも、店主になりすますという方向性が最大のミスだったと考えられます。
金田一が店主が偽物であると推理した根拠は以下の通りです。

  • プロの料理人のはずなのに、ナイフとフォークが逆に配膳されている
  • 踏み台が必要なさそうな身長なのに、レストラン内に踏み台がある
  • ベンチから取り出されたスイカが冷えている
  • 厨房付近の壁にかけられたカレンダーに、余計な祝日マークがある

カレンダーは女店主がクッキーを焼くときに使っていたものです。このカレンダーは男が血飛沫を隠すためにも使われています。
カレンダーにはサクラの形をした祝日マークが増えていました。これは、様々な偶然が重なった結果、被害者の血痕によって作られています。男が女店主を殴ったとき、女店主はクッキーの型抜きをしており、ちょうど9月10日の部分の生地がくりぬかれていました。そこに、血が流れ込み、きれいなサクラのマークがカレンダーに描かれました。
なお、女店主がカレンダーをクッキーづくりに使っていたのは、カレンダーの代わりに絵を飾ろうとしていたからで、その絵を届けたのが宅急便でした。

結末

金田一に告発された偽店主は、宅急便のお兄さんが現れた隙に逃げようとするが、剣持警部に一本背負いらしき技をかけられて気絶する。
事件解決後、金田一と剣持警部は美雪にコーヒーが美味しいお店に誘われるが、お断りするのだった。

感想

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「殺意のレストラン」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人


  • 凶器に冷凍肉を選ぶ。何を気にしていたのか定かではないが、腐敗やらに配慮して業務用の冷蔵庫に隠した様子。仮に、肉だけもってそのまま裏口とかトイレの窓とかから逃げたとすれば、そこそこの犯罪にはなったかもしれない。ただ、元カノという切っても切れない縁があったので、真っ先に疑われてしまう。嫌疑をそらすために、冷蔵庫に入れて犯行時刻を誤魔化し、その上でアリバイ工作を仕込んだとしても、冷蔵庫に入った状態で女がみつかってしまったらバレバレである。時間が経ったら、死体を取り出してどこかに遺棄するのが順当であるけれども、もう一度犯行現場を訪れなければならず、さらに死体を運び出すという厄介な作業も待っているわけで…。やっぱりもう捕まるしかなかった。最後にフリフリのエプロンを着て、記念受験的な記念完全犯罪ということで、いい思い出になったことであろう。
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